胃が重く消化が進まない|副交感神経の働き不足です

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「最近、食後に胃が重くてスッキリしない」「なんだか食べた後に眠気がくるけど、消化している感じがしない」──そんな声を秋から冬にかけてよく伺います。
実はそれ、「副交感神経の働き不足」が原因かもしれません。

自律神経は、体を活動モードにする「交感神経」と、休息モードにする「副交感神経」のバランスで成り立っています。食後は本来、副交感神経が優位になり、胃腸が動いて消化を進める時間。しかし、ストレス・冷え・姿勢の乱れ・スマホの使いすぎなどが続くと、副交感神経がうまく働かず、胃の動きが鈍くなります。

今回は、「胃が重い」「消化が進まない」そんな方に向けて、自律神経と東洋医学の両面から原因を分かりやすく解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行う施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)の具体的な効果まで丁寧にお伝えします。


胃が重く感じるのは副交感神経が働けていないサイン

◆ 自律神経のバランスが崩れると胃は止まる

食事をすると、胃は消化液を分泌し、ぜん動運動で食べ物を小腸へ送り出します。この動きをコントロールしているのが副交感神経です。
ところが、仕事やストレス、長時間の緊張状態で交感神経が優位なままだと、胃は「今は戦う時間だ」と判断して活動を止めてしまいます。

その結果──

  • 食後に胃が張る
  • 胃がムカムカする
  • ゲップが出る
  • 消化が遅く、翌朝まで重い

といった状態が起きやすくなります。

◆ スマホと冷えが自律神経を乱す

スマホやパソコンの長時間使用で猫背になると、みぞおち周辺が圧迫されて横隔膜の動きが悪くなります。横隔膜の動きは自律神経と密接に関わっており、浅い呼吸が続くと副交感神経の働きが鈍ります。
また、下腹部や足元の冷えも内臓の血流を減らし、胃の動きを弱める原因です。特に冬場は、身体の中心が冷えると副交感神経が働きにくくなり、食後の不調が続きやすくなります。


東洋医学でみる「胃の重さ」と気血の流れ

東洋医学では、「胃の重さ」は単なる食べすぎではなく、「気の滞り(気滞)」や「脾胃の虚(脾虚)」として考えます。

◆ 「気滞(きたい)」タイプ

ストレスでイライラしやすい人や、仕事中に考えごとが多い人に多いタイプ。
気の流れが上腹部で詰まり、「胃のつかえ感」「ゲップ」「胸焼け」を感じやすくなります。

◆ 「脾虚(ひきょ)」タイプ

食が細く、冷たいものや甘いものを好む人に多いタイプ。
消化する力が弱く、「食べるとすぐに満腹」「下痢しやすい」「顔色が悪い」などの症状を伴います。

東洋医学では、胃腸は「脾胃」としてペアで働く臓腑とされ、脾は「運化(うんか)」=食べ物をエネルギーに変える働きを担います。脾胃が弱ると体の中心に「湿(しつ)」が溜まり、重だるさや浮腫みも出やすくなります。

くろちゃん鍼灸整体院では、この「気血水(きけつすい)」のバランスを整え、胃腸の動きを内側から回復させる施術を行っています。


骨盤矯正:内臓を支える土台を整える

骨盤は「内臓のハンモック」とも呼ばれるほど、胃腸の位置や働きに関係しています。
骨盤が後傾すると、内臓が下垂して胃が圧迫され、食後に膨満感を感じやすくなります。逆に前傾しすぎると、みぞおちが突っ張り、呼吸が浅くなります。

骨盤矯正では、歪んだ骨盤のバランスを整え、腹部の圧迫を取り除くことで、胃腸の血流と神経伝達をスムーズにします。これにより、副交感神経の働きが高まり、食後の消化が自然に進む体に変わっていきます。


猫背矯正:みぞおちの圧迫を解放して呼吸を深く

猫背は胃にとって大敵です。
姿勢が前かがみになると、横隔膜が下がらず、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと自律神経の中枢である延髄への刺激が減り、副交感神経の働きが鈍ってしまいます。

猫背矯正では、胸郭と背骨の歪みを整え、自然に胸を開く姿勢を作ります。これにより横隔膜の可動域が広がり、深い呼吸ができるようになります。深呼吸がしやすくなることで、胃腸への血流が改善され、消化機能も向上します。


鍼灸施術:自律神経と胃の働きをツボで調整

東洋医学では、「胃の不調=気の流れの乱れ」として、特定のツボを用いて整えます。

  • 中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへその中間にあるツボで、胃の働きを整える基本穴。
  • 足三里(あしさんり):胃経の代表的なツボ。免疫力と消化力を高め、疲れにくい体を作ります。
  • 天枢(てんすう):おへその横にあるツボで、腸の動きを助ける作用。

これらのツボに鍼やお灸を行うことで、副交感神経の活動が高まり、胃の蠕動が促進されます。
くろちゃん鍼灸整体院では、刺激を最小限に抑えた優しい施術を行い、リラックスしながら自律神経を整えることを重視しています。


頭部施術:脳の自律神経中枢をやさしくリセット

自律神経の司令塔は「脳幹(のうかん)」にあります。
ストレスや不眠で脳が緊張すると、交感神経が過剰に働き、副交感神経がブレーキをかけられなくなります。

頭部施術では、後頭部〜側頭部にかけてやさしいタッチで刺激を与え、脳の興奮を鎮めていきます。施術中は多くの方が自然に深呼吸を始め、体が温かくなっていきます。
これは副交感神経が優位になり、体が「休息モード」に入った証拠です。

胃腸の働きが改善するだけでなく、頭痛・不眠・眼精疲労・肩こりの軽減にもつながります。


生活の中でできる副交感神経サポート習慣

  1. 食事は「ながら食べ」しない
    テレビやスマホを見ながらの食事は交感神経を刺激します。食事に集中することで、胃の動きが自然に活性化します。
  2. 食後は少し背筋を伸ばして呼吸を整える
    猫背姿勢は胃の圧迫につながるため、食後こそ軽く胸を開いて深呼吸を。
  3. 寝る前のスマホを控える
    ブルーライトは交感神経を興奮させ、胃腸の働きを妨げます。寝る1時間前は照明を落とし、副交感神経を優位に。
  4. 冷えを防ぐ服装を意識
    特に下腹部・足首の冷えは胃腸の働きを落とします。靴下や腹巻きで冷えを防ぎましょう。

通院の目安と施術プラン

  • 急性期(胃の不快感が強い時):週2回
  • リハビリ期(回復してきた段階):週1回
  • メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2〜3回

症状の強さや生活習慣に合わせて、体のバランスを整えるプランをご提案します。

予約は LINE・ホームページから24時間受付中
施術者は1名のため、予約が取りづらくなることがあります。お早めにご連絡ください。


まとめ

胃の不調は「食べすぎ」だけが原因ではありません。
ストレスや姿勢の乱れ、自律神経のアンバランスが根本にあることが多いです。

副交感神経の働きを取り戻すことで、胃腸が本来のリズムを取り戻し、食後の重さがスッと軽くなります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせて、体の内と外の両面から整えていきましょう。


【*効果には個人差があります】

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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