はじめに
冬になると「肌がカサカサ」「粉をふく」「頬が赤くなる」「化粧ノリが悪い」など、肌荒れの悩みを訴える方が急増します。
特に毎年この時期になると、同じようなトラブルを繰り返してしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、この季節特有の乾燥や寒さによる血流低下だけでなく、自律神経の乱れが皮脂分泌をコントロールできなくなっていることが大きく関係しています。
本記事では、冬の肌荒れと自律神経の関係を分かりやすくお伝えしながら、東洋医学的な視点や、くろちゃん鍼灸整体院で行っている「骨盤矯正」「猫背矯正」「鍼灸施術」「頭部施術」がどのように肌の改善に役立つのかを詳しくご紹介します。
冬になると肌荒れが悪化する理由
冬は湿度が大きく低下し、皮膚の表面から水分がどんどん奪われます。加えて、寒さで血管が収縮し、肌に十分な血流が届かなくなることで、細胞への酸素・栄養供給が滞ります。
さらに、身体が冷えると交感神経が優位になり、皮脂腺や汗腺の働きが鈍くなるため、皮膚のバリア機能を維持する皮脂の分泌量が減少します。これにより外部刺激に弱くなり、赤み・かゆみ・粉ふき・ニキビなどが起こりやすくなります。
自律神経が肌を守っている
私たちの肌は、自律神経の働きによって「皮脂」「汗」「血流」などが絶妙なバランスで調整されています。
- 交感神経:血管を収縮させ、皮脂や汗の分泌を抑える
- 副交感神経:血流を促進し、皮脂分泌や新陳代謝を高める
寒さやストレス、睡眠不足などで交感神経が過剰に働くと、皮脂の分泌量が極端に減り、乾燥性の肌荒れが悪化します。反対に、副交感神経が弱っていると肌の修復力が低下し、炎症が長引くこともあります。
つまり、肌のトラブルは自律神経の乱れのサインでもあるのです。
東洋医学でみる冬の肌荒れ
東洋医学では、肌荒れは「肺」と「腎」の働きの低下と深く関係しています。
● 肺の役割と肌の関係
肺は「皮毛をつかさどる」と言われ、皮膚の潤いを保つ働きがあります。乾燥によって肺の気が弱まると、皮膚の防御力が落ちて外からの刺激に敏感になります。
特に冬は空気が乾き、冷たい風が肌を直に刺激するため、肺の気を守ることが大切です。
● 腎の役割と肌の関係
腎は「生命エネルギーの源」であり、水分代謝を司ります。冬は腎の季節とされ、冷えによって腎の働きが弱まると、全身の血流・ホルモンバランス・代謝が低下し、肌のターンオーバーも遅くなります。
腎が弱ると、肌が乾燥するだけでなく、くすみ・しみ・たるみなどのエイジングサインも出やすくなります。
● 気・血・津液の滞り
東洋医学では「気(エネルギー)」「血(栄養)」「津液(水分)」の流れが滞ると肌は荒れると考えます。
冷えやストレスで気血の巡りが悪くなると、肌細胞が再生できず、炎症や吹き出物、くすみを招きます。
くろちゃん鍼灸整体院の施術で整える「肌と自律神経」
◆ 骨盤矯正:血流とホルモンの巡りを改善
骨盤が歪むと、自律神経が集まる仙骨周囲の働きに影響し、全身の血流やホルモンバランスが乱れます。
当院の骨盤矯正では、身体の土台を正し、腎の働きを助けることで血液循環と水分代謝を正常化。結果として、肌の潤いを支える内側の環境が整っていきます。
冷え性やむくみ、生理不順なども同時に改善するケースが多く、女性の肌トラブルには特に効果的です。
◆ 猫背矯正:呼吸と「肺の気」を整える
猫背姿勢になると胸郭が圧迫され、浅い呼吸が続きます。これは「肺の気」の循環を妨げ、皮膚への栄養供給を阻害します。
猫背矯正によって姿勢を整え、胸が開くことで呼吸が深くなり、自律神経のバランスが安定。結果として肌の防御力と保湿力が回復していきます。
仕事やスマホ時間が長い方、肩こり・首こりがある方は、この施術が特におすすめです。
◆ 鍼灸施術:ツボ刺激で自律神経と血流をリセット
鍼灸は、自律神経の興奮を鎮め、末梢血流を改善する代表的な方法です。
冬の肌荒れには、以下のようなツボが効果的です。
- 合谷(ごうこく):皮膚トラブル全般に効果
- 太谿(たいけい):腎を補い、乾燥を防ぐ
- 曲池(きょくち):炎症や吹き出物に
- 足三里(あしさんり):代謝と免疫を整える
鍼で刺激することで、体の内側から血流・ホルモン・自律神経を同時に整え、自然な皮脂分泌と肌の再生力を取り戻します。
◆ 頭部施術:ストレス緊張を緩め、自律神経の中枢を安定
頭皮の筋緊張は、自律神経の司令塔である脳への血流を妨げます。
頭部施術では、頭皮・後頭部・側頭部をやさしくほぐすことで、脳血流を回復し、交感神経の興奮を沈めます。
「眠りが浅い」「イライラしやすい」「肌の回復が遅い」といった方には特に有効で、リラックスと美容の両立が期待できます。
自宅でできる肌荒れ予防セルフケア
● 深呼吸とお風呂習慣
寒い季節は浅い呼吸になりがちです。1日に数回、ゆっくりと腹式呼吸を行うことで副交感神経が働き、肌の修復が進みます。
また、ぬるめ(38〜40℃)のお湯に10〜15分浸かることで体の芯から温まり、血流と自律神経の切り替えがスムーズになります。
● 睡眠と食事のバランス
夜更かしや寝不足は肌荒れの最大の敵。成長ホルモンが分泌される23時〜2時の時間帯はできるだけ眠っていることが理想です。
また、黒ごま・黒豆・山芋・れんこんなど、腎を補う食材を意識して摂ると冬の乾燥対策になります。
● 保湿と外的刺激の防御
化粧水だけでなく、油分を含むクリームでフタをして水分を逃がさないようにしましょう。
マフラーやマスクで冷気を直接当てないことも肌のバリアを守るポイントです。
通院の目安
- 急性期(乾燥や炎症が強い時期):週2回
- リハビリ期(肌の回復が進み始めたら):週1回
- メンテナンス期(再発予防と体調維持):月2〜3回
身体の内側から自律神経を整え、肌質そのものを改善していくためには、継続的なケアが理想的です。
予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページより24時間予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
冬の肌荒れは「乾燥」だけではなく、「自律神経の乱れ」や「冷えによる血流低下」も大きな要因です。
当院の施術では、**身体の土台(骨盤)・姿勢(猫背)・循環(鍼灸)・神経中枢(頭部)**を総合的に整えることで、肌のバリア機能を内側から回復させていきます。
外からのスキンケアに加え、内側からのバランス調整を行うことで、冬でも潤いとツヤを保った健やかな肌へと導きます。
【*効果には個人差があります】
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