冷えると鼻づまりが悪化する|自律神経の鼻粘膜反応

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

冬の冷たい空気に触れると、鼻が詰まりやすくなったり、息苦しく感じることはありませんか?「風邪でもないのに鼻が詰まる」「暖かい部屋に入ると少し楽になる」――そんな経験をしたことがある方も多いでしょう。実はこの鼻づまり、単なる気温のせいだけではなく、自律神経の働きと深く関係しています。寒さによる体の防御反応が、鼻の粘膜にも影響を与えているのです。

くろちゃん鍼灸整体院では、こうした“冷えによる鼻づまり”を、自律神経のバランスと東洋医学の両面から整えていくアプローチを行っています。本記事では、そのメカニズムと施術効果について詳しく解説していきます。


冷えと鼻づまりの関係

寒い場所に行くと鼻がつまるのは、体が“外気から身を守るため”に働く自然な反応です。鼻の内部は、外気を吸い込む際に温度と湿度を調整するフィルターのような役割を果たしています。そのため、急に冷たい空気を吸うと、鼻粘膜の血管が急速に収縮します。これをコントロールしているのが自律神経のうち「交感神経」です。

冷えると交感神経が優位になり、血管が縮まり、血流が悪くなります。その結果、鼻の粘膜が腫れ、空気の通り道が狭くなって“鼻づまり”を感じるようになります。つまり、寒さが直接の原因というよりも、「自律神経の緊張反応」が鼻づまりを引き起こしているのです。


自律神経のメカニズムと鼻粘膜の反応

自律神経には交感神経と副交感神経があります。寒いときは交感神経が優位になり、体温を逃さないように血管を収縮させます。一方で、副交感神経が働くと血管が拡張し、リラックスモードに切り替わります。

鼻づまりが起きているとき、多くの方は交感神経が過剰に緊張しています。特に、冷え体質の方やストレスが多い方は、自律神経の切り替えがうまくできず、血流が滞りやすくなっています。その結果、鼻の中の粘膜が慢性的にむくみ、温度変化に敏感に反応してしまうのです。


東洋医学でみる「鼻づまり」と「冷え」

東洋医学では、鼻づまりは「肺」と「腎」の働きと深く関係していると考えます。肺は“気”を巡らせる臓であり、呼吸と皮膚のバリア機能を司ります。腎は“体の根”とされ、冷えへの抵抗力や水分代謝をコントロールします。

冷えによって腎のエネルギー(腎陽)が低下すると、全身の気の巡りが悪くなり、肺の機能にも影響が及びます。結果として鼻の通りが悪くなり、鼻水や鼻づまりといった症状が現れます。東洋医学ではこれを「腎陽虚」「肺気虚」「寒湿の滞り」などと捉え、体の内側から温めていく治療を行います。


くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ

鼻づまりが悪化する背景には、自律神経の乱れ、冷え、姿勢の歪み、首肩の筋緊張などが複雑に絡み合っています。当院では、以下の4つの施術を組み合わせ、鼻づまりの根本改善を目指します。

① 骨盤矯正:自律神経の基盤を整える

骨盤は自律神経の通り道である背骨の土台です。冷えや姿勢不良によって骨盤が歪むと、背骨に負担がかかり、自律神経の働きにも影響が出ます。骨盤矯正で軸を整えることで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、全身の血流改善につながります。結果的に、鼻粘膜の血流も改善し、鼻づまりの軽減が期待できます。

② 猫背矯正:胸郭の開きを改善し、呼吸を深くする

猫背姿勢は、胸の筋肉を縮めて肺の動きを制限します。浅い呼吸は自律神経のバランスを崩す原因となり、鼻の通りにも影響します。猫背矯正で胸郭の開きを取り戻すことで、呼吸が深まり、鼻からの空気の流れがスムーズになります。

③ 鍼灸施術:冷えと血流を根本から改善

鍼灸では「迎香(げいこう)」「印堂(いんどう)」「風池(ふうち)」など鼻や自律神経に関係するツボを使用し、血流と神経のバランスを整えます。さらに、「腎兪」「気海」「三陰交」など体を温める経穴を組み合わせることで、冷え体質を改善し、鼻粘膜の過敏反応を和らげます。

④ 頭部施術:副交感神経を高めリラックス状態へ

頭部には自律神経の調整に関わる神経が集中しています。頭皮をやさしく緩める施術により、副交感神経が優位になり、全身がリラックス。鼻づまりのような交感神経過剰による症状の緩和が期待できます。


施術の通院目安

  • 急性期:週2回の施術で神経と血流の流れを整える
  • リハビリ期:週1回で安定した状態を維持
  • メンテナンス期:月2〜3回で季節や気圧の変化に対応できる体づくり

当院では、状態に合わせたペースで無理なく続けていただけるようご提案しています。


日常生活でのセルフケアポイント

  1. 冷たい空気を吸うときはマスクをして鼻を保護する。
  2. 鼻周りや首の後ろを温めることで、血流を促す。
  3. 入浴時は首までしっかり浸かり、副交感神経を高める。
  4. 寝る前の深呼吸でリラックスを促す。
  5. カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激するため控えめに。

まとめ

冷えると鼻づまりが悪化するのは、体が寒さから身を守ろうとする自律神経の反応によるものです。しかし、交感神経が働きすぎると血管が収縮しすぎて、かえって息苦しさや不快感を感じるようになります。東洋医学的には「冷え」と「気の滞り」が原因とされ、体を温めることで鼻の通りが改善していきます。

くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、鼻づまりを根本から整えるお手伝いをしています。寒い季節に鼻づまりがつらい方は、ぜひ一度ご相談ください。


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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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