はじめに
「朝起きた瞬間、肩が全然上がらない…」「寝ている間に何をしたの!? ってくらい固まっている」
こんな経験、ありませんか?
くろちゃん鍼灸整体院でも、この季節になると
「朝だけ肩が上がらない」「目覚めの痛みがつらい」という相談が急増します。
実はこれ、
寝ている間に交感神経が休めず、肩周りの血流がガチッと止まり気味になってしまう
――そんな自律神経タイプの肩の不調なんです。
しかも気温差、寝具の硬さや高さ、疲労の蓄積、寝姿勢、ストレスなどが重なると
“朝だけ最悪” という状態が作られやすくなります。
この記事では、
- 朝に肩が上がらなくなる理由
- 自律神経のしくみ
- 東洋医学から見る肩の可動域低下の背景
- 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜ効くのか
- 通院の目安
- 予約方法
を、共感しやすい話し言葉で分かりやすく解説していきます。
朝起きると肩が上がらない理由|交感神経の張りつめたまま眠っているから
「寝ていたのに疲れが取れない」「朝が一番しんどい」
そんなとき、ほとんどの方に共通しているのが
寝ている間に副交感神経が働いていない状態です。
本来、睡眠中は副交感神経=リラックス側が優位になります。
それによって筋肉がゆるみ、血流が整い、回復していきます。
しかしストレス・寒暖差・姿勢の崩れ・慢性疲労があると、
■ 眠っていても交感神経がONのまま
↓
肩周りの筋肉がガチガチ
↓
血管が収縮して血流低下
↓
寝起きの瞬間に「肩が上がらない」
という流れになります。
朝起きたとき固まるのは、
“寝ている時間ずっと肩が冷え・緊張し続けていた” からなんです。
自律神経の仕組みと肩が上がらない関係
■ 交感神経が優位になると?
- 筋肉が硬くなる
- 血管が細くなる
- 炎症が残りやすくなる
- 痛みに敏感になる
肩は首・肩甲骨・胸郭など広い範囲の筋肉で支えられているため、
ひとつでも緊張が強い部分があると、すぐに可動域が低下します。
特に「朝だけ痛い」というのは典型的で、
夜の間ずっと血流が悪かった結果、朝に動かす瞬間だけ強く痛むのです。
■ 副交感神経が働かない理由
- 寒さによる筋肉のこわばり
- 呼吸の浅さ
- 寝具の高さが合わない
- 猫背や巻き肩で肩が前にねじれている
- 仕事・育児・ストレスで常に体が緊張モード
特に猫背や肩の位置のズレは、寝ている間に肩の筋肉が休まない最大の原因です。
東洋医学から見る「朝の肩が上がらない」原因
東洋医学では、寝起きの肩の痛みは主に以下に分類されます。
■ ①「気血の巡りの停滞(気滞・血瘀)」
ストレスや緊張によって、肩周りの流れが悪くなる状態。
気が巡らない → 血も巡らない → 動かした瞬間に痛みが出る。
■ ②「寒邪(冷え)の侵入」
冷えが体表に入り、関節の可動を妨げる状態。
冬・寒暖差・冷え性の人ほど朝の痛みが強くなる傾向があります。
■ ③「肝の気の滞り」
東洋医学で“肝”は筋肉のしなやかさを司ります。
ストレスが多いと肝の働きが低下し、肩こりや可動域の低下につながります。
■ ④「腎の弱り」
リカバリー力の低下を意味し、寝ても疲れが取れない・朝がつらいサイン。
つまり東洋医学でも
朝の肩の痛み=気血が巡らない・冷え・ストレス・回復力低下の複合症状
と考えます。
くろちゃん鍼灸整体院の施術がなぜ効くのか
ここからは、
タイトルテーマ「交感神経緊張で血流不良」を改善するために
当院で行う4つの施術について“かなり詳しく”説明します。
■ ① 骨盤矯正
肩が朝に上がらない方の多くは、骨盤が後ろに倒れて背中が丸くなる“後傾姿勢”。
骨盤が後ろに倒れる
↓
背中が丸くなる
↓
肩甲骨が外側へ広がる(外転)
↓
肩の関節が前にねじれる
↓
寝ている間ずっと肩の血流が悪化
このため、
【骨盤矯正で期待できる効果】
- 肩の付け根(肩関節)の負担を軽減
- 寝ている間の肩の圧迫を減らす
- 起きた瞬間の痛み・固まりを軽くする
- 自律神経が整いやすくなる姿勢になる
骨盤が整うと肩が勝手に軽くなる方が多いのはこのためです。
■ ② 猫背矯正
朝に肩が上がらない人のほぼ100%が「寝る姿勢で肩が前にねじれている」状態です。
猫背矯正では、
胸郭・肩甲骨・首のカーブを整えることで
眠っている間の血流障害を根本から改善できます。
【猫背矯正のポイント】
- 肩甲骨の内側のコリをしっかりリリース
- 肋骨の硬さをとり呼吸を深く
- 寝ている間の肩の詰まりを防ぐ“正しい肩の位置”を作る
朝の痛みが軽くなる人の多くが、この矯正で変化を感じます。
■ ③ 鍼灸施術
交感神経緊張&血流不良には、鍼灸が最も直接的にアプローチできます。
【鍼灸での改善ポイント】
- 深い筋層にある固まったコリをゆるめる
- 血流を強制的に増やす
- 自律神経のスイッチをリラックス側へ切り替える
- 冷えの解消
- 筋肉と関節の可動域アップ
朝だけ痛い場合、夜の間ずっと血流が悪かったサインなので、
鍼の血流改善効果が非常に相性が良いです。
■ ④ 頭部施術(自律神経調整)
「肩なのに頭部施術?」と思うかもしれませんが、
自律神経を整えるには頭部アプローチが欠かせません。
【頭部施術の効果】
- 脳の緊張を取る → 交感神経が鎮まりやすい
- 睡眠の質が上がる → 朝の筋肉がゆるみやすくなる
- 首〜肩の筋肉の過緊張が軽くなる
- めまい・息苦しさ・イライラなども改善しやすい
頭が軽くなると、「肩の痛みが半分以下になった」という方も珍しくありません。
施術効果のまとめ
4つの施術が組み合わさることで、
- 寝ている間の肩の血流改善
- 筋肉の過緊張解除
- 冷えの改善
- 自律神経リズムの回復
- 朝の肩の可動域アップ
が実現します。
特に
“朝だけ最悪” という肩の痛みは、自律神経+姿勢+冷えの複合タイプなので
複数の施術を同時に行うことで、回復スピードが確実に上がります。
通院の目安
- 急性期(痛みが強い時期):週2回
- リハビリ期(動きは出てきたが不安定):週1回
- メンテナンス(再発予防):月2〜3回
朝の肩の痛みは「改善するまでが早く、再発しやすい」タイプなので、
早めの施術と継続的なケアが大切です。
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