くろちゃん鍼灸整体院(小田原市)
はじめに
「最近、涙もろくなった気がする…」「ちょっとした言葉や映像で涙が出てしまう」「普段なら気にしないことでも心が揺さぶられる」
そんなご相談が、秋から冬にかけて特に増えてきます。
感情が動くのは決して悪いことではありません。むしろ人として自然で大切な反応です。でも、ちょっとした刺激で涙が止まらなくなったり、いつもなら流さない場面で涙が出てしまう場合、情緒を支える自律神経の抑制力が弱まっているサインでもあります。
小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市などからご来院いただく患者さんでも、季節の変化やストレス、体の冷え、睡眠の質が落ちている時期にこうした症状が現れることが多く、「気持ちが弱くなったのかな…」と不安を抱えてしまう方もいらっしゃいます。
ですが心配しすぎる必要はありません。
涙のコントロールは “メンタルだけの問題” ではなく、自律神経・ホルモン・東洋医学でいう気血の巡りのバランスが深く関係しています。
この記事では、涙が出やすくなる理由を
● 自律神経の観点
● 東洋医学の観点
それぞれから分かりやすく説明し、さらに
● 骨盤矯正
● 猫背矯正
● 鍼灸施術
● 頭部施術
これらがどのように涙もろさの改善につながるのかを詳しくご紹介します。
「このまま気持ちが不安定な状態が続くのかな…」
そんな不安が少しでも軽くなるよう、やさしい言葉でまとめていますので、どうぞ最後まで読んでみてください。
1.涙が出る仕組みと自律神経の関係
涙にもいくつか種類があります。
● ① 基本の涙(基礎分泌)
目を乾燥から守るための涙。これは主に 副交感神経 の働きで調整されています。
● ② 感情の涙
映画を見て泣いたり、嬉しくて泣くときの涙。情動に深く関係する脳の「扁桃体」と、自律神経のバランスが関わっています。
● ③ ストレスの涙
イライラ・疲れ・不安が溜まった時に出る涙。副交感神経のブレーキが弱まり、情緒神経が暴走気味になった時に出やすくなります。
■ 涙もろさが強くなる時は…
自律神経の中でも
- 交感神経(興奮・緊張)
- 副交感神経(落ち着き・リラックス)
この切り替えがうまくいかず、情緒を担当する神経が疲れ切った状態になっています。
特に涙が出やすい人は、
「交感神経が疲れた結果、副交感神経が急に働きすぎてしまう」
このアンバランスが起きています。
ブレーキとアクセルが一緒に踏まれているような状態です。
◆会社のストレス
◆家事や育児の負担
◆職場の人間関係
◆季節のストレス(寒暖差・乾燥・気圧変動)
◆ホルモンバランスの揺らぎ
◆睡眠の質の低下
これらが積み重なると、自律神経が限界を迎え、涙として溢れやすくなるのです。
2.東洋医学からみた「涙もろさ」
東洋医学では「涙」は 五臓の“肝”と“心” と深く関係しています。
● 肝(かん)=情緒・怒り・気の巡り
ストレスで肝の働きが滞ると、
- ため息が増える
- イライラしやすい
- 気が張り詰める
- 涙が急に出る
という症状が出ます。
● 心(しん)=精神・喜び・血の巡り
心が弱ると、
- 感情の抑制が効かない
- 夜に涙が出る
- 寝る前に気持ちが不安定
- 涙腺がゆるくなる
という状態に。
特に冬は「腎」が弱りやすく、身体全体のエネルギーが低下するため 心と肝への負担が増えて涙もろさが悪化しやすい季節 です。
3.涙もろさが起こる具体的な身体の変化
あなたが「涙もろい」と感じる時、身体の中では以下のような変化が起きています。
● ① 呼吸が浅い
胸や背中の筋肉が緊張 → 自律神経がうまく切り替わらない → 感情の暴走へ。
● ② 息を吸う量が多く、吐く量が少ない
副交感神経が働きにくく、涙腺が刺激されやすくなる。
● ③ 首肩の筋肉の過緊張
脳への血流が乱れ、感情のコントロールが難しくなる。
● ④ 骨盤が固まり、下半身の冷えが強い
泣きやすい人の多くに「お腹・下半身の冷え」があります。
冷え → 自律神経疲労 → 感情神経の暴走へ。
● ⑤ 胃腸が弱っている
ストレスによる「気の停滞」が起こり、涙が出やすくなる。
4.くろちゃん鍼灸整体院での施術効果
涙もろさは“気持ちの問題”ではありません。
身体を整えていくことで、驚くほど安定してきます。
ここでは当院の4つの柱
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
がどのように涙もろさに作用するかを丁寧に解説します。
■ 骨盤矯正:感情の土台である「下半身」を温める
涙が出やすい人の共通点に「腹部の冷え」があります。
骨盤が傾くと内臓の動きが落ち、下半身の循環が悪化します。
骨盤矯正によって
● 温かさが戻る
● 体幹が安定する
● 内臓が正しい位置で働く
● 呼吸が深くなる
これらが整うことで、情緒のブレを支える“土台”がしっかりします。
結果として
涙の過剰反応が減り、気持ちが落ち着きやすくなります。
■ 猫背矯正:胸郭が広がると涙の暴走が止まりやすい
猫背の方は胸が潰れ、横隔膜が硬くなり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅い → 脳が「緊張モード」に固定 → 涙のコントロールが難しい
猫背矯正で胸の前が開くと
● 自然に深呼吸ができる
● 副交感神経が働きやすくなる
● 心の余裕が生まれる
● 急に涙が出る頻度が減る
「泣きそうな自分を止められない…」という状態が落ち着き、心の余白ができてきます。
■ 鍼灸施術:自律神経の“直接調整”
鍼灸は自律神経へのアプローチに非常に優れています。
特に
● 肝の気の停滞
● 心の疲れ
● 胃腸のストレス
● 下半身の冷え
これらを整えることで、涙腺の過敏さを落ち着かせます。
鍼灸の効果
- 背中の緊張が取れる
- 首肩のこわばりが軽くなる
- 胸の圧迫が減る
- 呼吸が深まる
- 脳の興奮が落ち着く
結果として
感情の波が穏やかになり、“涙のスイッチ”が入りにくくなります。
■ 頭部施術:脳疲労を直接ケア
涙もろさの根本には、脳の疲労(脳過敏)が大きく関係しています。
頭の筋膜が固まると
- 思考のコントロールができない
- 不安が急に込み上げる
- 涙が出る
- 夜中に感情が揺れる
こういった症状が出ます。
頭部施術では
● 頭皮の緊張
● 側頭部の硬さ
● 後頭部のストレス
を和らげ、脳にやさしい血流を戻します。
施術後は
「涙のスイッチが入りにくくなった」
「自然に落ち着ける」
「気持ちがふわっと軽い」
と感じられる方も多いです。
5.通院ペース
● 急性期:週2回
情緒が乱れやすく涙が頻発する時期。
● リハビリ期:週1回
気持ちが安定しつつあるが、まだ波がある時期。
● メンテナンス期:月2〜3回
再発しないための体質改善・自律神経調整。
6.ご予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では
LINE・ホームページから24時間予約受付中
施術者が1人のため予約が取りづらくなっております。
ご希望の方は早めにご連絡ください。
まとめ
涙が出やすいのは「心が弱いから」ではありません。
身体の緊張、季節ストレス、冷え、自律神経の疲れが積み重なって起こる自然な反応です。
身体を整えれば、気持ちも自然と整っていきます。
【*効果には個人差があります】
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