はじめに
「昨日の忘年会、楽しかったけれど今日まったく動けない…」
「だるい、重たい、しんどい。何もできず1日中ぐったりしている…」
そんな状態になってしまうと、単純な“二日酔い”だと思いがちですが、実は 肝臓の疲れと自律神経の乱れ が重なって、体が緊急停止しているような状況になっている方が本当に多いです。
12月は仕事の締め、年末の行事、忘年会の連続…。
身体は休む時間を失い、自律神経は常に緊張しっぱなし。そこにアルコールが入ることで、肝が処理しきれず、全身のだるさや動けないほどの倦怠感が強く出てしまいます。
「なんで忘年会の翌日になるとここまでしんどいの?」
「体質の問題?気合が足りない?」
そう感じるかもしれませんが、これは 気合ではどうにもならない身体の反応 です。
この記事では、
● 忘年会後に動けなくなる本当の理由
● 肝臓と自律神経の深い関係
● 東洋医学でみた“だるさ”の正体
● 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜ有効なのか
● 忘年会シーズンを楽しく乗り切るためのケア方法
これらを、普段来院される患者さんが思い当たるような、話し言葉で丁寧に解説していきます。
■ 忘年会後の「動けない倦怠感」の正体
忘年会後はただの二日酔いと片付けられることが多いですが、実際は 体がSOSを出している状態 です。
●① 肝臓がアルコール処理でフル稼働し疲弊
忘年会で飲んだアルコールは、肝臓で分解されます。
しかし大量に飲んだり、短時間で飲んだり、翌日が仕事で睡眠不足になったりすると、
→ 肝臓がオーバーワークになり、解毒・代謝が追いつかない
→ 全身の倦怠感・筋肉疲労・頭痛が増加
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、悲鳴をあげていても気付きにくい。
その結果、翌日は動けないほどの重だるさに襲われます。
●② 自律神経が興奮しっぱなしで休めていない
忘年会のテンション、仕事の疲れ、帰宅の遅さ…。
そのすべてが 交感神経(興奮・活動) を刺激します。
夜遅くまで賑やかな場所にいたり、アルコールで脳が覚醒した状態だと、
→ 眠っているようで実は深い休息がとれていない
→ 睡眠の質がガタ落ち
→ 翌日まったく動けない
自律神経の切り替えがうまくいかないため、体が「止まったまま動き出せない」状態になります。
●③ 胃腸も疲れ、エネルギーが作れない
自律神経が乱れると、胃腸の働きも低下します。
忘年会のご馳走で負担がかかり、
● ぜん動運動の低下
● 消化不良
● 栄養吸収の低下
により、体はエネルギー不足に。
→ 立ち上がる気力すら出ない
→ 何もしていないのに疲れる
→ とにかく横になりたい
こんな状態に陥ります。
■ 東洋医学でみる「忘年会後の倦怠感」
東洋医学ではこの状態を 肝の疲れ(肝気鬱結・肝血不足)+脾胃の弱り+気虚 と捉えます。
●① “肝”はアルコール処理と感情コントロールを担当
肝は、血の巡り・気の巡り・ストレス処理を担当する臓腑。
● 飲酒
● ストレス
● 寝不足
● 感情の乱れ
● 予定に追われる焦り
これらが重なると、肝の働きがガクッと落ちます。
→ 体のだるさ
→ 気力の低下
→ 朝から動けない
→ 頭重感
→ イライラ
が出るのはこのためです。
●② “脾(胃腸)”が弱るとエネルギー不足に
忘年会の食べ過ぎ・飲み過ぎ・夜遅い食事で、
● 消化力低下
● 栄養吸収が落ちる
● 気を作れない(=だるさの元)
という状態になります。
東洋医学でいう「気」は体を動かすエネルギー源。
これが不足すると、まさに“動けない”レベルの倦怠感が出ます。
●③ “気滞”と“湿”が溜まり、体が重だるくなる
夜遅くのアルコールは体内に湿(不要な水分)をため込みます。
湿が溜まると、
● むくむ
● 体が重い
● 頭が重い
● 動きが鈍い
● だるさが長引く
という症状が続きます。
■ くろちゃん鍼灸整体院の施術がなぜ有効なのか
ここからは、タイトルの症状と関連付けながら、当院の施術がどう役立つのかを詳しく説明します。
★ 骨盤矯正:肝と自律神経の回復スイッチを入れる
忘年会後の倦怠感は、内臓の位置が下がり、血流が悪くなっているところにも原因があります。
骨盤がゆがむと
● 肝臓周囲の血流低下
● 横隔膜の硬さ
● 呼吸が浅くなる
● 自律神経の切り替えができない
こうした悪循環に入ります。
骨盤矯正では、
✔ 内臓の位置が整い、肝の負担を軽減
✔ 血流・リンパの流れが改善
✔ 呼吸が深くなり、副交感神経が優位
忘年会後の「何もできない…」という状態から抜ける大きな助けになります。
★ 猫背矯正:肝臓の処理力を高める“姿勢改善”
猫背になると内臓が圧迫され、肝・胃腸の動きが弱ります。
● 胸郭の狭まり
● 呼吸量の低下
● 酸素不足
● 自律神経の乱れ
この状態では、アルコールの代謝がさらに遅れ、だるさが増すばかり。
猫背矯正により、
● 酸素がしっかり取り込める
● 肝臓の働きが活性化
● 胃腸が動きだし、食欲・元気が戻る
という変化が早い方だと施術中から体感できます。
★ 鍼灸施術:“肝の疲れ”を直接ケアできる施術
鍼灸は東洋医学の理論そのもの。
忘年会後の倦怠感に対して、最も即効性が出やすい施術です。
●鍼灸の主な効果
✔ 肝の巡りを改善
✔ 気の滞り(気滞)を解消
✔ 血流を改善し、だるさ・頭痛を軽減
✔ 自律神経の乱れを調整
✔ 胃腸の働きを底上げ
✔ むくみ・湿を排出
全身がふわっと軽くなり、「やっと動ける」という状態に戻しやすくなります。
★ 頭部施術:交感神経の暴走をストップ
忘年会後の倦怠感の多くは
【脳が休めていない】
ことが原因です。
頭部への施術では、
● 交感神経の興奮を鎮める
● 脳疲労を軽減
● 頭の重さ・ボーッとする感覚を改善
● 睡眠の質を高める
● 肝と自律神経の回復スピードが加速
という作用があります。
特に12月〜1月は脳が疲れやすく、
「頭部施術後に急に眠れるようになった」「翌日の回復が早い」
という声がとても多いです。
■ 忘年会シーズンの回復には通院ペースが重要
● 急性期(しんどさMAX):週2回
● リハビリ期(回復途中):週1回
● メンテナンス期(疲れにくい体づくり):月2〜3回
年末は予約が詰まりやすく、症状が悪化しやすい時期です。
お早めのご連絡をおすすめいたします。
■ ご予約について
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