はじめに
「最近、普通に呼吸しているつもりなのに、ふと深呼吸をしないと苦しくなることはありませんか?」
・息が浅い感じがする
・胸が詰まるような感覚がある
・無意識にため息が増えた
・深く吸わないと落ち着かない
こうした感覚が続くと、「肺が悪いのかな?」「心臓?」と不安になる方も多いですが、実は来院される方の多くが 検査では異常がない というケースです。
このタイプの「息苦しさ」は、
👉 自律神経による呼吸コントロールがうまく働いていない状態
で起こることが非常に多いのです。
特に寒さ・疲労・ストレスが重なる今の時期は、小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町エリアでも、同じような症状で来院される方が増えています。
この記事では
- なぜ深呼吸しないと苦しくなるのか
- 自律神経と呼吸の関係
- 東洋医学ではどう考えるのか
- くろちゃん鍼灸整体院での施術がなぜ有効なのか
を、できるだけ 患者さんに寄り添う話し言葉 で詳しくお伝えしていきます。
深呼吸しないと苦しくなる状態とは?
まず知っておいてほしいのは、
呼吸は「自分でしているようで、自律神経がほぼ自動制御している」 ということです。
本来の呼吸は
- 起きている時
- 寝ている時
- 集中している時
どんな状況でも、意識しなくても自然に保たれています。
ところが、自律神経が乱れると
- 呼吸が浅くなる
- 吸う・吐くのリズムが乱れる
- 胸だけで呼吸する癖がつく
結果として
👉 「意識的に深呼吸をしないと足りない感覚」
が出てきます。
この状態が続くと、
「ちゃんと息できてるかな?」
と呼吸に意識が向きすぎて、さらに苦しく感じる悪循環に入ってしまいます。
自律神経と呼吸の深い関係
呼吸をコントロールしているのは自律神経
呼吸には
- 交感神経(活動・緊張)
- 副交感神経(休息・回復)
この2つがバランスよく関わっています。
本来は
- 吸う → 交感神経
- 吐く → 副交感神経
というリズムで自然に切り替わります。
しかし、
- 寒さによる防御反射
- ストレスの蓄積
- 疲労の回復不足
が続くと、交感神経が働きっぱなし になります。
すると
- 吐く力が弱くなる
- 胸郭が広がりにくくなる
- 呼吸が浅く早くなる
結果として
👉 深呼吸をしないと息が足りない感覚
が起こるのです。
寒さが呼吸を浅くする理由
寒くなると体は無意識に
- 肩をすくめる
- 背中を丸める
- 首をすぼめる
といった 防御姿勢 を取ります。
この姿勢が続くと
- 肋骨の動きが悪くなる
- 横隔膜が下がりにくくなる
- 胸が広がらない
結果、肺に空気が入りきらない状態 になります。
「深呼吸しないと苦しい」という感覚は、
👉 体が“ちゃんと呼吸できていないよ”と出しているサイン
でもあるのです。
東洋医学から見た「深呼吸しないと苦しい」状態
東洋医学では、呼吸は主に
- 肺(はい)
- 腎(じん)
この2つの働きが深く関係すると考えます。
肺の働きの乱れ(肺気虚・肺気鬱)
肺は
- 呼吸
- 気の巡り
- 皮膚や免疫
を司ります。
ストレスや寒さで肺の働きが弱まると
- 息が浅い
- 胸が詰まる
- ため息が増える
といった症状が出やすくなります。
特に
「深く吸えない感じ」
は、肺の気が十分に巡っていないサインです。
腎の働きの低下(腎虚)
東洋医学では
「腎は呼吸を納める」
と考えます。
腎の力が弱くなると
- 吸った息を下に引き込めない
- 呼吸が上ずる
- 不安感が強くなる
結果、
👉 息が胸で止まってしまう感覚
が出てきます。
冷えや慢性的な疲労が続く方ほど、腎の弱りが関係しているケースが多いです。
深呼吸しないと苦しくなる人に多い体の特徴
来院される方を見ていると、共通点があります。
- 猫背・巻き肩
- 肩・首の緊張が強い
- 背中が丸まりやすい
- 骨盤が後傾している
- お腹が動かず胸だけで呼吸している
つまり
👉 呼吸の通り道が物理的に狭くなっている状態
なのです。
そのため、呼吸法だけ頑張っても改善しにくいケースが多く、体の土台から整える必要 があります。
骨盤矯正が呼吸に与える効果
骨盤は呼吸と関係なさそうに見えますが、実はとても重要です。
骨盤が後ろに倒れると
- 背骨のカーブが崩れる
- 横隔膜が下がりにくくなる
- 腹式呼吸ができない
くろちゃん鍼灸整体院の骨盤矯正では
- 骨盤を立てる
- 呼吸に合わせて調整
- お腹が自然に動く状態へ
導くことで、
👉 無意識でも深い呼吸ができる体
を作っていきます。
猫背矯正で胸が自然に広がる
猫背があると
- 肋骨が固まる
- 肺が膨らみにくい
- 息が浅くなる
猫背矯正では
- 胸郭の柔軟性回復
- 肩・背中の緊張緩和
- 呼吸に必要な可動域を確保
することで、
👉 「吸おうとしなくても入ってくる呼吸」
を取り戻していきます。
鍼灸施術で自律神経の呼吸制御を整える
鍼灸は
- 自律神経の中枢
- 呼吸に関わる神経
- 内臓反射
に直接アプローチできる施術です。
特に
- 胸部
- 背部
- お腹
- 手足のツボ
を組み合わせることで、
👉 呼吸の司令塔そのものを整える
ことができます。
施術後に
「自然に息が入る感じがする」
「深呼吸しなくても楽」
と感じる方が多いのも特徴です。
頭部施術で呼吸の司令をリセット
呼吸は脳幹でコントロールされています。
ストレスが強い方ほど
- 頭が休まらない
- 常に緊張モード
- 呼吸も浅い
頭部施術では
- 脳の興奮を鎮める
- 副交感神経を働かせる
- 呼吸リズムを回復
させることで、
👉 「呼吸を考えなくても大丈夫な状態」
へ導きます。
通院の目安について
症状の改善には段階があります。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
無理なく、体の変化を確認しながら進めていきます。
ご予約について
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