― 深く息が吸えない不安、その正体は「疲れきった神経」かもしれません ―
はじめに
「最近、胸が苦しくなることが増えた」
「息を吸おうとしても、途中で止まる感じがする」
「病院では異常なし。でもこの息苦しさがつらい…」
くろちゃん鍼灸整体院に来られる方の中には、こうした原因がはっきりしない胸の苦しさに悩まれている方がとても多くいらっしゃいます。
検査では問題がない。
だけど、本人は確かに苦しい。
それも、突然ではなく「じわじわ」「気づいたら毎日」。
実はこのタイプの胸の苦しさ、
神経の使いすぎ=神経疲労によって、呼吸のリズムが乱れている状態で起きていることが非常に多いのです。
この記事では、
- なぜ神経が疲れると胸が苦しくなるのか
- 自律神経の視点から見た呼吸の乱れ
- 東洋医学ではこの状態をどう考えるのか
- くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、なぜ呼吸を楽にするのか
を、これから来院を考えている方にも分かりやすい話し言葉で、しっかりお伝えしていきます。
胸が苦しいのに、異常なしと言われる理由
胸が苦しいと、多くの方がまず心配するのが、
- 心臓
- 肺
- 血管
ですよね。
もちろん、それらの病気が隠れているケースもあります。
ですが、検査で「異常なし」と言われた場合、次に見落とされやすいのが神経の働きです。
呼吸は、
「自分で吸って吐いているようで、実はほとんどを神経が自動でコントロール」しています。
この自動制御が乱れると、
- 息が浅い
- 深呼吸をしないと落ち着かない
- 胸が締め付けられるように感じる
- 呼吸に意識が向いてしまい、余計に苦しい
といった症状が出てきます。
これは肺が悪いのではなく、呼吸を司る神経が疲れきっている状態なのです。
神経疲労が起きると、呼吸はどう乱れるのか
神経疲労とは、簡単に言うと
**「休むべき神経が、ずっと働きっぱなしになっている状態」**です。
特に問題になるのが、自律神経です。
自律神経と呼吸の関係
自律神経には、
- 交感神経(活動・緊張)
- 副交感神経(休息・回復)
があります。
本来、呼吸は
- 起きているときは交感神経
- 休むときや寝るときは副交感神経
がバランスよく切り替わることで、自然で楽なリズムを保っています。
ところが、
- 仕事のプレッシャー
- 人間関係のストレス
- スマホ・パソコンによる脳疲労
- 寒暖差・気圧変化
- 睡眠不足
こうしたものが重なると、
交感神経がずっとONのままになります。
すると、
- 呼吸が浅く速くなる
- 胸郭(肋骨まわり)が固まる
- 息を吐ききれず、吸いにくくなる
結果として、「胸が苦しい」という感覚が生まれます。
胸が苦しい人に共通する体の特徴
くろちゃん鍼灸整体院で実際に触診していくと、
胸が苦しくなりやすい方には、いくつか共通点があります。
- 背中がカチカチに硬い
- 肩がすくんだまま下がらない
- 猫背が強く、胸が潰れている
- みぞおちが冷えている
- 首の付け根が張りつめている
これらはすべて、
呼吸を広げるためのスペースが失われているサインです。
呼吸は「肺」だけで行っているわけではありません。
背骨、肋骨、横隔膜、首、頭まで、すべてが連動しています。
どこか一箇所でも固まると、呼吸は一気に苦しくなるのです。
東洋医学から見た「胸の苦しさ」と神経疲労
東洋医学では、胸の苦しさを
**「気の巡りが滞っている状態」**として考えます。
特に関係が深いのが、
- 肝(かん)
- 心(しん)
- 肺(はい)
です。
肝の乱れと呼吸
肝は「気の流れ」をコントロールしています。
ストレスが強いと肝の働きが乱れ、
- 気が上に詰まる
- 胸が張る
- 息が通りにくい
といった症状が出ます。
心の疲れと胸苦しさ
心は、精神と血流を司ります。
神経疲労が続くと、
- 胸がザワザワする
- 動悸が出る
- 呼吸が落ち着かない
といった状態になります。
肺の弱りと呼吸の浅さ
肺は呼吸そのものを担当します。
疲労や冷えで肺の働きが落ちると、
- 息が浅い
- 朝が特に苦しい
- 深呼吸がしづらい
といった症状が現れます。
東洋医学では、これらが同時に乱れている状態をよく見かけます。
骨盤矯正が胸の苦しさに効く理由
「胸が苦しいのに、骨盤?」
そう思われる方も多いですが、実はとても重要です。
骨盤は、体の土台。
ここが歪むと、背骨全体のカーブが崩れます。
背骨のカーブが崩れると、
- 胸郭が広がらない
- 横隔膜が動きにくい
- 呼吸が浅くなる
くろちゃん鍼灸整体院の骨盤矯正では、
- 骨盤を安定させ
- 背骨の自然な動きを取り戻し
- 呼吸が自然に入る姿勢
を作っていきます。
「施術後、自然に息が入った」
そう感じる方がとても多い施術です。
猫背矯正で呼吸スペースを取り戻す
胸が苦しい方の多くは、
無意識に体を守るような姿勢になっています。
肩が内に入り、背中が丸まり、胸が閉じる。
これはストレスや緊張からくる防御反応です。
猫背矯正では、
- 肋骨の動きを回復
- 胸を無理なく開く
- 首・肩の緊張を抜く
ことで、呼吸の通り道を広げていきます。
無理に姿勢を正すのではなく、
「楽に呼吸できる姿勢」を体に思い出させる施術です。
鍼灸施術で神経疲労をリセットする
神経疲労が強い場合、
骨格調整だけでは追いつかないこともあります。
そこで重要なのが、鍼灸施術です。
鍼灸は、
- 自律神経の切り替え
- 深部の緊張緩和
- 血流と気の巡りの回復
を同時に行えます。
特に、
- 背中
- みぞおち
- 首まわり
に鍼を入れることで、
呼吸が「意識しなくても楽にできる状態」へ戻っていきます。
頭部施術で呼吸の司令塔を整える
呼吸のリズムを最終的にコントロールしているのは、脳です。
神経疲労が強い方ほど、
- 頭が重い
- 考えすぎる
- 呼吸に意識が向きすぎる
という状態になっています。
頭部施術では、
- 脳の緊張をゆるめ
- 自律神経の回復を促し
- 呼吸の自動調整力を取り戻す
ことを目的とします。
「呼吸を気にしなくなった」
「気づいたら胸が楽だった」
そんな変化が出てくる方も多いです。
通院の目安について
胸の苦しさが強い時期は、
体がかなり疲れきっているサインです。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
段階的に体を整えていくことで、
再発しにくい呼吸の状態を作っていきます。
ご予約について
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胸の苦しさは、我慢すればするほど神経疲労が深くなります。
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