くろちゃん鍼灸整体院
はじめに
「肩甲骨の間がズーンと痛い」
「マッサージしてもすぐ戻る」
「深呼吸すると背中がつっぱる」
こんな症状、ありませんか？
肩こりや背中の疲れと思って我慢している方がとても多いのですが、実はこの肩甲骨の間の痛み、単なる筋肉疲労ではなく
神経の疲れ（＝自律神経の乱れ）によって筋肉が過緊張している状態で起こっているケースが非常に多いです。
特に最近は
・仕事や家庭で気を張り続けている
・スマホやPCを見る時間が長い
・眠っても疲れが抜けない
・寒さや気温差で体がこわばる
こうした条件が重なり、「力を抜くスイッチ」が入らない体になっている方が増えています。
この記事では、
✔ なぜ肩甲骨の間が痛くなるのか
✔ 自律神経と筋緊張の関係
✔ 東洋医学的な見方
✔ くろちゃん鍼灸整体院での具体的な施術アプローチ
を、これから来院を考えている方にも分かりやすく、話し言葉でお伝えしていきます。
肩甲骨の間が痛い原因は「神経疲労」
肩甲骨の間には、
・脊柱起立筋
・菱形筋
・僧帽筋中部
など、姿勢を支える重要な筋肉が集まっています。
この場所が痛くなるとき、多くの場合
「使いすぎ」ではなく
「休めなくなっている」状態が起きています。
神経疲労とは？
神経疲労とは、簡単に言うと
自律神経がずっと緊張モード（交感神経優位）で働き続けている状態。
本来、私たちの体は
・日中 → 交感神経（活動）
・夜や休息 → 副交感神経（回復）
と切り替わるのですが、神経疲労が進むと
👉 切り替えができなくなります。
その結果
・筋肉に力が入りっぱなし
・血流が悪くなる
・老廃物が溜まる
・痛みや重だるさが出る
これが肩甲骨の間の慢性的な痛みにつながっていくのです。
なぜ肩甲骨の間に出やすいのか
肩甲骨の間は、自律神経の通り道でもあります。
背骨の周囲には
・交感神経幹
・内臓とつながる神経
が走っており、ストレスや緊張の影響を非常に受けやすい部位です。
特に
・呼吸が浅い
・猫背
・首が前に出ている
この姿勢が続くと、肩甲骨の間の筋肉が
**「呼吸を助けるため」「姿勢を保つため」**にずっと働き続けてしまいます。
結果、
👉 神経が疲れ
👉 筋肉が硬直し
👉 痛みとして表に出る
という流れになります。
自律神経から見た肩甲骨の間の痛み
自律神経が乱れると、体には次のような反応が起こります。
・血管が収縮する
・筋肉が緊張する
・呼吸が浅くなる
・回復力が落ちる
肩甲骨の間は
✔ 姿勢
✔ 呼吸
✔ 内臓反射
すべての影響を受けやすい場所。
つまりここが痛いというのは、
「体がずっと頑張り続けていますよ」
というサインでもあるのです。
東洋医学的に見る「肩甲骨の間の痛み」
東洋医学では、この症状を
気血の巡りの停滞（気滞・瘀血）
として捉えます。
関係する臓腑と経絡
・心（しん）
・肺（はい）
・肝（かん）
そして
・督脈
・膀胱経
これらはすべて背中〜肩甲骨周囲を通ります。
肝の影響
ストレスを受け続けると「肝」が緊張し、
👉 筋肉がこわばる
👉 イライラしやすい
👉 背中が張る
心の影響
神経疲労が進むと「心」が消耗し、
👉 眠りが浅い
👉 胸がザワつく
👉 背中の中心が重い
肺の影響
呼吸が浅くなると「肺」の働きが低下し、
👉 背中が広がらない
👉 肩甲骨の間が痛む
東洋医学では、
背中の痛み＝内側の疲れの現れ
と考えます。
骨盤矯正の効果｜神経の土台を整える
骨盤は、自律神経の土台です。
骨盤が歪むと
・背骨のカーブが崩れる
・神経伝達が乱れる
・背中の筋肉が常に緊張
くろちゃん鍼灸整体院の骨盤矯正は、
強く押したりボキボキしません。
✔ 神経の緊張を抜く
✔ 呼吸しやすい姿勢を作る
✔ 背中が自然にゆるむ
結果として
👉 肩甲骨の間の緊張が抜けやすくなります。
猫背矯正の効果｜肩甲骨を「休ませる」
猫背の状態では、肩甲骨は常に外に引っ張られています。
つまり
肩甲骨が休めない姿勢。
猫背矯正では
・胸郭を広げ
・肩甲骨の位置を戻し
・呼吸と連動させて動かす
これにより
✔ 背中の筋肉が「頑張らなくていい」状態
✔ 神経の興奮が落ち着く
痛みの根本改善につながります。
鍼灸施術の効果｜神経疲労へ直接アプローチ
鍼灸は、神経疲労に非常に相性が良い施術です。
・過緊張している筋肉
・自律神経の反射点
・内臓とつながるツボ
にやさしく刺激を入れることで
✔ 神経の興奮を鎮める
✔ 血流を回復させる
✔ 深いリラックスを作る
「背中がスーッと軽くなった」
「呼吸が深くなった」
と感じる方がとても多いです。
頭部施術の効果｜緊張スイッチをオフにする
神経疲労が強い方ほど、
頭が休めていません。
頭部施術では
・脳疲労
・自律神経中枢
・眼精疲労
にアプローチし、
✔ 副交感神経を優位に
✔ 体全体を回復モードへ
肩甲骨の間の緊張も
「上から抜けていく」感覚が出やすくなります。
通院の目安
症状の段階に合わせて通院をご提案しています。
- 急性期：週2回
- リハビリ期：週1回
- メンテナンス期：月2〜3回
神経疲労は「積み重なり」で起きるため、
一定期間のケアがとても大切です。
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