― くろちゃん鍼灸整体院 ―
はじめに
「しっかり着込んでいるのに、腰だけ冷たい」
「お風呂に入った直後は少し楽だけど、すぐ元に戻る」
「カイロを貼っても、腰の奥まで温まらない感じがする」
こんな感覚、ありませんか?
実はこの “腰がなかなか温まらない状態”、
単なる冷え性ではなく、体を温めるための循環と自律神経の働きがうまく連動していないサインであることがとても多いです。
腰は
・体の中心
・内臓と自律神経が集まる場所
・下半身への血流の要
という重要な役割を担っています。
その腰が温まらないということは、
「体が温まれない状態が慢性化している」
とも言えるのです。
このブログでは、
- なぜ腰だけが温まらないのか
- 自律神経と血流の関係
- 東洋医学から見た腰の冷えの正体
- くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、なぜ“腰の冷え”に有効なのか
を、これから来院される方に向けて、できるだけ話し言葉で、分かりやすくお伝えしていきます。
腰が温まらないのは「循環自律機能不足」
腰が冷たい、温まらないと感じる方の多くに共通しているのが
循環自律機能不足という状態です。
これは、
- 血流を調整する自律神経
- 血管を広げたり縮めたりする反応
- 筋肉をゆるめて血を巡らせる反応
これらが うまく噛み合っていない状態を指します。
本来、体は
寒い → 血管を縮めて熱を逃がさない
温める → 血管を広げて熱を巡らせる
という調整を、無意識に自律神経が行っています。
ところが、
ストレス・疲労・姿勢の崩れ・睡眠不足・冷えの蓄積が続くと、
「温めても血管が開かない」
「血流が腰まで届かない」
という状態になってしまうのです。
自律神経から見た「腰が温まらない仕組み」
自律神経には
- 交感神経(緊張・防御)
- 副交感神経(回復・循環)
があります。
腰が温まらない方の多くは、
交感神経が優位な状態が長く続いています。
交感神経が強く働きすぎると、
- 血管が収縮したまま
- 筋肉がこわばったまま
- 内臓の血流が低下
こうした状態が続きます。
するとどうなるか。
腰まわりの筋肉は
「冷えて硬い」
「血が巡らない」
「温かさを感じにくい」
という状態になり、
お風呂・カイロ・服装では一時的にしか改善しなくなるのです。
なぜ「腰」だけが冷えやすいのか?
「手足よりも腰が冷たい」
「お腹は平気なのに腰が冷える」
これは珍しいことではありません。
腰には、
- 腎臓
- 副腎
- 大腰筋
- 自律神経の反射ポイント
が集中しています。
特に 腰椎〜骨盤まわりは、
自律神経の調整拠点とも言える場所。
ここが硬くなると、
- 血流が滞る
- 熱が作れない
- 温かさを感じる神経が鈍くなる
という悪循環が起こります。
東洋医学から見た「腰が温まらない状態」
東洋医学では、腰の冷えはとても重要なサインと考えます。
腎(じん)の弱り
東洋医学でいう「腎」は、
- 生命エネルギー
- 体を温める力
- 下半身の安定
を司っています。
腰が温まらない方は、
**腎のエネルギーが不足している状態(腎虚)**になっていることが非常に多いです。
腎が弱ると、
- 腰が冷える
- 足先まで血が巡らない
- 朝がつらい
- 疲れが抜けにくい
といった症状が重なってきます。
気血(きけつ)の巡りの低下
東洋医学では、
「気(エネルギー)」と「血(栄養)」が巡ってこそ、体は温まると考えます。
腰が温まらないのは、
- 気が足りない
- 血が巡らない
どちらか、または両方が起きています。
特に現代の生活では、
- 長時間座りっぱなし
- 猫背姿勢
- 運動不足
により、腰〜骨盤の巡りが極端に悪くなりやすいのです。
骨盤矯正が「腰を温める土台」になる理由
骨盤は、血流と神経の通り道です。
骨盤が歪むと、
- 血管が圧迫される
- 神経伝達が鈍くなる
- 筋肉が常に緊張する
という状態が起こります。
くろちゃん鍼灸整体院の骨盤矯正は、
- 強くバキバキしない
- 呼吸と連動させる
- 神経の緊張を抜く
ことを重視しています。
骨盤が整うと、
- 腰への血流が戻る
- 温かさを感じやすくなる
- 冷えにくい状態が作られる
「温まれる腰」への土台が整っていきます。
猫背矯正が循環自律機能を回復させる理由
猫背の状態では、
- 胸郭が潰れる
- 呼吸が浅くなる
- 副交感神経が働きにくい
結果、血流を広げるスイッチが入りません。
猫背矯正によって、
- 胸が開く
- 呼吸が深くなる
- 自律神経が切り替わる
と、体は「安心して温まっていい状態」になります。
腰が温まらない方ほど、
実は背中と胸の硬さが強いことが多いのです。
鍼灸施術で「腰の奥の冷え」に届く理由
鍼灸は、
- 血管の反応
- 神経の反射
- 内臓の働き
これらに直接アプローチできます。
特に腰の冷えに対しては、
- 腎兪
- 命門
- 関元
- 足のツボ
などを組み合わせ、
体の内側から温める反応を引き出します。
「表面は温かいけど、奥が冷たい」
そんな感覚がある方ほど、鍼灸は相性が良いです。
頭部施術が“温まりスイッチ”になる理由
意外に思われるかもしれませんが、
腰が温まらない方ほど、頭が緊張しています。
頭部の緊張は、
- 自律神経の司令塔の疲労
- 常に交感神経優位
を意味します。
頭部施術で、
- 緊張を抜く
- 副交感神経を優位にする
ことで、
体は自然と「血を巡らせるモード」に切り替わります。
「施術後、腰がポカポカした」
という声が多いのは、このためです。
通院の目安について
腰の冷え・循環自律機能不足は、
一度で完全に改善するものではありません。
状態に合わせて、
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
この流れで整えていくことで、
- 温まりやすい腰
- 冷えにくい体
- 疲れにくい状態
が安定してきます。
ご予約について
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