くろちゃん鍼灸整体院ブログ
はじめに(導入文)
「靴下を履こうと腰をひねった瞬間にズキッ」
「振り返っただけなのに腰が引っかかる感じがする」
「朝は平気だったのに、夕方になるとひねる動きが怖い」
こうした声、実はとても多いです。
しかもレントゲンやMRIでは「特に異常なし」と言われてしまい、
「年齢のせいかな」
「使いすぎかな」
「そのうち治るかな」
と我慢してしまう方も少なくありません。
ですが、腰をひねると痛い症状の正体は、筋肉そのものではなく「筋膜の硬直」が大きく関係しているケースが非常に多いのです。
さらにそこには、自律神経の乱れや東洋医学的な体のバランスの崩れが深く関わっています。
この記事では、これから来院を考えている方に向けて、
- なぜ「ひねる動き」で痛みが出るのか
- 筋膜が硬くなる本当の理由
- 自律神経と腰の関係
- 東洋医学で見る「腰のひねり痛」
- くろちゃん鍼灸整体院で行う施術がなぜ有効なのか
を、専門用語をできるだけ使わず、話しかけるような言葉でお伝えしていきます。
腰をひねると痛いのは「筋肉」ではなく「筋膜」が原因のことが多い
まず知ってほしいのは、
腰をひねったときの痛み=筋肉痛ではないという点です。
腰は、
- 筋肉
- 筋膜
- 靭帯
- 関節
- 神経
これらが何層にも重なって動いています。
特に「ひねる」という動きは、
筋肉だけでなく、筋膜がスムーズに滑ることが絶対条件になります。
筋膜とは?
筋膜とは、筋肉を包んでいる薄い膜のような組織です。
イメージとしては、
- 筋肉を一つひとつ包むラップ
- 体全体をボディスーツのようにつなぐネット
このような存在です。
この筋膜が、
- 冷え
- 血流不足
- 長時間同じ姿勢
- ストレス
- 自律神経の乱れ
などの影響で硬くなると、
ひねった瞬間に「引っかかる」「突っ張る」「ズキッとする」痛みが出やすくなります。
なぜひねる動きだけが痛くなるのか?
「前にかがむのは大丈夫なのに、ひねると痛い」
「伸ばすのは平気なのに、振り返ると怖い」
これは、筋膜の滑走不良が起きているサインです。
腰をひねる動きでは、
- 左右の筋膜
- 前後の筋膜
- 骨盤周囲の筋膜
これらが同時に伸び縮みします。
しかし筋膜が硬くなると、
- 伸びない
- 滑らない
- 引きつれる
状態になり、逃げ場のない部分に負荷が集中します。
その結果、
- 動き始めに痛い
- 途中で引っかかる
- 一瞬鋭い痛みが走る
といった症状が出てしまうのです。
筋膜が硬くなる背景にある「自律神経」の問題
ここで大事なのが、自律神経です。
自律神経が乱れると、なぜ筋膜が硬くなるのか?
自律神経は、
- 血流
- 筋肉の緊張
- 体温調整
- 内臓の働き
これらを無意識にコントロールしています。
ストレスや疲労が続くと、
交感神経が優位な状態が長く続きます。
すると体は、
- 常に緊張
- 血管が収縮
- 筋肉が緩まらない
という状態になります。
この影響を一番受けやすいのが、
腰・骨盤まわりの筋膜です。
腰は体の中心にあり、
姿勢・呼吸・内臓・精神的ストレス
すべての影響を受けやすい場所だからです。
「寝ている間に回復できない腰」が増えている理由
本来、夜に副交感神経が働くことで、
- 筋肉が緩む
- 血流が回復する
- 筋膜の柔軟性が戻る
こうした回復が起こります。
しかし、
- 寝る直前までスマホ
- 仕事のストレスが抜けない
- 冷えた状態で寝ている
- 呼吸が浅い
こうした生活が続くと、
寝ている間に筋膜が回復しません。
その結果、
- 朝はなんとなく重い
- 日中に動いて悪化
- ひねる動きで痛みが出る
という悪循環に入ってしまいます。
東洋医学で見る「腰をひねると痛い」状態
東洋医学では、腰はとても重要な場所です。
腰は「腎」と深く関係している
東洋医学では、
- 腰
- 骨
- 成長
- 回復力
これらは「腎(じん)」の働きと関係すると考えます。
腎の力が弱ると、
- 筋肉や筋膜の潤いが減る
- 冷えやすくなる
- 回復力が落ちる
その結果、
ひねる動きに耐えられない腰になります。
気・血・水の滞りも影響
また、腰まわりは、
- 気の巡り
- 血の巡り
- 水分代謝
が滞りやすい場所です。
これが乱れると、
- 筋膜が硬くなる
- 動きがぎこちなくなる
- 痛みが出やすくなる
という状態になります。
くろちゃん鍼灸整体院での考え方
当院では、
「腰が痛い=腰だけが悪い」
とは考えていません。
腰をひねると痛い方には、必ず、
- 骨盤の歪み
- 背骨の動き
- 猫背や反り腰
- 呼吸の浅さ
- 自律神経の状態
これらを総合的にチェックします。
骨盤矯正が「ひねり痛」に効く理由
骨盤は、腰の土台です。
骨盤が歪むと、
- 左右の動きに差が出る
- ひねる方向に偏りが出る
- 一部の筋膜だけに負担が集中
します。
骨盤矯正によって、
- 動きの左右差を整える
- 筋膜の引っ張り合いを解消
- 腰全体でひねれる状態を作る
ことで、ひねったときの痛みが出にくい体に変えていきます。
猫背矯正が腰の筋膜を守る理由
猫背になると、
- 背中が丸まる
- 腰が常に引っ張られる
- 筋膜が縮んだまま固定
されてしまいます。
この状態でひねると、
すでに余裕のない筋膜にさらに負荷がかかります。
猫背矯正で、
- 背骨のカーブを整える
- 腰にかかる常時ストレスを減らす
- 筋膜が自然に伸び縮みできる状態
を作ることで、
ひねり動作が怖くなくなっていきます。
鍼灸施術が筋膜の深部に効く理由
鍼灸は、
- 表面だけでなく
- 筋膜の奥
- 神経の反応
に直接アプローチできます。
硬直した筋膜は、
手技だけでは届きにくい深さに原因があることも多いです。
鍼灸で、
- 血流を改善
- 神経の興奮を鎮め
- 筋膜の滑走を回復
させることで、
ひねった瞬間の痛みがスッと抜けるケースも少なくありません。
頭部施術と腰の意外な関係
「腰なのに頭?」
と思われるかもしれません。
しかし、自律神経の中枢は頭部にあります。
頭部施術によって、
- 交感神経の過緊張を鎮める
- 呼吸を深くする
- 全身の筋膜を緩めやすくする
ことで、
腰の筋膜も自然と緩みやすい状態になります。
「ひねると怖かった腰が、気づいたら楽になっていた」
という声が多いのも、このためです。
通院の目安について
症状の改善には、段階があります。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
筋膜は「クセ」を覚えやすいため、
一度良くなっても、定着させる期間がとても大切です。
予約について
- LINE・ホームページから
- 24時間いつでも予約受付中
施術者が1人のため、
予約が取りづらい日もあります。
ご希望の方は、お早めのご連絡をおすすめします。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE![]()






コメント