スポーツで腰を痛めやすい|可動集中

自律神経 体の歪み 痛み

― 動いているのは腰だけ?その使われ方が痛みを呼ぶ ―

はじめに

スポーツをしているときだけ腰が痛くなる。
試合や練習の翌日、決まって腰に違和感が出る。
「フォームは悪くないはず」「筋トレもしているのに…」
そんなふうに感じながら、だましだまし体を動かしていませんか?

実はこのタイプの腰痛、**腰そのものが悪いのではなく、「動きが腰に集中してしまっている状態」**が原因になっていることがとても多いです。
これを私たちは 「可動集中」 と呼んでいます。

本来、スポーツ動作では

  • 股関節
  • 胸椎(背中)
  • 骨盤
  • 肩甲骨

といった複数の関節が分担して動きます。
ところが、どこかの動きが悪くなると、その分を腰が代わりに動きすぎてしまう
これが「スポーツで腰を痛めやすい人」に共通する大きな特徴です。

この記事では

  • なぜ腰に動きが集中してしまうのか
  • 整形外科的に見た腰痛の仕組み
  • くろちゃん鍼灸整体院での考え方と施術
    を、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。

スポーツ腰痛に多い「可動集中」とは何か

まず知ってほしいのは、腰は本来「大きく動く場所」ではないということです。

腰椎(ようつい)は

  • 安定性
  • 荷重支持
    を担う構造になっています。

一方で

  • 回旋(ひねり)
  • 大きな屈伸
  • 瞬間的な切り返し

こういった動きは、主に

  • 股関節
  • 胸椎
    が担当します。

ところがスポーツを続けていると

  • 股関節が硬くなる
  • 背中が丸く固まる
  • 骨盤が傾いたまま動かなくなる

といった状態が起こりやすくなります。
するとどうなるか。

「動けない部分の代わりに、腰が動きすぎる」
これが可動集中です。


整形外科的に見る「腰が動きすぎる」問題

整形外科の視点で見ると、可動集中が起こると腰には次のような負担がかかります。

① 椎間関節への圧縮ストレス

腰椎同士をつなぐ椎間関節は、安定を保つ関節です。
ここが繰り返しひねられたり反らされたりすると

  • 炎症
  • 関節包の緊張
    が起こります。

② 椎間板への剪断力

ジャンプ、ダッシュ、切り返し動作では
腰に「前後・左右へのズレの力(剪断力)」がかかります。
可動集中があると、この力を腰椎だけで受け止めてしまい

  • 椎間板への負担
  • 慢性的な腰痛
    につながります。

③ 支持筋の過労

腰を支える筋肉(多裂筋・脊柱起立筋など)が
「動かす役割」まで担わされてしまうことで

  • 常に張っている
  • 休まらない
  • パフォーマンスが落ちる

という状態になります。


「フォームが悪い」だけでは説明できない理由

「腰が痛い=フォームが悪い」
そう言われることも多いですが、実際にはそれだけではありません。

なぜなら

  • 同じフォーム
  • 同じ練習量
    でも、腰を痛める人と痛めない人がいるからです。

違いはどこにあるのか。
それが
「動ける関節がきちんと動いているか」
という点です。

フォーム以前に

  • 骨盤が固定されたまま
  • 股関節が詰まったまま
  • 背中が固まったまま

動いていれば、どんなに意識しても腰に負担は集中します。


くろちゃん鍼灸整体院が考える可動集中の正体

当院では、スポーツ腰痛の方をみるとき
「腰だけ」を見ることはほとんどありません。

必ずチェックするのは

  • 骨盤の傾きと動き
  • 股関節の可動域
  • 胸椎の回旋・伸展
  • 首〜頭部の緊張

です。

なぜなら
腰に可動集中が起きている人ほど、他が動いていない
からです。

腰は「結果」であって「原因」ではない。
これが当院の基本的な考え方です。


骨盤矯正が可動集中にどう効くのか

骨盤は

  • 上半身
  • 下半身

をつなぐ“動きの中継地点”です。

骨盤が

  • 前に倒れすぎている
  • 後ろに倒れすぎている
  • 左右でズレている

この状態だと、股関節が本来の動きを出せません。

骨盤矯正では

  • 骨盤の傾きを整える
  • 左右差を調整する
  • 動ける位置に戻す

ことで、
「腰が動かなくても、体が回る・伸びる状態」
を作っていきます。

結果として

  • ひねりが腰に集中しない
  • 反り動作が分散される
    という変化が出てきます。

猫背矯正とスポーツ腰痛の意外な関係

猫背と腰痛、関係なさそうに感じるかもしれません。
ですが実際はかなり深い関係があります。

背中(胸椎)が丸まって固まると

  • 体をひねれない
  • 伸び上がれない

その結果
腰だけが代償的に反る・ひねる
という動きになります。

猫背矯正では

  • 胸椎の可動性
  • 肋骨の動き
    を引き出し、
    「背中が動ける体」に戻していきます。

これだけで
「腰の負担が一気に減った」
と感じる方も少なくありません。


鍼灸施術で深部の過緊張を抜く理由

可動集中が続くと、腰の深い筋肉は

  • 常にスイッチON
  • 緊張が抜けない

状態になります。

鍼灸施術では

  • 表面では届かない深部筋
  • 神経の興奮状態

にアプローチし、
「動きすぎていた腰を一度リセット」
する役割を果たします。

筋肉が緩むことで

  • 動きの再学習
  • 矯正の効果が定着しやすくなる

という相乗効果も生まれます。


頭部施術がスポーツ腰痛に必要な理由

「腰なのに、なぜ頭?」
そう思われるかもしれません。

ですがスポーツをしている方ほど

  • 噛みしめ
  • 目の緊張
  • 自律神経の興奮

が強く出ています。

頭部施術では

  • 神経の過緊張を落ち着かせ
  • 無意識の力みを抜く

ことで
体全体の動きの連動性
を高めていきます。

結果として

  • 腰だけが頑張らない
  • 全身で動ける

状態に近づいていきます。


通院ペースの目安

症状や競技レベルによりますが、基本的な目安は以下です。

  • 急性期:週2回
    痛み・炎症・過緊張を早く落ち着かせる時期
  • リハビリ期:週1回
    動きの再教育・再発防止
  • メンテナンス期:月2〜3回
    パフォーマンス維持・ケガ予防

「痛みがなくなった=完了」ではなく
動きが分散できているか
を確認しながら進めていきます。


ご予約について

くろちゃん鍼灸整体院では

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  • ホームページ

から 24時間予約受付中 です。

施術者が1人のため
予約が取りづらい場合もありますが、
当日のご予約も可能 ですので
お早めにご連絡ください。


まとめ

スポーツで腰を痛めやすい人の多くは

  • 腰が弱い
  • 筋力不足

ではなく
「腰に動きが集中している状態」
が続いています。

腰を治すだけではなく

  • 動きを分散する
  • 体全体で使えるようにする

これが本当の再発予防です。


【*効果には個人差があります】

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