― 気づかないうちに「つらさを作っている姿勢」の話 ―
はじめに
「肩こりって、もう体質ですよね」
そう言いながら来院される方が、本当に多いです。
・マッサージに行ってもすぐ戻る
・湿布を貼ってもスッキリしない
・首や肩が常に重だるい
・姿勢が悪い自覚はあるけど、どうしたらいいかわからない
もし、これを読んでいるあなたが
「あ、私のことかも」と感じたなら、
その感覚はとても大切です。
実は、慢性的な肩こりの多くは「筋肉」だけの問題ではありません。
その裏には、
- 猫背による姿勢の崩れ
- 神経の通り道への圧迫
- 自律神経の乱れ
- 東洋医学でいう「気・血・水」の滞り
こうしたものが、複雑に絡み合って起きていることがほとんどです。
このブログでは、
「なぜ猫背が肩こりを悪化させるのか」
「なぜ神経が関係してくるのか」
「なぜ揉んでも治らないのか」
を、できるだけわかりやすく、患者さん目線でお話ししていきます。
肩こりと猫背はセットで起こるもの
肩こりがつらい方の姿勢を見させていただくと、
ほぼ例外なく共通点があります。
それが 猫背 です。
・頭が前に出ている
・背中が丸くなっている
・肩が内側に巻き込まれている
・胸が潰れて呼吸が浅い
この姿勢、実は
体にとってかなり無理をしている状態なんです。
人の頭の重さは、約5〜6kg。
本来は背骨の真上に乗っていることで、
最小限の筋肉の力で支えられる構造になっています。
ところが猫背になると、
頭が前にズレて、
首・肩・背中の筋肉が
「ずっと引っ張られた状態」になります。
その結果、
- 肩の筋肉が常に緊張
- 血流が悪くなる
- 老廃物が溜まる
- 重だるさ・痛みが出る
これが、いわゆる肩こりです。
姿勢が悪いと「神経」が圧迫される
ここで大事なのが、
肩こりは筋肉だけでなく「神経」も関係しているという点です。
猫背になると、
- 首の骨(頚椎)の並びが崩れる
- 背骨全体のカーブが乱れる
- 神経の通り道が狭くなる
この状態が続くと、
神経が圧迫・刺激されやすくなります。
神経は、
- 筋肉に「力を入れなさい」と指示を出す
- 血管の太さを調整する
- 内臓の働きをコントロールする
とても重要な役割を担っています。
つまり、
神経の流れが悪くなる=体の調整機能が狂う
ということ。
猫背の人が、
・肩こりが取れない
・首が詰まる
・頭が重い
・寝ても疲れが取れない
と感じやすいのは、
神経が常にストレスを受けている状態だからなんです。
自律神経と姿勢の深い関係
さらに関係してくるのが、自律神経です。
自律神経は、
- 交感神経(活動・緊張)
- 副交感神経(休息・回復)
この2つのバランスで成り立っています。
猫背の姿勢が続くと、
・呼吸が浅くなる
・胸が圧迫される
・首まわりが緊張する
こうした刺激が、
交感神経を過剰に働かせてしまいます。
すると体は、
- 常に力が抜けない
- リラックスできない
- 寝ても回復しない
という状態に。
肩こりがひどい人ほど、
「無意識に肩に力が入っている」
「気がつくと歯を食いしばっている」
ということが多いのは、このためです。
東洋医学から見る「肩こりと猫背」
東洋医学では、肩こりを
単なる筋肉の問題とは考えません。
肩や首は、
- 気(エネルギー)
- 血(血液)
- 水(体液)
これらが集まり、巡る場所。
猫背によって姿勢が崩れると、
- 気の巡りが滞る
- 血の流れが悪くなる
- 水が溜まりやすくなる
結果として、
・重だるさ
・張り
・痛み
・可動域の低下
が起こります。
また、猫背の姿勢は
内臓にも負担をかけます。
特に関係が深いのが、
- 脾(消化・栄養吸収)
- 肝(ストレス調整・筋肉)
- 腎(回復力・生命エネルギー)
これらが弱ると、
肩こりは「慢性化」しやすくなります。
なぜ揉んでも治らないのか
「肩こりだから肩を揉む」
一見、正しいように思えます。
でも実際には、
- その場は楽になる
- 数時間〜数日で戻る
という方がほとんど。
なぜかというと、
原因が姿勢と神経にあるからです。
猫背のまま、
- 肩だけ揉む
- 筋肉だけ緩める
これでは、
また同じ姿勢で神経が圧迫されるため、
すぐ元に戻ってしまいます。
だから当院では、
「肩だけを見る」ということはしません。
骨盤矯正が肩こりに必要な理由
「肩こりなのに、骨盤?」
そう思われる方も多いです。
でも実は、
姿勢の土台は骨盤です。
骨盤が後ろに倒れると、
- 背中が丸くなる
- 猫背になる
- 頭が前に出る
この連鎖が起こります。
骨盤矯正によって、
- 座った時の姿勢が安定
- 背骨のカーブが整う
- 上半身の力が抜けやすくなる
結果として、
肩や首への負担が大きく減ります。
猫背矯正で神経の圧迫を解放
猫背矯正では、
- 胸郭の広がり
- 肩甲骨の位置
- 首・背中の柔軟性
これらを丁寧に整えていきます。
姿勢が変わると、
- 神経の通り道が広がる
- 呼吸が深くなる
- 自律神経が整いやすくなる
「呼吸が楽になった」
「肩が自然に下がった」
そう感じる方が多いのは、
神経の圧迫が減っている証拠です。
鍼灸施術で深部の緊張を緩める
鍼灸は、
- 表面では届かない深部
- 神経の興奮
- 自律神経の乱れ
こうした部分に、
とても相性の良い施術です。
特に、
- 首の付け根
- 肩甲骨の内側
- 背中の緊張部位
ここを整えることで、
- 筋肉がふっと緩む
- 血流が改善
- 神経の過緊張が落ち着く
という変化が起こります。
頭部施術で「力を抜く感覚」を思い出す
慢性的な肩こりの方は、
脳が緊張を覚えてしまっているケースが多いです。
頭部施術では、
- 頭皮
- 後頭部
- 自律神経の反射ポイント
をやさしく調整します。
「何年ぶりかわからないくらい、
力が抜けた感じがした」
そんな声をいただくことも少なくありません。
通院の目安について
症状の改善には、
段階があります。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
体が「正しい姿勢」と
「力の抜けた状態」を
覚えていくことが大切です。
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