冷房と自律神経の“温度差疲労”にご用心!
小田原市|くろちゃん鍼灸整体院
◆はじめに
「クーラーが苦手」「冷えるのが苦手で電車や職場の冷房がつらい」──そんな方こそ、この夏に要注意!
外の猛暑と室内の冷房による激しい温度差が、自律神経に過剰な負担をかけ、“温度差疲労”という隠れたトラブルを引き起こします。
とくに30〜50代の男女や子育て中の方に多くみられ、疲労感・頭痛・だるさ・不眠・冷えなどさまざまな体調不良の原因になることも。
◆温度差疲労とは?
室内外の気温差で交感神経がフル稼働!
私たちの自律神経は、以下のように体温を24時間調節しています。
- 暑い時:血管を広げて熱を放出(副交感神経優位)
- 寒い時:血管を収縮させて熱を保持(交感神経優位)
しかし、真夏に35℃の屋外と25℃以下の冷房室内を往復するだけで、自律神経は切り替えに疲弊し、うまく調整ができなくなります。
▼主な症状
- 身体のだるさ/頭痛
- 食欲不振/胃腸の不調
- 寝つきの悪さ
- 手足の冷え/しびれ感
◆冷房病と熱中症の関係
実は、冷房が苦手な人ほど熱中症のリスクも高いのです。
▷ 冷えすぎを避けるあまり汗をかかず、体温がこもりやすい
→ 体内に「内熱」が蓄積し、熱放散がうまくできず熱中症のリスクが上がる
▷ 水分補給を怠る
→ 冷えている感覚で喉の渇きを感じにくくなり、脱水に気づきにくい
▷ 交感神経優位が続き睡眠の質が下がる
→ 寝ている間に体温が下がらず、疲労が取れず慢性的に体調不良に
◆骨盤の歪みが“体温差”を悪化させる?
骨盤のゆがみがあると、左右の筋肉の緊張差が生まれ、血流やリンパの流れがアンバランスになります。結果として、
- 片側の冷え・むくみ
- 内臓の位置ずれによる代謝低下
- 熱放散の効率低下
などが起き、体の中で温度差が生じるようになります。こうした体内の“温度ムラ”が自律神経をさらに乱す要因になります。
◆“体を冷やさないと疲れが取れない”理由
意外にも、体を適切に冷やすことは自律神経を休ませるために重要です。
【メカニズム】
- 寝ている間、深部体温(脳・内臓の温度)を下げることで副交感神経が働きやすくなり、心身がリラックス
- 逆に深部体温が下がらないと、睡眠の質が低下し、自律神経が回復しにくい
【エビデンス】
「睡眠と深部体温の関係」に関する研究(厚労省:健康づくりのための睡眠指針2014)によると、入眠時の深部体温低下が早い人ほど、睡眠効率が高いとされています。
つまり、冷房をうまく使って体をクールダウンさせることが、疲労回復のために重要なのです。
◆当院でのおすすめ施術
自律神経の乱れ・温度差疲労・冷房病に対して、くろちゃん鍼灸整体院では以下の施術を組み合わせて対応しています。
◎ 骨盤矯正・猫背矯正
→ 骨格の歪みを整えることで、血流と神経伝達をスムーズに
◎ 鍼灸施術
→ 背部の経絡や内臓反応点へアプローチし、自律神経の切り替えをスムーズに
◎ 頭部施術(ヘッド調整)
→ 脳の過覚醒を抑え、体の熱放散・睡眠の質をサポート
◆通院ペースの目安
- 急性期(つらい症状が強い時):週2回
- リハビリ期(症状が安定してきた時):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調管理):月2〜3回
◆24時間予約受付中!
LINEまたはホームページからいつでもご予約可能です!
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから
📱LINE



コメント