ベンチプレスで肩が痛い|肩鎖関節負荷集中

自律神経 体の歪み 痛み

くろちゃん鍼灸整体院


はじめに

「ベンチプレスをすると、肩の先がズキッと痛む」
「重さを上げるほど、肩の前や上が不安になる」
「胸は鍛えたいのに、肩が先に限界になる」

トレーニングをしている方から、こうした相談は本当に多く寄せられます。

しかもこの痛み、
筋肉痛とは違い、フォームを変えてもなかなか引かない
トレーニングを休んでも、再開するとすぐ再発する
という特徴があります。

その正体として非常に多いのが、
**「肩鎖関節(けんさかんせつ)への負荷集中」**です。

肩の先端にある小さな関節ですが、
ベンチプレスでは想像以上に大きなストレスがかかっています。

この記事では、

  • なぜベンチプレスで肩鎖関節が痛くなるのか
  • 整形外科的に見た肩鎖関節の構造と役割
  • フォームや筋力だけでは解決しない理由
  • くろちゃん鍼灸整体院で行う施術の考え方
  • 再発を防ぐために本当に必要な身体の条件

これらを、
これから来院を考えている方にもわかりやすい話し言葉で、
できるだけ丁寧に解説していきます。


ベンチプレスで「肩の先」が痛む人の共通点

まず、肩鎖関節に負担が集中している方には、
いくつかはっきりした共通点があります。

  • バーを下ろした位置で肩の前が詰まる
  • 肩の先端を指で押すと痛い
  • 鎖骨の外側に違和感がある
  • ワイドグリップの方が痛みが出やすい
  • 重量を上げるほど肩が怖くなる
  • ベンチ以外(腕立て・ディップス)でも痛む

これらはすべて、
肩鎖関節が「逃げ場のない状態」で圧迫され続けているサインです。

多くの方はここで、

「肩の筋力が弱いのかな」
「フォームが悪いのかな」

と考えますが、
実はそれだけでは説明がつかないケースがほとんどです。


整形外科的に見る「肩鎖関節」とは?

肩鎖関節の位置と構造

肩鎖関節は、

  • 鎖骨(さこつ)
  • 肩甲骨の肩峰(けんぽう)

この2つをつなぐ、非常に小さな関節です。

見た目は小さいですが、

  • 腕を前に出す
  • 押す
  • 支える

といった動作のたびに、
鎖骨と肩甲骨の微妙なズレを調整する役割を担っています。

肩鎖関節の特徴

整形外科的に見ると、肩鎖関節には次の特徴があります。

  • 可動域はごくわずか
  • 靭帯による安定性が非常に重要
  • 直接圧迫に弱い
  • 繰り返しの荷重に弱い

つまり、
**「大きく動く関節」ではなく「衝撃を受け止める関節」**なのです。


なぜベンチプレスで肩鎖関節に負荷が集中するのか

本来の理想的な力の流れ

ベンチプレスでは、本来、

  • 足で床を踏む
  • 骨盤が安定する
  • 胸郭が広がる
  • 肩甲骨が寄って下がる
  • 上腕骨がスムーズに動く

という全身連動が起こります。

この流れがあることで、
バーの重さは全身で分散されます。

肩鎖関節に集中してしまう状態

ところが、次のような状態があると話は変わります。

  • 骨盤が不安定
  • 胸椎(背中)が動かない
  • 猫背気味で胸が潰れている
  • 肩甲骨がうまく下がらない
  • 肩が前に巻き込まれている

この状態でベンチプレスを行うと、

行き場を失った負荷が、肩の先端に集中する

という現象が起きます。

その最終的な受け皿が、
肩鎖関節なのです。


フォームを直しても痛みが消えない理由

「フォームを修正したのに痛い」
「軽くしても違和感が残る」

こうした声も非常に多いです。

それは、
フォーム以前に、身体の土台が整っていないからです。

  • 骨盤が傾いたまま
  • 背中が固まったまま
  • 呼吸が浅いまま

この状態では、
どんなに正しいフォームを意識しても、
肩は逃げ場を失います。

結果として、

  • 肩鎖関節が圧迫される
  • 靭帯が引き伸ばされる
  • 神経が過敏になる

という負のループに入ってしまいます。


肩鎖関節負荷集中が続くと起こること

この状態を我慢しながら続けると、

  • 炎症が慢性化する
  • 石灰沈着が起こりやすくなる
  • 鎖骨周囲の可動性が低下する
  • 肩全体の動きが悪くなる

最終的には、

「ベンチプレスだけでなく、日常生活でも痛む」

という状態に進行してしまうこともあります。


くろちゃん鍼灸整体院での考え方

当院では、
肩だけを診ることはほとんどありません。

なぜなら、
肩鎖関節に負担が集中している時点で、
すでに全身のどこかがうまく機能していないからです。


骨盤矯正が肩鎖関節に与える影響

骨盤は、上半身の土台です。

骨盤が不安定だと、

  • 胸郭が潰れる
  • 肩甲骨が前に流れる
  • 鎖骨の動きが制限される

その結果、
肩鎖関節が直接的な圧迫を受けやすくなります。

骨盤矯正により、

  • 荷重が下半身に分散
  • 上半身の緊張が抜ける
  • 肩が自然に下がる

ことで、
肩鎖関節の「逃げ道」を作ります。


猫背矯正が肩鎖関節負荷を減らす理由

猫背姿勢では、

  • 胸が潰れる
  • 肩が内側に巻く
  • 鎖骨が前に引かれる

この状態でベンチプレスを行うと、
バーを下ろすたびに
肩鎖関節が前方から押し潰される形になります。

猫背矯正によって、

  • 胸椎の伸展
  • 肩甲骨の下制
  • 鎖骨の可動性回復

が起こると、
肩鎖関節への圧迫は大きく減少します。


鍼灸施術による肩鎖関節周囲へのアプローチ

鍼灸では、

  • 炎症によって過敏になった神経
  • 緊張し続ける筋肉
  • 血流が滞った組織

に対して、
深部からの調整が可能です。

特に肩鎖関節周囲は、

  • 筋肉だけでなく
  • 靭帯・関節包・神経

が密集しているため、
鍼灸との相性が非常に良い部位です。


頭部施術が肩の回復を早める理由

意外に思われるかもしれませんが、
肩の痛みが長引く方ほど、
頭部・首周囲の緊張が強い傾向があります。

これは、

  • 痛みをかばう
  • 無意識に力が入る
  • 交感神経が過剰になる

ことで起こります。

頭部施術により、

  • 神経の過緊張が抜ける
  • 呼吸が深くなる
  • 身体全体の回復スイッチが入る

結果として、
肩の回復スピードも高まります。


通院頻度の目安

症状や状態にもよりますが、目安としては、

  • 急性期:週2回
  • リハビリ期:週1回
  • メンテナンス期:月2〜3回

をおすすめしています。

「トレーニングを続けながら整えたい」
「再発しない身体を作りたい」

という方ほど、
この流れが非常に重要になります。


ご予約について

くろちゃん鍼灸整体院では、

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から 24時間ご予約受付中です。

施術者が1人のため、
予約が取りづらい場合もございますが、
当日のご予約も可能です。

気になる症状がある方は、
お早めにご連絡ください。


まとめ

ベンチプレスでの肩の痛みは、
単なる筋力不足やフォームの問題ではありません。

多くの場合、

肩鎖関節への負荷集中

という、
身体全体の連動不全が背景にあります。

痛みをごまかしながら続けるのではなく、
「なぜそこに負担が集まっているのか」
を一緒に見直していきましょう。


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