はじめに
「最近、冬になると口の中がパサパサして話しづらい…」
「朝起きた瞬間から口が乾いていて、なんだか不快…」
そんなお悩みを抱えて来院される方が、この時期とても増えています。
実はこの“口の中のパサつき”、ただの乾燥ではなく 自律神経の唾液分泌機能が弱っているサイン であることが多いのです。
特に冬は、気温・湿度の低下に加えて、寒さによる身体の緊張、血流低下、ストレスによる交感神経の高まりが重なり、口腔内の粘膜が乾きやすくなります。これを放っておくと、口臭・話しづらさ・飲み込みにくさ・喉粘膜の炎症・免疫力低下など、思った以上に全身への影響が広がることもあります。
この記事では、
「なぜ冬に口の中がパサパサしやすいのか」
「自律神経・東洋医学の観点ではどう捉えるのか」
「当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどう役に立つのか」
という点を、来院された患者さんにお話しするような “やさしい会話調” で詳しくご説明していきます。
小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町周辺で、同じようなお悩みを抱えている方のお力になれたら嬉しいです。
■ 冬に口の中がパサパサするのは「自律神経の唾液分泌低下」が原因
「いやいや、ただの乾燥でしょ?」
そう思われる方も多いのですが、実際は 気温や湿度よりも“自律神経の働き”が大きく関係しています。
唾液を出すのは「副交感神経」の役割です。
しかし冬になると、
- 寒さで身体がこわばる
- 無意識に力みやすくなる
- ストレスに弱くなる
- 血管が収縮して血流が悪くなる
このような状態が重なり、
副交感神経が働きにくくなり、唾液がしっかり分泌されない
という状況になってしまうのです。
特に以下のような症状は、自律神経のサインとしてよく見られます。
- 口の中がすぐ乾く
- 話すと舌が張りつく
- 朝起きるとカラカラしている
- 喉の奥が乾きやすい
- 唇が荒れやすい
- 飲み込みづらい
もし当てはまるものがあれば、口の乾燥は 身体のSOS と考えていただくのが良いかもしれません。
■ 自律神経の働きと「唾液の質・量」の関係
自律神経は“自動で身体を調整するスイッチ”のようなもので、心臓、呼吸、血管、筋肉の緊張、粘膜の湿度などを常に整えています。
● 副交感神経 → 唾液を出す担当
食事中やリラックス時に唾液が増えるのはこの働き。
● 交感神経 → 緊張すると唾液が止まりやすい
緊張すると口がカラカラになるのはこのため。
冬は寒さによるストレス刺激で 交感神経が優位 になりがちです。
すると、体は「緊張・防御モード」になり、唾液分泌の優先度が下がります。
その結果、
- 粘膜が乾く
- 口の中の菌が増える
- 喉の炎症が起きやすい
- 飲み込みづらくなる
- 舌の動きが悪くなる
といった問題が起こります。
■ 東洋医学では「陰液不足」「肺・腎の弱り」として捉えます
東洋医学的に見ると、冬の口の乾きは主に以下の要因で説明できます。
▼ ① 「陰液不足(いんえきぶそく)」
身体の潤い(津液)が不足し、粘膜が乾きやすい状態。
冬は乾燥と冷えで津液が巡りにくくなるため口腔乾燥が起こりやすい。
▼ ② 「肺」の弱り
肺は皮膚や粘膜の潤いを司る臓。
乾燥しやすい季節は肺が弱り、口・鼻・喉の乾きを感じやすくなる。
▼ ③ 「腎」の弱り
冬は「腎」の季節。
腎が弱ると身体の保水力が低下し、口の乾き・喉の違和感・疲れやすさが出やすい。
東洋医学では、口の乾燥は身体の深部の冷えやエネルギー不足のサインと考えられ、
“潤いを巡らせる仕組み” が弱っている状態 としてアプローチしていきます。
■ では、なぜ整体で「唾液分泌」が良くなるのか?
唾液は副交感神経が優位なときに出ます。
そのため、身体のゆがみや緊張を解き、副交感神経が働きやすい状態にしてあげることが大切です。
くろちゃん鍼灸整体院では、
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
これらを組み合わせて自律神経を整え、唾液分泌を回復させていきます。
■ 骨盤矯正:自律神経の土台を整え、呼吸と循環を改善
骨盤がゆがむと、背骨のねじれが起き、自律神経の通り道である脊柱周囲が緊張します。
冬は筋肉が縮こまりやすいため、このゆがみが強調されやすい季節です。
骨盤が整うと、
- 呼吸が深くなる
- 内臓の動きがよくなる
- 血流が改善する
- 副交感神経が働きやすくなる
結果として 唾液が出やすい身体の状態 が作られます。
特に口の乾燥が続いている方は、骨盤の後傾・反り腰・猫背が同時に起きているケースが多く、土台を整えると症状が驚くほど改善することがあります。
■ 猫背矯正:胸郭の圧迫を取り、呼吸が改善 → 唾液も増える
猫背になると、胸が潰れ、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと副交感神経が働きづらくなるため、唾液がさらに出にくい状態に。
猫背矯正をすると、
- 胸が広がる
- 呼吸が深くなる
- 首肩の緊張がゆるむ
- 脳への酸素供給が改善
- 副交感神経がスイッチオン
という流れで、口腔の湿度が自然と戻り始めます。
■ 鍼灸施術:直接“自律神経の中枢”に働きかける
鍼灸は、自律神経を調整する最も効果的な施術の1つです。
冬の乾燥による口のパサつきに対しては、
- 胸周りの交感神経の緊張をゆるめる
- 胃腸の働きを整え、津液の巡りを改善
- 肺・腎の経絡を補い、身体の潤いを回復
- 口腔・喉へつながる経絡の流れを整える
こうしたアプローチが可能です。
特に肺経・腎経・任脈にアプローチすると、粘膜の潤いが戻りやすく、
「気づいたら口の乾燥が気にならなくなった」
という患者さんが多くいらっしゃいます。
■ 頭部施術(ドライヘッド):唾液分泌を促す“リラックス神経”をスイッチオン
頭部施術は、緊張で硬くなった頭皮・側頭筋・顎周りの筋肉をゆるめ、
副交感神経を一気に働かせるスイッチのような役割をします。
- 頭皮の血流改善
- 顎関節周囲の緊張緩和
- 脳疲労の軽減
- 唾液腺への血流を促進
この結果、施術後すぐに
「あれ?唾液がしっとり戻ってきた感じがする」
という変化を感じる方が多いです。
■ 回復までの通院ペース
症状の強さに応じて、以下のペースをおすすめしています。
● 急性期(パサつきが強い時期)
→ 週2回
● リハビリ期(症状が改善し始めた頃)
→ 週1回
● メンテナンス期(乾きにくい身体作り)
→ 月2〜3回
自律神経の症状は「良くなったり戻ったり」を繰り返すため、
安定するまでは継続的な施術が非常に重要です。
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