（くろちゃん鍼灸整体院）
はじめに
「しっかり寝たはずなのに、朝起きても体が重い…」
「冬になると、ぐっすり眠れた感じがしない」
こうしたお悩み、毎年増えています。
実際に当院へ来られる患者さんの多くが、
『冬になると眠りが浅くなり、疲労が回復しない』
という共通の声を口にされます。
冬は気温の低下や日照時間の減少により、自律神経の働きが乱れやすく、睡眠の質が低下しやすい季節です。
特に 深睡眠（ノンレム睡眠の中でも最も脳が休まる時間） がうまく確保できないと、どれだけ長く寝ても疲れが抜けません。
そして東洋医学でも、冬は「腎」が弱りやすく、生命エネルギーの回復力が落ちる季節と言われています。
そのため、冬の睡眠トラブルは自律神経と東洋医学の両面からケアしていくことで、大きく改善が期待できます。
この記事では、
・なぜ冬は疲労感が残るのか
・自律神経と東洋医学の視点
・骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように効果を出すのか
・通院の目安と予約方法
これらを、これから来院される方に寄り添う言葉で丁寧にお伝えします。
冬はなぜ「眠っても疲れが取れない」のか？
◆1. 冬は交感神経が優位になりやすい季節
冬は外気温が低く、体は常に「冷えから身を守る」モードに入ります。
そのため 交感神経（活動モード）が強く働きやすく、副交感神経（リラックスモード）が働きにくい状態 になりがちです。
交感神経が夜まで優位のままだと、
- 寝つきが悪い
- 深い眠りに入れない
- 夜間に何度も目が覚める
- 朝、目覚めても筋肉が休まっていない
こんな状態になってしまいます。
◆2. 手足の冷えが深睡眠を邪魔する
深睡眠に入るためには、
「手足から熱を逃がし、体の中心（深部体温）を下げる」
必要があります。
しかし冬は手足の血流が悪くなり、熱がうまく逃げないため、
深部体温が下がりにくく、深睡眠に入りにくいのです。
「体は疲れているのに、眠りのスイッチが入らない」状態になります。
◆3. 日照時間の短さが自律神経のリズムを狂わせる
冬は日が短くなるため、
睡眠と覚醒を調整するメラトニン分泌のリズムが乱れやすい のも原因です。
リズムが乱れると、
- 夜に深く眠れない
- 朝スッキリ起きられない
- 1日中ぼんやり・だるい
といった症状が続きやすくなります。
東洋医学から見る冬の疲労感と睡眠不良
東洋医学では、冬は「腎」の季節とされています。
腎は生命エネルギーの源であり、
回復力・免疫力・自律神経の安定・ホルモンバランス
などを司ります。
冬は腎の働きが落ちやすく、次のような不調が現れます。
- 朝からだるい・重い
- 深い眠りに入れない
- 体が冷える
- 集中力が続かない
- 夜になると疲れが増す
つまり、
「腎の弱り」と「自律神経の乱れ」が同時に起きやすい季節＝冬
ということです。
さらに東洋医学では、冬に気が内側へこもりやすく、巡りが悪くなるため、
睡眠の質を高めるには全身の巡りを整える施術がとても有効 と考えられています。
当院の4つの施術が『深睡眠不足』に効果的な理由
◆1. 【骨盤矯正】
自律神経の切り替えを助け、深睡眠に入る体に整える
骨盤は全身のバランスの土台であり、自律神経の通り道である脊柱と深く関係しています。
冬は冷えや筋緊張により骨盤が後傾しやすく、
- 呼吸が浅い
- 副交感神経が働きにくい
- 夜にリラックスできない
という状態を招きます。
骨盤を正しい位置に整えることで、
- 深い呼吸がしやすくなる
- 体の緊張が抜けやすくなる
- 眠りのスイッチが入りやすくなる
など、深睡眠に必要な条件が整います。
◆2. 【猫背矯正】
胸郭を開き、呼吸が深くなることで睡眠が安定
猫背は冬に悪化しやすい代表的な姿勢です。
背中が丸まった姿勢では、
胸が狭くなり呼吸が浅くなる＝眠りの質が悪くなる
という明確な関係があります。
猫背矯正では、
- 肋骨まわりの硬さを緩和
- 首肩の緊張を軽減
- 呼吸が自然にゆったり深くなる
これにより副交感神経が優位に切り替わり、
深睡眠へ入りやすい体づくりが可能 になります。
◆3. 【鍼灸施術】
自律神経のバランスを直接整え、深い休息を引き出す
鍼灸は、冬の睡眠不良に特に高い相性があります。
自律神経の調整ポイントや血流改善ポイントを刺激することで、
- 体の芯の冷えを取る
- 夜のリラックス度を高める
- 脳の興奮を鎮める
- 全身の巡りを整える
といった効果が期待できます。
また東洋医学的には腎の働きを補い、
回復力を高める施術が冬の睡眠トラブル改善に非常に有効です。
◆4. 【頭部施術（ドライヘッド）】
脳疲労を取り除き、深睡眠へ誘導する
現代人の睡眠不足の大きな原因の一つが 脳疲労 です。
頭部施術では、
- 頭皮の緊張をゆるめる
- こめかみ・後頭部の圧迫を軽減
- 自律神経中枢の興奮を抑える
ことで、
「深く落ちるような睡眠」へ導く作用 が期待できます。
寝ても疲れが取れない方の多くが、この施術で驚くほど睡眠が改善します。
通院の目安
- 急性期（つらい時期）：週2回
- リハビリ期（回復途中）：週1回
- メンテナンス期（安定後）：月2〜3回
睡眠は “毎日の積み重ね” であり、体の回復リズムを整えるには継続が大切です。
ご予約について
当院は施術者1名で対応しているため、
ご予約が取りづらくなっております。
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