(くろちゃん鍼灸整体院・小田原市/南足柄市/開成町/秦野市/中井町/大井松田町)
はじめに
「最近、冬になると鼻血が出やすくなるんです…」
そんなご相談が、くろちゃん鍼灸整体院では毎年この季節になると急増します。
冬は空気が乾燥するだけでなく、自律神経のバランスが乱れやすく、鼻の粘膜や血管がとてもデリケートになります。室内の暖房・外の冷気・気圧変化・ストレス…これらが重なると、血管がキュッと縮んだり、逆に急に緩んだりして鼻血が出やすくなるんですね。
「自分だけかな?」「体のどこか悪いのかな?」と不安を抱えたまま来院される方も多いですが、原因を丁寧に紐解いていくと、多くの方が 乾燥+自律神経の乱れ による機能低下が背景にあります。
この記事では、
- なぜ冬に鼻血が出やすくなるのか
- 自律神経と鼻の粘膜・血管の関係
- 東洋医学から見た「鼻血が出やすい体」
- くろちゃん鍼灸整体院での施術
(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術) - どれくらい通院すると改善しやすいか
- 自宅でできるケア
これらを患者さん目線で、わかりやすくお話ししていきます。
同じ悩みを抱えているあなたに、少しでも安心していただけますように。
冬は鼻血が出やすい理由|乾燥で血管がもろくなる体の仕組み
冬の冷たく乾燥した空気は、鼻の粘膜から水分をどんどん奪っていきます。
その結果、
- 粘膜が薄くなる
- 潤いが減る
- 血管を守るバリアが弱くなる
こうして、ちょっとした刺激――鼻をかむ・触る・温度差などでも、血管が破れやすくなります。
特に冬は、
- 室内の暖房で乾燥
- 外に出ると急激な冷気
- 気圧が下がりやすい
- 自律神経の切り替えが忙しい
これらが重なることで、鼻の血管は普段以上にストレスを受け、もろく・切れやすくなってしまうのです。
自律神経と鼻血の深い関係|なぜ冬に乱れやすいの?
鼻の血管は、自律神経の働きによって
- 収縮(細くなる)
- 拡張(太くなる)
を繰り返しています。
ところが冬は、身体が寒さに対抗するために 交感神経(緊張) が優位になりやすく、血管をグッと縮める時間が長くなります。
ずっと血管が縮まった状態が続くと、
- 血流が悪くなる
- 血管壁が弱る
- ちょっと拡張した瞬間に破れやすくなる
こういった現象が起こります。
さらに、
- ストレス
- 寝不足
- 冷え
- 気圧変化
- 暖房下での喉・鼻の乾燥
これらもすべて自律神経を乱し、鼻血を出しやすい環境を作ってしまいます。
「風邪じゃないのに鼻血だけ出る…」という方は、自律神経の疲れが隠れていることが非常に多いのです。
東洋医学でみる『冬の鼻血』|陰虚・血熱・肺の乾燥
東洋医学では、冬の鼻血は主に次の3つのタイプに分類されます。
① 陰虚(いんきょ)タイプ|体の潤い不足で血管が弱る
陰=体の潤い・血液
これが不足すると、
- 鼻の粘膜がカサカサ
- 血管がもろくなる
- 火照りやすい
などの症状が出やすくなります。
冬の暖房で乾燥し、夜更かし・ストレスが続くと、陰が不足して鼻血が出ることがあります。
② 血熱(けつねつ)タイプ|体内にこもった熱で血が上に昇る
血に “熱” がこもると、血液が勢いよく上へ上へと昇り、
- 鼻の血管が開きすぎる
- 血流が乱れる
- 血が外に漏れやすくなる
このタイプは、イライラしやすい、ほてりがある、乾燥が強い方に多く見られます。
③ 肺燥(はいそう)タイプ|肺(呼吸系)の乾燥が鼻へ影響
東洋医学では「鼻は肺の窓」とされ、肺の潤い不足は鼻の乾燥を招きます。
肺が乾燥すると、
- 鼻の粘膜が弱る
- 粘膜バリアが低下
- 鼻血や鼻づまりが増える
冬に咳が少し続く、喉の乾燥が強い方もこのタイプが増えやすいです。
くろちゃん鍼灸整体院での施術解説
冬の鼻血は「鼻だけの問題」ではなく、
身体の乾燥・血流・呼吸・姿勢・自律神経の総合バランスの乱れ が背景にあります。
そこで当院では、4つの施術を組み合わせて根本から整えていきます。
① 骨盤矯正|自律神経の土台を整え、血流改善をサポート
骨盤は全身の血流・姿勢・神経バランスの起点です。
骨盤が歪むと、
- 冷えやすくなる
- 自律神経が交感神経優位になる
- 上半身の緊張が抜けにくい
結果として鼻の血流にも悪影響が出ます。
骨盤矯正で身体の軸を整えると、
- 末端まで血流が行き届く
- 鼻の粘膜が潤いやすくなる
- 冬の乾燥に負けない身体へ
こうした「鼻血が出にくい体質」づくりをサポートします。
② 猫背矯正|胸郭の動きを広げて呼吸を深くする
猫背姿勢の方は、
- 肺が縮む
- 呼吸が浅くなる
- 鼻や顔の血流も不足する
という悪循環に入ります。
猫背矯正で胸を開くと、
- 呼吸が深くなる
- 鼻粘膜の潤いが回復
- 血管の強さが戻りやすい
呼吸が整うだけで自律神経も安定し、鼻の不調が改善しやすくなります。
③ 鍼灸施術|粘膜の血流回復と自律神経の調整
鍼灸は、鼻血が出やすい方にとても相性の良い施術です。
- 鼻のまわりの血流を改善
- 自律神経のバランスを整える
- 肺・腎の潤いを高める
- 乾燥に負けない体質へ導く
特に冬は交感神経が張りつめている方が多いため、鍼灸で副交感神経を働かせることで鼻の血管が安定しやすくなります。
東洋医学的には、
「肺・腎の陰(潤い)」を補うツボを中心に施術します。
④ 頭部施術(ヘッド施術)|鼻粘膜の血流と自律神経を落ち着かせる
頭皮や側頭部のこわばりは、
- 顔・鼻周囲の血流低下
- 自律神経の興奮
- 呼吸の浅さ
を引き起こし、鼻血につながることがあります。
頭部施術では、
- こめかみ
- 額
- 側頭部
- 後頭部
をゆっくり緩めていき、鼻の血流と自律神経を同時に整えます。
通院目安
| 期間 | 頻度 | 目的 |
|---|---|---|
| 急性期 | 週2回 | 粘膜回復・自律神経安定・乾燥対策 |
| リハビリ期 | 週1回 | 鼻血が出ない体質づくりを定着させる |
| メンテナンス期 | 月2〜3回 | 再発予防・季節の変わり目のケア |
冬は特に乾燥と寒さで再発しやすいため、継続的なケアをおすすめします。
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