くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町)
はじめに
「最近、寒い日に外を歩くと視界がチカチカする…」
「目がかすむような感覚があって不安になる…」
そんなお悩みを抱えて来院される方が、冬になると一気に増えてきます。
実はこの“視界のチカチカ”は、目そのものの問題ではなく、 寒さによる末梢血流の低下から脳への酸素供給が不足しているサイン であることがとても多いんです。
「なんだか頭がぼーっとする」
「集中しにくい」
「視界が揺れるような気がする」
こうした症状が重なると、心配でネット検索を繰り返してしまい、余計に不安が強まってしまう方も多いです。
でも安心してください。
くろちゃん鍼灸整体院では 自律神経の調整と東洋医学的な改善 を組み合わせることで、この“視界のチカチカ”の原因をしっかり根本から整えていきます。
この記事では、
- 寒さで視界がチカチカする理由
- 自律神経の働き
- 東洋医学での捉え方
- 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術がどんな効果を出すのか
- 通院の目安
を、これから来る患者さんにも分かりやすい“話し言葉”で丁寧にお伝えします。
寒さで「視界がチカチカ」するのはなぜ?
まずは一番気になるところからお話ししますね。
冬の寒さが強くなると、体は体温を逃がさないために 末梢の血管をギュッと収縮 させます。
このとき、一番影響を受けやすいのが 頭・顔・目まわりの血流 です。
血管が強く細くなると、
- 脳へ届く血液量が低下
- 酸素供給が不足
- 視神経の働きが鈍る
という流れで、
結果として チカチカ、キラキラ、瞬間的な視界の乱れ が出ます。
特に朝や外出時、寒暖差が激しい日に多くなるのも特徴です。
そしてこの血管収縮をコントロールしているのが 自律神経(交感神経と副交感神経) です。
自律神経の状態が視界に影響する理由
多くの方が「視界がチカチカ=目の病気?」と思いがちですが、実際には 自律神経の乱れが大きく関わっています。
◆ 寒い=交感神経が急上昇
寒さを感じると体は防御反応として交感神経が一気に働きます。
その結果、
- 血管が縮む
- 筋肉が緊張する
- 呼吸が浅くなる
- 酸素の巡りが低下する
こうした状態が重なると、脳の中でも特に視覚に関わる部分が一時的に酸欠状態になり、視界のチカチカが起こります。
◆ 呼吸の浅さが追い打ちをかける
寒いと肩が上がり、胸が狭くなり、呼吸が浅くなるため、
酸素を取り込む量そのものが低下 します。
自律神経のバランスが崩れるほど、視覚情報を処理する力も落ちてしまうのです。
東洋医学でみる「視界のチカチカ」
東洋医学では、視界がかすんだりチカチカしたりする状態を
「肝血の不足」や「気血の滞り」 として捉えることが多いです。
◆ 肝は“目”と深い関係
東洋医学では「肝は目に開く」と言われ、
肝の働きが弱り気味のとき、
- 目の疲れ
- 視界のかすみ
- 視覚の揺らぎ
などが出やすいとされています。
寒さで気血が止まりやすい冬は、
肝の働きが一時的に弱り、視界症状を起こしやすい季節なのです。
◆ 冷え=気血の巡りの停滞
冷えると身体のエネルギーである「気」と「血」がスムーズに流れにくくなり、
特に頭部の巡りが悪くなると、
目の周囲の筋肉や神経も影響を受けやすくなります。
つまり東洋医学的に見ても、
血の巡りを整え、自律神経を落ち着けることが改善の最短ルート なのです。
くろちゃん鍼灸整体院で行う施術と効果
ここからは、当院の4つの柱である
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
が、今回の症状にどのように効果を発揮するのかを詳しくお話ししますね。
① 骨盤矯正
「視界と骨盤って関係あるの?」と思われがちですが、実は大きく関係しています。
骨盤がゆがむと、
- 姿勢が崩れる
- 呼吸が浅くなる
- 交感神経が優位になる
- 血管収縮が強まりやすくなる
という流れで 頭部の血流不足を助長 します。
骨盤を正しい位置に戻すことで、
- 呼吸が深くなる
- 血流が全身に巡りやすくなる
- 自律神経が落ち着く
結果として 脳への酸素供給も向上 し、視界のチカチカが出にくくなります。
② 猫背矯正
冬はどうしても身体を丸めがち。
すると首が前に出て、頭部の血管が圧迫され、視界の乱れにつながります。
猫背矯正では、
- 肩・肩甲骨の位置を整える
- 首まわりの緊張を緩める
- 呼吸を深くする
こうした効果により、
頭部の血流が一気に改善され、視覚の安定性が戻りやすくなります。
特に「寒い日に首がこわばる」「肩がすぐ丸くなる」という方には必須です。
③ 鍼灸施術
鍼灸は 自律神経調整のスペシャリスト。
視界のチカチカは、
- 交感神経が過緊張
- 副交感神経が働きにくい
というアンバランスから起こるため、鍼灸の効果がとても高いです。
鍼灸がもたらす具体的な作用
- 末梢血管の循環改善
- 頭部への血流増加
- 呼吸が深くなる
- 筋肉のこわばりが緩む
- 視神経への負担軽減
特に首・頭皮・肩まわりにアプローチすることで、
視界のチカチカが大きく改善されることが多いです。
④ 頭部施術(ドライヘッドスパ)
視界トラブルの改善に 即効性が高い のが頭部施術です。
頭皮が冷えて硬くなると、
- 血流低下
- 神経の伝達が鈍くなる
- 視覚中枢の働きが鈍る
こうした状態が続きます。
頭部施術で頭皮の血行を回復させると、
- 視界がクリアになる
- 頭の重だるさが抜ける
- 集中力が戻る
という体感が得られやすいです。
特に寒い季節は「頭皮の冷え」が強くなるため、視界症状との相性が非常に強い施術です。
施術の流れ
- カウンセリング
- 姿勢チェック(骨盤・猫背)
- 触診(首・頭皮・肩)
- 鍼灸+整体
- 頭部施術
- 施術後の身体バランス説明
全身から整えていくことで、症状の根本から改善していきます。
通院の目安
症状の強さにより目安は変わりますが、基本的には以下を推奨しています。
- 急性期(つらい時期)…週2回
- リハビリ期(安定し始め)…週1回
- メンテナンス期…月2〜3回
視界症状は「寒さの刺激+自律神経疲労」が重なって出ているため、最初は間隔を詰めての施術が改善が早いです。
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