（くろちゃん鍼灸整体院）
はじめに
「なんとなく微熱が続く…」「熱が出るほどではないけれど、体がずっと重だるい…」「気持ちもシャキッとしない…」
こうした “はっきり風邪ではないのに続く体調不良” にお悩みの方、本当に多いです。
特に 小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市 など、山と海・温度差の影響を受けやすい地域にお住まいの方は、季節の変わり目や気圧変動で 自律神経の体温調整が乱れやすい という特徴があります。
「病院に行くほどではないけど毎日しんどい…」
そんな声に寄り添うために、今日は 微熱が続いて体が重い理由 を、自律神経と東洋医学の両面から分かりやすくお話しします。
そして、くろちゃん鍼灸整体院で行っている
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術（ドライヘッド）
が、なぜこのタイプの不調に効果的なのか、丁寧に掘り下げていきます。
あなたが「なんでこんなに体がしんどいんだろう…？」と感じている理由が、この文章の中でスッと理解できると思います。
微熱が続くのは “体温調整の神経” が疲れているサイン
微熱が数日〜数週間続く方は、こんな状況になっていることが多いです。
● ① 自律神経（視床下部）の疲労
体温は「視床下部（ししょうかぶ）」という自律神経のコントロールセンターが管理しています。
ところが、
- 寒暖差が激しい
- 気圧が不安定
- ストレスが多い
- 仕事が詰まっている
- 睡眠が浅い
こうした要因が重なると、視床下部が疲れてしまい 体温調整にズレ が出ます。
その結果、
✔ 37℃前後の微熱が続く
✔ 朝は下がって夕方に上がる
✔ ずっと倦怠感・眠気が取れない
こんな症状につながります。
● ② 交感神経が優位になりすぎる
交感神経が常にオンの状態だと、体は「戦う準備モード」になり、内部の熱がこもりやすくなります。
- 肩も背中も常に緊張
- 呼吸が浅くなる
- 頭痛やめまいも出やすい
体温が上がるのは、身体が「緊張モード」から抜け出せていない証拠でもあります。
● ③ 東洋医学では『気虚』『肺熱』『湿熱』の状態
東洋医学では、微熱が続く背景として以下の状態が考えられます。
● 気虚（ききょ）
体のエネルギーが不足して免疫力が弱い状態。
疲れが取れず、だるさ・微熱が続く。
● 肺熱（はいねつ）
体の上部に熱がこもり、のぼせ・微熱・ほてりが出る。
● 湿熱（しつねつ）
体内に湿気と熱が混ざった停滞。
重だるさ・頭重感・消化不良・むくみを伴う。
微熱・だるさは「体が熱を持っているから」ではなく、
“熱をうまく逃がせない体質になっている” という見方になります。
微熱が続く人に共通する特徴
たくさんの患者さんを施術している中で、微熱が続く方には共通点があります。
✔ 姿勢が悪く、胸が狭くなっている（猫背）
胸郭が狭まると呼吸が浅くなり、自律神経が乱れやすくなる。
✔ 骨盤の歪みで血流が悪く、熱がこもる
骨盤の傾き → 血流停滞 → 熱の排出低下 → 微熱が続きやすい。
✔ 頭皮・側頭部が硬い
頭の緊張＝交感神経の過緊張
→ 体温調整のコントロールが悪くなる。
✔ 胃腸が弱っている（東洋医学で“脾虚”）
消化が弱ると熱と湿がこもる → 体の重だるさへ。
✔ 冷え性だけど体の内部は熱い
手足が冷たいのに体の中はポカポカ・ほてるタイプは、自律神経が乱れやすい典型。
くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が微熱に効果的な理由
ここからは、あなたが一番知りたいポイント。
「なぜ施術で微熱が落ち着くのか？」 を、より深く説明します。
◆ 骨盤矯正：体温調整の基盤となる血流改善
微熱が続く人の多くは、骨盤が前後左右どちらかに傾いています。
骨盤が歪むと…
- 内臓が下垂して働きが低下
- 血流が悪くなる
- 熱の代謝がうまくいかない
- “内部の熱こもり型” になる
という悪循環に。
骨盤矯正で血流を整えると、熱がこもらず スーッと体温が安定してくる ケースが多いです。
「骨盤が整う → 血流が良くなる → 自律神経が整う → 微熱が下がる」
この流れです。
◆ 猫背矯正：呼吸が深まり、自律神経が正常化する
猫背は “微熱体質” をつくる大きな原因です。
胸郭が狭くなると、
- 呼吸が浅い
- 酸素不足
- 内臓の動きが悪い
- 体温調整のためのエネルギーが不足
となり、自律神経が乱れます。
猫背矯正で胸がひらくと…
✔ 呼吸が深い
✔ 熱の放散がうまくいく
✔ 全身のだるさが取れる
✔ 微熱が安定してくる
体感として「呼吸がしやすくなったら熱っぽさが抜けた」という方も多いです。
◆ 鍼灸施術：体の内部の熱・巡りを整える
鍼灸は 微熱・倦怠感に最も相性がいい施術 の一つです。
● 熱を下げるツボ
- 合谷
- 太渓
- 大椎
- 曲池
などを使い、体内の熱バランスを整えます。
● 自律神経を整えるツボ
- 風池
- 天柱
- 百会
は、交感神経の過緊張を鎮めて視床下部の働きを回復させます。
● 胃腸の働きを上げて湿熱を抜く
微熱＋重だるさには脾胃のケアが重要です。
- 足三里
- 中脘
などを使うことで、体が軽くなり体温が安定していきます。
◆ 頭部施術（ドライヘッド）：視床下部を直接ケアできる
実は微熱が続く方は、頭頂部・側頭部・後頭部がガチガチになっていることがほとんどです。
頭部の筋肉が硬いと、
- 体温調整中枢が疲れたまま
- 交感神経優位が続く
- 内部の熱が抜けない
- 微熱が下がらない
という状態になります。
頭部施術で頭皮をゆるめることで、
✔ 頭が軽くなる
✔ 熱っぽさがスッと引く
✔ 夜の寝つきが良くなる
✔ 朝のダルさが軽くなる
などの変化が期待できます。
通院の目安
● 急性期（不調が強い時）
週 2回
● リハビリ期（徐々に回復してきたら）
週 1回
● メンテナンス期
月 2〜3回
「ずっと微熱が取れない…」「なんとなく毎日しんどい」
という方は、自律神経も体温調整も疲れてしまっています。
無理に耐え続けるより、早めに整えてあげる方が回復も早いです。
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