朝に手足がむくむ|血流とリンパの自律調節不良

自律神経 体の歪み 痛み

くろちゃん鍼灸整体院(小田原市)


はじめに

「朝起きたとき、手がパンパンにむくんでいる」「靴下の跡が夕方まで残る」「手がこわばって家事や仕事が始めにくい」——そんなお悩みを抱えていませんか?

特に冬場や疲れが溜まっている時期、そして自律神経が乱れやすい季節の変わり目には、朝のむくみを訴える方がぐっと増えます。
むくみは単なる“水分が溜まっているだけ”ではなく、血流・リンパの巡りをコントロールする自律神経の働きが低下しているサインでもあります。

そして東洋医学では、むくみは「気・血・水(きけつすい)」のバランスの乱れ、特に水の巡りを調整する脾(ひ)・腎(じん)・三焦(さんしょう)の作用低下によって起こると考えます。

この記事では、
✔ なぜ朝にむくみやすいのか
✔ 自律神経と東洋医学の両面から見た原因
✔ 当院の施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)がどのように改善に導くのか
✔ 通院の目安とご予約案内

これらをわかりやすく、来院される患者さんが「まさに自分のことだ」と共感できる話し言葉で詳しくお伝えしていきます。


朝に手足がむくむのはなぜ?|自律神経から見た原因

朝のむくみは、寝ている間に本来行われるべき「回復モード」がうまく働かず、体の水分調節が乱れることで起こります。

■ ① 副交感神経の回復作用が十分に働いていない

夜間は副交感神経が優位になり、
・血管をゆるめる
・リンパの流れを整える
・細胞の修復を促す
といった“回復の時間”になります。

ところがストレスや疲労、冷えなどがあると、夜でも交感神経が強く働きすぎ、
→ 血管が細いまま
→ 水分代謝が低下
→ 手足に余分な水分がたまりやすい
という流れで朝のむくみになります。

■ ② 寝ている間の体温変化が乱れている

自律神経は体温調節も担当しています。
本来、夜は深部体温が下がり、血液が内臓から末端に向かって静かに流れる仕組みです。

この体温調整がうまくいかないと、
・手足が冷える
・血管が収縮したまま
・余分な水分を回収できない
という状態になり、朝のむくみにつながります。

■ ③ 睡眠の質の低下

浅い睡眠が続くと、夜間の循環調整がうまくできません。
特に「深睡眠(ノンレム睡眠)」が不足すると、リンパの回収が著しく低下します。

「寝ても疲れが抜けない」
「朝スッキリしない」
そんな方は、むくみをセットで感じていることが非常に多いです。


東洋医学から見た朝のむくみ|“水”を動かす臓腑の弱り

東洋医学では、むくみは「水(すい)」が滞った状態と捉えます。
そしてこの水の巡りを司るのが、脾・腎・肺・三焦です。

■ 脾(ひ)の弱り:食べたものをうまく水分に変換できない

脾は「消化吸収」と「水分の運搬」を担当します。
脾が弱ると
・消化が落ちる
・湿がたまる
・手足が重だるくなる
という典型的なむくみ体質になります。

特に朝にむくむ人は、脾の弱りが深く関わっています。

■ 腎(じん)の弱り:水の排出力が低下

腎は西洋医学でいう腎臓の働きだけでなく、
“体の根本エネルギー”を司っています。

腎の力が弱ると
・水を処理できない
・冷えが強まる
・下半身にむくみやすい
という状態になります。

冬のむくみや、朝の足の重だるさは腎のサインとも言えます。

■ 肺(はい)の弱り:水を全身に巡らせる“気”が足りない

肺は「気」を巡らせ、全身に水を押し流すポンプのような役割です。
睡眠不足やストレスが続くと、この気の巡りが低下し、むくみが発生します。

■ 三焦(さんしょう)の滞り:水の通り道が詰まる

三焦とは“水の通り道”そのものを指します。
ここに滞りが生まれると、
・朝のむくみ
・顔のむくみ
・体全体の重だるさ
が出ます。

むくみは単純な水分だけの問題ではなく、これらの臓腑のバランスが複合的に崩れて起こるのです。


むくみ改善に必要なのは「血流」と「リンパ」と「神経」の立て直し

朝むくむ方の体には、共通して以下の状態が見られます。

✔ 血管が緊張し、手足まで血流が届いていない
✔ 冷えにより末端の循環が弱い
✔ 自律神経が交感神経優位
✔ 背中・肩・骨盤のゆがみで流れが悪い
✔ 頭の緊張で副交感神経が働かない

この流れを整えるために、当院の施術が非常に効果的です。


骨盤矯正がむくみに効く理由

むくみと骨盤は関係なさそうに思えますが、実は深く関わっています。

■ ① 骨盤がゆがむと“水が溜まりやすい形”になる

骨盤が後ろに傾くと、
・下腹部
・太もも
・ふくらはぎ
への負担が増え、血流が停滞しやすくなります。

その結果、朝起きたときに足だけがパンパンになるケースが非常に多いのです。

■ ② 骨盤は下半身のリンパの“出口”

リンパの大きな通り道は骨盤周囲に集中しています。
ここがゆがむと流れは一気に悪くなり、
→ 夕方だけでなく朝もむくむ
という状態をつくります。

■ ③ 内臓の位置を整え、脾胃系の働きをサポート

東洋医学で水の巡りを整える脾胃は、骨盤と姿勢が大きく影響します。
内臓が正しい位置で働けるようになることで、
水の代謝が改善しむくみの根本改善につながります。


猫背矯正がむくみを改善するメカニズム

猫背は「むくみ体質」をつくる大きな原因です。

■ ① 胸郭が潰れ、呼吸が浅くなる

呼吸が浅いと気の巡りが悪くなり、東洋医学では
→ 水が流れない
→ 手足がむくむ
という状態になります。

さらに自律神経も乱れ、夜間の回復が阻害されます。

■ ② 肩や背中の緊張でリンパの出口が詰まる

肩甲骨周りにはリンパの大きな交差点があります。
猫背が続くと、ここが締め付けられ、むくみが慢性化します。

■ ③ 頭の位置が前に出て副交感神経が働かない

頭が前に出る「ストレートネック状態」は、首周りの自律神経を圧迫し、
→ 夜にリラックスできない
→ 朝にむくむ
という悪循環をつくります。

猫背矯正によって胸が開き、呼吸が深まり、むくみ体質の改善が大きく進みます。


鍼灸施術がむくみに強い理由

鍼灸はむくみに対して非常に相性が良い施術です。

■ ① 血流を一気に改善する

鍼刺激により、
・末梢血管の拡張
・筋緊張の緩和
・交感神経の鎮静
が起こり、手足の冷えやむくみが改善しやすくなります。

■ ② 東洋医学的に“水の巡り”を整える

むくみに効果的なツボは
・足三里(脾の働き)
・三陰交(女性の水分調整)
・陰陵泉(水の滞りを流す)
・太谿(腎の力を補う)
など多数あります。

これらを組み合わせることで、
✔ 脾胃の働きを整える
✔ 腎の蒸散力を高める
✔ 三焦の滞りを解消
といった根本的な改善が可能です。

■ ③ 冷え体質を改善し、むくみの再発を防ぐ

冷えはむくみの大敵。
鍼灸は深部の巡りを改善し、温まりやすい体を作っていきます。


頭部施術(ヘッドケア)がむくみに効く理由

むくみと頭の緊張は一見関係なさそうですが、実は非常に深く結びついています。

■ ① 頭の交感神経が緊張すると全身の血流が悪化

頭皮や側頭部がカチカチに硬い人は、
→ 夜リラックスできない
→ 副交感神経が働かない
→ 血流・リンパが流れない
という状態になり、翌朝のむくみに直結します。

■ ② 睡眠の質を高める

頭部施術は深いリラックスを促し、
・寝つき改善
・中途覚醒の減少
・深睡眠の増加
に役立つため、むくみの根本改善に非常に効果的です。

■ ③ 顔のむくみも同時に改善

頭の緊張がほどけると
・顔の筋肉のこわばり
・顎まわりのリンパ滞り
が取れ、朝の顔のむくみもスッキリします。


むくみ改善のための通院目安

当院では、以下のような通院ペースをおすすめしています。

■ 急性期(むくみが強い・朝がつらい)

週2回

短期間で自律神経を整え、骨格・筋の緊張をリセットします。

■ リハビリ期(むくみが落ち着いてきたら)

週1回

巡りが改善しやすい体質を定着させます。

■ メンテナンス期(再発予防・季節の変わり目対策)

月2〜3回

忙しい方でも無理なく続けやすいペースです。


ご予約方法|24時間受付中

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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