はじめに
最近、テレビを見ていて涙が止まらなくなったり、ちょっとしたことで胸がいっぱいになって涙が出る――そんな経験はありませんか?「歳のせいかな」と片付けてしまいがちですが、実は自律神経と深い関わりがあるのです。心の安定を保つ自律神経の働きが乱れると、感情のコントロールが難しくなり、涙もろさとして表れることがあります。この記事では、自律神経と涙の関係をわかりやすく説明し、東洋医学の視点からの解釈、そして当院での施術の効果について詳しくご紹介します。
自律神経と涙の関係
自律神経とは?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれ、心臓や血管、消化器、涙腺など無意識に働く器官を調整しています。交感神経は「緊張・活動モード」、副交感神経は「休息・リラックスモード」を担い、この切り替えのバランスが乱れると、涙腺の働きも不安定になり、ちょっとした感情の揺れで涙が出やすくなるのです。
涙もろさと脳内物質の関係
涙には「情動の涙」と「生理的な涙」があります。情動の涙は心の揺れに直結しており、セロトニンやドーパミンといった脳内物質、自律神経の調整が大きく関わっています。自律神経が不安定になると、セロトニン分泌が低下し、心の安定が揺らぎやすくなります。その結果「涙腺のブレーキ」が効きにくくなり、涙もろさにつながるのです。
東洋医学から見た「涙もろさ」
五臓と感情の関係
東洋医学では、五臓と感情は深く結びついていると考えられています。
- 肝:怒り、イライラ
- 心:喜びや不安定な感情
- 脾:思い悩み
- 肺:悲しみ
- 腎:恐れ
特に「心」と「肺」の働きが乱れると、涙が出やすくなる傾向があります。心は精神活動を司り、肺は悲しみの感情と関連します。さらに肝の気が滞ると、情緒が上下して涙腺が刺激されやすくなります。
気血の巡りと涙
涙は「津液(体液)」の一部と考えられます。気血の巡りが悪いと津液がスムーズに流れず、感情が昂ったときに涙として表れやすくなります。
当院での施術効果
骨盤矯正
骨盤は体の土台です。骨盤が歪むと姿勢が崩れ、呼吸が浅くなり、自律神経の働きも不安定になります。骨盤矯正で土台を整えると、呼吸が深くなり副交感神経が安定し、心の落ち着きを取り戻しやすくなります。
猫背矯正
猫背は胸が圧迫され、心臓や肺に負担をかけます。これにより交感神経が優位になり、感情の起伏が激しくなる原因に。猫背矯正で胸を広げると、深い呼吸が可能になり、自律神経が安定。涙もろさも落ち着きやすくなります。
鍼灸施術
鍼灸は自律神経の乱れを整える有効な手段です。特に「神門」「内関」「太衝」といったツボは、心の安定や感情のバランスを回復させる作用があります。副交感神経を高め、涙腺の過敏な反応を落ち着かせる効果が期待できます。
頭部施術
頭部は自律神経中枢である脳と直結しています。頭部施術で筋緊張を和らげ、血流を改善することで、脳内物質のバランスが整い、心の安定を取り戻しやすくなります。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
症状の度合いやライフスタイルに合わせて柔軟に調整いたします。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、予約が埋まりやすくなっています。ご希望の方はお早めにご連絡ください。
まとめ
涙もろくなる背景には、自律神経の乱れや東洋医学的な臓腑の不調が関わっています。当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせて、自律神経と心のバランスを整えるお手伝いをしています。「涙が出やすくなった」と感じたら、放っておかずに一度ご相談ください。
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