(くろちゃん鍼灸整体院)
はじめに
「最近、深呼吸しないと頭が回らない…」「集中力が続かない」「朝の思考がスッと立ち上がらない」
そんなご相談が、ここ小田原市でも冬にかけて一気に増えてきます。
多くの患者さんが、
「呼吸が浅い感じがずっと続いて、息を吸い直さないと頭が働かない」
「気付いたらため息ばかり」「胸がギュッとする」
とおっしゃいます。
実はこれ、単なる“疲れ”ではなく 自律神経の酸素調整が限界までがんばってしまっているサイン です。
体は必死に酸素を取り込もうとするのに、呼吸のリズムが整わず、脳に届く酸素量が不安定になっている状態。
そのため、頭がぼんやりしたり、考えがまとまらなかったり、深呼吸でリセットしない限り思考が動かない——そんな状態が続きます。
この記事では、
- なぜ深呼吸しないと頭が回らなくなるのか
- 自律神経と酸素の仕組み
- 東洋医学ではどう捉えるのか
- 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどう改善につながるか
- 通院ペースの目安
- 予約方法
を、来院された患者さんに語りかけるような“話しことば”でお伝えします。
あなたの「息が吸いづらい」「頭が働かない」が、今日で終わりますように。
■ 深呼吸しないと頭が回らなくなる理由
1. 自律神経が酸素の調整を休めていない
「息を吸う・吐く」という動きは、意識していなくても勝手に続いていますよね。
これは 自律神経(特に延髄の呼吸中枢) が、体の状態に合わせて「酸素を入れて・二酸化炭素を出す」を調整してくれているからです。
しかし、寒さ・ストレス・睡眠不足・体のゆがみが重なると、自律神経はずっと緊張し続けたまま。
その結果、
- 呼吸が浅く速い
- 息が胸で止まる
- リズムが乱れて吸いにくい
- 深呼吸しないと酸素が入らない
このように 酸素をうまく取り込めなくなる“呼吸性疲労” が起こります。
特に朝や昼過ぎ、「頭が働かない…」と感じる方は、ほぼ間違いなくこの状態です。
2. 脳は酸素が足りなくなるとすぐに“思考ストップ”する
脳は、体重の2%しかないのに、全身の酸素の25%を消費します。
つまり 酸素が少し不足しただけで、脳の働きがガクッと落ちる のです。
脳の酸素不足になると、
- 頭がぼんやりする
- 思考がまとまらない
- 言葉が出てこない
- 気持ちが沈む
- すぐ疲れる
- 集中力がすぐ切れる
という症状として表れます。
「深呼吸すると頭がスッキリする」のは、
緊張して固まっていた呼吸筋が一時的にゆるみ、酸素が一気に脳へ届くから。
つまり深呼吸“しないと”頭が動かない状態は、
普段からの呼吸の浅さが積もり積もっているサイン なのです。
■ 東洋医学での考え方
深呼吸しないと楽にならない状態は、東洋医学では以下のように捉えます。
1. 気(エネルギー)の巡りの停滞=「気滞(きたい)」
ストレス・考えすぎ・寒さの影響で、気の流れが滞ると胸がつかえ、呼吸が浅くなります。
気滞になると、
- ため息が増える
- 胸が広がらない
- 息が吸いきれない
- 頭の回転が鈍い
と現れます。
ため息が増えるのは、体が「強制的にリセットしよう!」と頑張っている証拠なのです。
2. 肺・脾(胃腸)・腎の弱りが呼吸に影響
東洋医学では呼吸は肺だけでなく、脾・腎とも密接に関わります。
- 肺が弱る → 呼吸が浅くなる・息が続かない
- 脾が弱る → エネルギーが作れず頭に回らない
- 腎が弱る → 呼吸のリズムが整わない・不安感が出やすい
特に冬は腎が弱りやすく、呼吸機能も落ちやすいため
「冬になると頭が働かない」
という患者さんが増えるのは自然なことなのです。
3. 肩首の気血不足で頭が酸欠になる
肩こりのきつい方ほど
「深呼吸しないと頭がスッとしない」「息が上まで入らない」
と訴えます。
肩・首・胸の筋肉が固まると、
- 肺が広がらない
- 横隔膜が下がらない
- 首から上の血流が低下する
そのため **脳が酸欠気味になり、思考が“霧がかかった状態”**になります。
■ 当院の施術でどう変わるのか
ここからは、患者さんから特に「呼吸が変わった」「頭がクリアになった」と喜ばれる施術を、タイトルに沿って詳しく解説します。
① 骨盤矯正
呼吸と骨盤は非常に深い関係があります。
骨盤がゆがむと、
- 横隔膜と連動しにくくなる
- 呼吸が浅くなる
- 背骨の動きが固まり胸郭も広がらない
つまり 骨盤のゆがみが深呼吸を邪魔している のです。
骨盤矯正で整うと、
- 横隔膜が下がりやすくなる
- 息が自然に深く入る
- 頭がスッキリする
- 体幹の動きが良くなり全身が軽い
という変化が出ます。
「息が勝手に深くなる」という感覚をほとんどの患者さんが体験されます。
② 猫背矯正
猫背は呼吸が浅い方の“共通症状”とも言えます。
猫背になると、
- 肺が前から圧迫される
- 肋骨が広がらない
- 胸郭が固まり呼吸が浅くなる
- 首が前に出て脳の血流が低下
特にデスクワーク・スマホ時間が長い方に多く、
「深呼吸できない」「胸が開かない」
と感じる最大の原因になります。
施術で胸の位置が戻ると、
- 自然に空気が入る
- 首が軽くなる
- 頭が冴える
- 肩首の重さが取れる
という改善が起こり、脳が“酸素不足モード”から抜け出します。
③ 鍼灸施術
鍼灸は呼吸トラブル改善の中心となる施術です。
● 自律神経の興奮を落とす
胸・背中・お腹の呼吸筋をゆるめることで、
「息が入らない…」という状態を解放します。
● 肺・脾・腎の働きを整える
東洋医学では呼吸の土台となる臓腑を補うことで、
- 深い呼吸
- 落ち着き
- 冷え・疲れの改善
につながります。
● 首の血流改善で脳に酸素を届ける
首の鍼は、頭のぼんやり感・集中力低下に特に効果的。
施術直後に
「頭の中がスッと明るくなる」
「酸素が全部上に通った感じ」
という方がとても多い施術です。
④ 頭部施術(ドライヘッドスパ)
深呼吸しないと頭が働かない方にとって、この施術はまさに“脳の酸素通路を開ける”施術。
- 頭皮の筋膜をゆるめる
- 後頭部・側頭部の血流を改善
- 脳脊髄液の流れを整える
- 呼吸に合わせた頭部リズムの回復
これにより、
- 頭がスッキリ
- 霧が晴れた感じ
- 深呼吸しやすい
- 肩の力が抜けてリラックス
という変化がすぐに現れます。
日常的に「ため息が増える」「息が吸いにくい」「考え事で手が止まる」方に強くおすすめしています。
■ 通院ペースの目安
改善をしっかり安定させるために、以下のペースを推奨しています。
- 急性期(つらさが強い時):週2回
- リハビリ期(安定してきた時):週1回
- メンテナンス期(再発防止):月2〜3回
自律神経は「いきなり良くなる → 元に戻る」の波が出やすいため、
安定するまではリズムを整える継続ケアが重要になります。
■ 予約方法
- LINE予約(24時間OK)
- ホームページ予約(24時間OK)
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