はじめに
秋の夜、布団に入った途端に胸やけや酸っぱい液がこみ上げてきて、眠りが妨げられる…。そんな経験はありませんか？「最近ストレスが多いからかな」「食べすぎただけかな」と思ってやり過ごしていても、夜ごと繰り返されると心身ともに疲れてしまいます。
実はこの「夜の胃酸逆流」には、自律神経の働きが深く関わっているのです。特に季節の変わり目である秋は、自律神経のバランスが乱れやすく、胃酸の分泌コントロールがうまくいかなくなることがあります。さらに東洋医学的に見ると、「脾胃の虚弱」や「肝気鬱結」「寒邪の影響」なども関わり、消化の不調を引き起こしやすい時期です。
本記事では、秋の夜に多い「胃酸逆流」をテーマに、自律神経と東洋医学の両面から解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行っている 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術 がどのように改善につながるのかを詳しくご紹介します。
胃酸逆流と自律神経の関係
夜に症状が出やすい理由
・副交感神経が優位になる夜は胃酸分泌が増える
・横になることで胃内容物が食道に逆流しやすい
・ストレスや自律神経の乱れで下部食道括約筋の働きが弱まる
つまり「副交感神経が働く時間に、コントロールが効かないほど胃酸が出過ぎる」ことで、逆流が起こるのです。
自律神経が乱れるきっかけ
- 秋の寒暖差による体温調整ストレス
- 仕事や生活の緊張による交感神経の過緊張
- 睡眠不足や夜更かしでのリズムの乱れ
東洋医学からみた胃酸逆流
東洋医学では、胃酸逆流は「胃の気が逆上する」と表現されます。
- 脾虚（消化機能の低下） → 食べ物を適切に消化できず、停滞して熱や酸を生む
- 肝気鬱結（ストレスによる気の滞り） → 胃の働きを妨げ、逆流や胸やけを起こす
- 寒邪の侵入 → 夜間の冷えが胃の陽気を損ない、胃酸コントロールを弱める
つまり、単なる胃の病気ではなく、全身の気血水や季節要因の影響としてとらえるのが東洋医学の特徴です。
施術による改善効果
骨盤矯正
骨盤のゆがみは消化器官の位置や神経伝達に影響します。
・内臓下垂を改善 → 胃の圧迫が減り逆流が軽減
・自律神経が集まる仙骨周囲の血流改善 → 胃酸コントロールが整う
猫背矯正
猫背は食道と胃の角度を変え、逆流を起こしやすくします。
・胸郭の広がりを取り戻し呼吸を改善
・胸椎の自律神経節にアプローチし胃酸分泌を安定化
鍼灸施術
- 中脘・足三里・内関 → 胃の気を整える
- 肝兪・脾兪 → ストレスによる気滞を解消
- 三陰交 → 自律神経とホルモンの調整
鍼灸は副交感神経を整え、過剰な胃酸分泌を抑える効果があります。
頭部施術
頭皮や後頭部には自律神経を調整するポイントがあります。
・脳の緊張をゆるめ、睡眠の質を改善
・迷走神経を介して胃酸分泌のバランスを整える
通院の目安
- 急性期（症状が強い時期）：週2回
- リハビリ期（症状が落ち着いてきたら）：週1回
- メンテナンス期（再発予防）：月2〜3回
「夜寝るのが怖い…」そんな不安から解放されるよう、段階的に整えていくのが理想です。
ご予約について
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
秋の夜に起こる胃酸逆流は、自律神経の乱れと東洋医学的な体の不調が重なって現れやすい症状です。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、自律神経と胃酸分泌のバランスを整え、快適な睡眠と健康な消化を取り戻すことができます。
不安を一人で抱えずに、ぜひ「くろちゃん鍼灸整体院」にご相談ください。
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