〜日照時間の減少で概日リズムが崩れる〜
はじめに
秋になると「なんだか朝起きられない」「一日中だるい」「夜の寝つきが悪い」など、体調が安定しない方が増えてきます。夏の疲れが残っているだけでなく、日照時間の減少によって体内時計（概日リズム）が乱れやすくなることが原因のひとつです。こうした乱れは自律神経にも直結し、集中力の低下や気分の落ち込み、体の不調を引き起こします。
本記事では、「秋バテと体内時計の乱れ」について、自律神経の仕組みや東洋医学的な考え方をわかりやすく解説しながら、くろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果を具体的にご紹介します。
秋になると体内時計が乱れる理由
日照時間の減少と体のリズム
人間の体は「光」によってリズムを整えています。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、交感神経が優位になり活動モードへと切り替わります。しかし、秋から冬にかけて日照時間が短くなると、このリズムが乱れやすくなり「夜眠れない」「朝起きられない」といった不調が出やすくなります。
自律神経への影響
・交感神経：活動・緊張を司る
・副交感神経：休息・回復を司る
日照不足によって交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行かなくなると、体がだるい、心が不安定、食欲が乱れるなど、まさに「秋バテ」の症状につながります。
東洋医学からみた体内時計の乱れ
東洋医学では「気・血・津液（体液）」の巡りが滞ることで季節性の不調が現れると考えます。秋は「肺」と関係が深い季節であり、肺が弱ることで呼吸の浅さや皮膚トラブル、気分の落ち込みが目立ちやすくなります。
さらに、日照不足で「陽気（体を温め活動させるエネルギー）」が減少すると、陰陽のバランスが崩れ、眠気・倦怠感・気力低下といった症状が出てきます。
代表的な症状
- 朝起きるのがつらい
- 夜の寝つきが悪い
- 昼間も強い眠気がある
- 気分が落ち込みやすい
- 集中力が続かない
- 食欲不振または過食
- 頭痛・肩こり・めまい
これらは「体内時計の乱れ」と「自律神経の乱れ」が重なった典型的なサインです。
当院での施術アプローチ
1. 骨盤矯正
骨盤がゆがむと背骨を通る自律神経の働きが圧迫され、リズムが崩れやすくなります。骨盤を正しい位置に戻すことで神経の伝達をスムーズにし、睡眠リズムや体の回復力を取り戻すサポートをします。
2. 猫背矯正
秋口は寒暖差やデスクワークの影響で姿勢が悪くなりがちです。猫背になると呼吸が浅くなり、酸素不足が自律神経を乱します。猫背矯正で胸を開くことで、呼吸が深くなり、リズムの安定と精神的な落ち着きが得られます。
3. 鍼灸施術
鍼灸は「経絡」を整え、気血の流れを改善します。特に「百会」「内関」「足三里」といったツボは体内時計の乱れによる不眠・倦怠感に有効です。体の深部から自律神経のバランスを整えることで、自然な眠気や朝のスッキリ感を取り戻します。
4. 頭部施術
頭部には自律神経の中枢である脳を直接リラックスさせる効果があります。頭皮や後頭部を優しく調整することで副交感神経が働きやすくなり、睡眠の質が上がり、不安感や緊張感が和らぎます。
通院の目安
- 急性期：週2回（強いだるさ・不眠がある時期）
- リハビリ期：週1回（症状が落ち着き始めたら）
- メンテナンス期：月2〜3回（再発予防と体調管理）
定期的な施術で体内時計をリセットしやすくなり、秋バテ知らずの生活を送ることができます。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者は院長1名のため、ご希望の時間が埋まりやすくなっています。ご来院を希望される方は、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
秋バテは単なる季節の疲れではなく、「体内時計の乱れ」や「自律神経の不調」と密接に関わっています。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、体のリズムを整え、快適な秋を過ごすサポートが可能です。
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