はじめに
夜になると頭が重く痛み、さらに眠れない――。そんなお悩みを抱えていませんか? 頭痛と不眠は一見別々の症状に見えますが、実は深く関係しています。その鍵を握っているのが「自律神経」です。夜、本来はリラックスを司る副交感神経が優位になる時間帯に、交感神経が高ぶったままだと、血管が収縮し、脳への血流が乱れ、結果として頭痛や寝つきの悪さにつながります。
今回は、「頭痛と不眠 ― 夜間の交感神経高ぶりが影響」というテーマで、自律神経の仕組みと東洋医学的な観点からの解説、さらにくろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように症状を改善へ導くのかを詳しくお伝えします。
頭痛と不眠の関係
交感神経が高ぶると眠れない理由
自律神経は、昼に活動を支える「交感神経」と、夜に休息を促す「副交感神経」から成り立っています。ストレスや不安、長時間のスマホ・パソコン作業などで交感神経が優位のまま夜を迎えると、体は“戦闘モード”を解除できず、脳が休まらないまま眠れなくなります。その結果、血管が収縮し続け、頭痛が生じやすくなるのです。
さらに、浅い眠り(レム睡眠)が続くと、翌朝の頭痛や倦怠感が強まる傾向があります。これは、夜間に脳の老廃物が十分に排出されず、神経が過敏になるためです。
東洋医学でみる「頭痛と不眠」
東洋医学では、頭痛や不眠は「気血水(きけつすい)」の滞りと「肝(かん)」の働きの乱れが深く関係しています。特に「肝」は情緒の安定と血流の調整を司り、夜間に興奮しすぎると「肝火上炎(かんかじょうえん)」という状態になり、頭に熱がのぼり、眠れなくなります。
また、「腎(じん)」のエネルギーが不足すると、夜の休息力が落ち、体の深部温度が下がらずに睡眠の質が低下します。このような「肝」と「腎」のアンバランスが、夜間の頭痛や不眠の根本にあると考えられます。
くろちゃん鍼灸整体院の施術で整える自律神経
骨盤矯正:身体の軸を整え、血流改善へ
骨盤は体の中心であり、自律神経の通り道でもあります。歪みが生じると背骨がねじれ、交感神経と副交感神経の切り替えがうまく働かなくなります。くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤の傾きや左右差を丁寧に整えることで、神経伝達をスムーズにし、全身の血流を改善します。その結果、夜間の頭部血流が安定し、頭痛や不眠が軽減します。
猫背矯正:呼吸と自律神経のリズムを取り戻す
猫背姿勢になると胸郭(きょうかく)が圧迫され、浅い呼吸になりやすくなります。これは交感神経を刺激し続ける原因となり、リラックスしづらい状態を作ります。猫背矯正によって胸を開き、深い呼吸を取り戻すことで、副交感神経が働きやすくなり、眠りやすい体質へ導きます。
鍼灸施術:ツボ刺激で脳の興奮を鎮める
鍼灸は、自律神経のバランスを整える代表的な施術です。特に「百会(ひゃくえ)」「風池(ふうち)」「安眠(あんみん)」といったツボへの刺激は、脳の興奮を鎮め、血流を安定させる効果があります。また、東洋医学的にみると、肝火や心火を鎮め、体の熱を下げる作用があるため、「頭がのぼせて眠れない」「考えごとで頭が冴える」といった方にも効果的です。
頭部施術:頭皮の緊張を緩めて深い眠りへ
頭痛や不眠の方は、頭皮やこめかみ周囲の筋肉が強くこわばっていることが多く見られます。頭部施術では、軽い圧で頭皮や後頭部をゆるめ、脳の血流を促進します。リラックス効果が高く、施術中に眠ってしまう方も多いほど。夜間の交感神経の高ぶりを沈め、自然な眠気を取り戻すサポートをします。
自宅でできるセルフケア
- 寝る前の深呼吸:4秒吸って8秒吐く呼吸法を5分ほど行う
 - 寝室の照明を暖色系に:青白い光は交感神経を刺激します
 - 就寝2時間前のスマホ断ち:ブルーライトが脳の興奮を持続させます
 - 首元を温める:副交感神経を働かせる頚部の血流改善になります
 
これらを習慣づけることで、夜間のリラックス力が高まり、施術効果も長持ちします。
通院の目安
- 急性期:週2回(強い頭痛・不眠が続く時期)
 - リハビリ期:週1回(体が落ち着いてきた時期)
 - メンテナンス期:月2〜3回(再発予防・質の高い睡眠維持)
 
状態に応じて施術計画を立て、徐々に自律神経を整えていきます。
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