顎関節症はこんな病気
顎関節症(がくかんせつしょう)とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごで音がする(関節雑音)」といった症状がでるあごの疾患です。これらの症状は、あごの関節を構成する骨・筋肉(咬筋:こうきん・側頭筋など)・関節円板・靭帯などの異常によって生じます。タイプ別にⅠ型(筋肉の異常)、Ⅱ型(関節靭帯の異常)、Ⅲ型(関節円板の異常)、Ⅳ型(骨の異常)、Ⅴ型(どれにも当てはまらないもの)があり、タイプによって治療法が異なります。
顎関節症の治療のゴールは、「痛みなく」「十分に口が開く」ことです。「関節雑音」を手術で治療していた時代もありましたが、現在では症状が「関節雑音」だけの場合は治療の必要はないとされています。
顎関節症でもさまざまな症状があります
①ガクガク音が鳴る ②動かすとズレる ③物を食べてると痛い ④動かしただけで痛い ⑤何もしなくても痛い
などの症状がありますが③物を食べてると痛い ④動かしただけで痛い ⑤何もしなくても痛い の3パターンは早期に施術開始をおすすめします!
まずは歯医者さん?
しばらく歯医者さんなどに通院していなくて顎が痛いなどは、虫歯や噛み合わせなどが合ってない可能性がありますので一度歯医者さんを受診してみて下さい!
虫歯や歯茎の腫れがない場合は顎関節症を疑ってもいいかもしれません。
歯周病や歯列が悪かったり、夜の食いしばりが強いと歯茎の腫れや顎関節症の疑いが可能性として高くなってきます。
虫歯や、歯周病でなければ顎の関節のずれや、顎周りの筋肉の問題かも知れません。
人の顎の力ってどれくらいあるの?
人間が思いっきり噛みしめたときの噛む力は、およそ70kgの咬合力といわれています。普段食べ物を摂取する時の咬合力は、女性で40kg、男性で60kgほどといわれており、なんと無意識にしてしまっている就寝中の歯ぎしりの場合は、顎骨に500〜1,000kgほどの荷重がかかるといわれています。
歯軋りのリスクは?
①顎関節症の原因になる
歯ぎしりは想像以上に強い力がかかります。下顎が前後左右に動くため、下顎と繋がっている顎関節に過度な負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性があります。
②肩こり・頭痛を引き起こす
歯ぎしりによる過度な負担によって関与する筋肉が筋緊張を起こしやすくなってしまい、首や肩、背中にも影響してしまいます
③歯並びが変化する
歯ぎしりは歯が揺れ動く原因になってしまい、歯列に悪影響を及ぼしてしまいます。
④歯が磨り減ってしまう
歯ぎしりは本人の体重、またはそれ以上の力がかかるといわれています。必要以上の力で歯同士が擦り合うため、噛み合わせの凹凸が徐々に失われてしまいます。
⑤歯周病の悪化につながる
過度な力が加わることで歯を支える歯茎や顎骨にも悪影響を及ぼし、歯周病の悪化につながります。
⑥知覚過敏になりやすくなる
歯ぎしりによって摩耗すると歯の表面に存在するエナメル質の量が減ってしまい、知覚過敏が起こりやすくなります。
⑦消化不良の原因になる
歯ぎしりによって顎関節の痛みや噛み合わせの不具合が起こると、咀嚼機能も低下し、結果的に消化不良を引き起こす原因にもなりかねません。
他に症状はあるの?
歯軋りが継続的に起きると①頭痛 ②顎の動作時痛 ③めまい ④慢性胃炎(消化不良由来) ⑤睡眠時無呼吸症候群 他には骨格や生活環境でさまざまな不調が考えられますので 朝起きて顎が重い歯茎の腫れなどがある方はお身体の状態をお聴かせ下さい!
顎関節症では顎の問題だけでなく姿勢や骨格の歪みから症状が出ているかも知れません!
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