はじめに
「最近、夢をよく見るようになって、朝起きても疲れが取れない」「夢の途中で目が覚めて、そのあと眠れなくなる」――そんなご相談を、くろちゃん鍼灸整体院にも多くいただきます。実はこのような状態の背景には、「自律神経の過剰反応」が深く関係しています。夢を見ること自体は悪いことではありませんが、過剰に夢を見る・鮮明に覚えている・夢の最中に覚醒してしまう場合は、脳が夜中にも“休めていない”サインです。
この記事では、「頭痛と夢 ― 自律神経過剰反応で脳覚醒しやすい」というテーマで、現代医学と東洋医学の両面からこのメカニズムを解き明かし、くろちゃん鍼灸整体院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように作用するのかを詳しくご紹介します。
頭痛と夢の関係 ― 脳が“夜にも戦っている”状態
夜は本来、副交感神経が優位になり、体も脳も休息モードに入ります。しかし、日中のストレスや生活リズムの乱れ、スマホのブルーライトなどの刺激が強すぎると、交感神経が夜になっても鎮まらず、脳が休まることができません。その結果、眠りが浅くなり、夢を多く見るようになります。
夢を見ている最中は脳が活発に働いており、血流や代謝が日中のように高まります。そのため、朝起きたときに「寝た気がしない」「頭が重い」「頭痛がする」という状態が起こりやすいのです。これはまさに“夜間の脳過活動”による頭痛といえるでしょう。
特に、こめかみや後頭部の鈍い痛み、朝方の締め付け感がある頭痛は、自律神経のアンバランスによるものが多く見られます。
自律神経の仕組みと夜間の脳覚醒
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。交感神経は「活動・緊張・覚醒」を司り、副交感神経は「休息・修復・睡眠」を担当します。通常、昼は交感神経、夜は副交感神経が優位に切り替わります。
しかし、
- 寝る直前までスマホやパソコンを見ている
 - 仕事や人間関係のストレスを引きずっている
 - カフェインやアルコールを摂取している
 - 睡眠環境が明るい・うるさい・寒暖差がある
 
といった要因で交感神経が興奮し続けると、夜でも脳が“戦闘モード”のままになります。すると、浅い眠り(レム睡眠)が増え、夢を見る時間が長くなり、ちょっとした刺激で目が覚めてしまいます。
結果的に、脳が休まらないまま朝を迎え、血管が拡張して頭痛が起こる、という悪循環に陥るのです。
東洋医学からみた「夢と頭痛」
東洋医学では、夢は「心」「肝」「脾」といった臓腑の働きと深く関係しています。
- 心(しん):精神活動を司る。心が不安定だと夢が増え、眠りが浅くなる。
 - 肝(かん):気血の流れを調整。ストレスで肝気が滞ると、夢やイライラ、頭痛が起こる。
 - 脾(ひ):気血を生み出す。過労や食生活の乱れで脾虚になると、夢見がちで眠りが浅くなる。
 
つまり、「夢が多くて頭痛がする」という状態は、心・肝・脾のバランスが崩れているサインです。とくに肝の気が上昇すると頭部への血流が過剰になり、こめかみや頭頂部の痛みが現れやすくなります。これを東洋医学では「肝陽上亢(かんようじょうこう)」と呼びます。
また、夢の内容によっても影響する臓腑が異なるとされます。たとえば、怖い夢は心の乱れ、仕事の夢や焦る夢は肝気の滞りを示すことが多いのです。
くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ
骨盤矯正 ― 自律神経の土台を整える
自律神経の通り道は脊柱の中を走っています。骨盤のゆがみや背骨の傾きがあると、神経伝達や血流が妨げられ、脳への血流が不安定になります。骨盤矯正によって体の軸を整えることで、自律神経の切り替えがスムーズになり、夜のリラックス状態が保ちやすくなります。
猫背矯正 ― 頭部への血流と呼吸を改善
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くします。酸素不足は脳への負担を増やし、眠りの質を低下させます。猫背矯正で胸を開くことで、酸素供給が改善し、頭部の血流も安定します。結果として、「頭がスッキリする」「夢を見ても疲れない」と感じる方が増えています。
鍼灸施術 ― 自律神経のバランスを整える
鍼灸では、心身のバランスを整えるために、ツボを刺激して自律神経の働きを調整します。特におすすめのツボは以下です:
- 百会(ひゃくえ):頭頂にあり、気の滞りを解消して頭痛を軽減。
 - 神門(しんもん):心の不安を鎮め、眠りを深くする。
 - 太衝(たいしょう):肝の気を整え、ストレスを和らげる。
 
鍼灸刺激は副交感神経を優位にし、深い眠りを促す効果が確認されています。当院でも、施術後に「夢を見なくなった」「頭痛が軽くなった」というお声を多くいただいています。
頭部施術 ― 脳を“休ませる”ための直接アプローチ
頭皮や側頭筋、後頭下筋群の緊張をゆるめることで、脳の血流を穏やかに保ちます。頭部の施術は、まるで脳が深呼吸をするようなリラックス効果をもたらします。これにより、夢を見やすい浅い睡眠から、深く静かな睡眠への移行を助け、翌朝の頭痛を防ぎます。
通院の目安とご案内
- 急性期:週2回の施術で、自律神経のバランスを安定化。
 - リハビリ期:週1回で、睡眠リズムと姿勢を再教育。
 - メンテナンス期:月2〜3回で、季節の変化やストレスに負けない体づくりを継続。
 
ご予約はLINE・ホームページから24時間受付中です。施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。
まとめ
「夢が多い」「朝から頭が重い」と感じるとき、あなたの脳は休めていないサインかもしれません。自律神経と東洋医学の両面から整えることで、深く安定した眠りと頭痛の軽減が期待できます。くろちゃん鍼灸整体院では、体の土台である骨盤から、脳を包む頭皮までを丁寧に整え、“本当の休息”を取り戻すお手伝いをしています。
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