- はじめに
- そもそも距舟関節ってどこ?なにをしてる関節?
- 「走ると足裏が痛い」距舟関節不安定で起こりやすい痛みの特徴
- 整形外科的にみた「距舟関節不安定」が起こるメカニズム
- 痛みの原因をもう一段わかりやすく:走るたびに起こる「内側の引っ張り合い」
- 放っておくとどうなる?よくある悪化パターン
- くろちゃん鍼灸整体院の考え方:足だけでなく“全身の連動”で距舟関節を安定させる
- 骨盤矯正が「距舟関節不安定」に効く理由
- 猫背矯正が「着地の衝撃」と「重心のブレ」を減らす
- 鍼灸施術が「過緊張の解除」と「回復力アップ」に役立つ理由
- 頭部施術が「痛みの感じ方」「回復の質」を整える
- セルフケアの方向性(やり過ぎ注意のコツ)
- 通院頻度の目安(当院の提案)
- ご予約について(LINE・ホームページで24時間受付)
はじめに
「走り始めは大丈夫なのに、だんだん足裏の内側がズキズキしてくる…」
「ランニング後に土踏まず〜足の甲の内側がだるくて、翌日も残る」
「インソールを替えても、靴を替えてもスッキリしない」
こういう足裏の痛み、実は“足裏そのもの”が悪いというより、足の骨のつながり(関節)で支える力が落ちていることが多いです。特に多いのが、**距舟関節(きょしゅうかんせつ)**の不安定さ。
距舟関節がグラつくと、走るたびに「土踏まずが落ちる→内側が引っ張られる→痛む」を繰り返しやすくなります。
この記事では、整形外科的な視点で「なぜ距舟関節が不安定になると走ると足裏が痛いのか」を分かりやすく解説しつつ、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせて、どう改善・再発予防につなげるかを、くろちゃん鍼灸整体院の考え方として丁寧にお伝えします。
「走るのをやめたくない」「でも痛みをごまかして続けるのも不安」そんな方のヒントになれば嬉しいです。
そもそも距舟関節ってどこ?なにをしてる関節?
距舟関節は、足の内側にある**距骨(きょこつ)と舟状骨(しゅうじょうこつ)**が作る関節です。
場所のイメージとしては、くるぶしの少し前〜土踏まずの上あたり。ここは「足のアーチ(特に内側縦アーチ)」を支える超重要ポイントです。
走る動作では、足は毎回こう働きます。
- 着地:衝撃を受け止める
- 荷重:体重が片足に乗る
- 蹴り出し:地面を押して推進力に変える
このとき距舟関節は、ただ硬く固定されていればいいわけではなく、
**“必要なときにしなやかにたわみ、必要なときに締まる”**という、絶妙なコントロールが必要です。
ところが距舟関節が不安定になると、
- たわみ過ぎてしまう(アーチが落ちる)
- 締まるべきタイミングで締まらない(蹴りが逃げる)
- 内側に体重が流れやすい(足裏内側が過負荷)
こうした状態になり、結果的に足裏(特に土踏まず周辺)に痛みが出やすくなります。
「走ると足裏が痛い」距舟関節不安定で起こりやすい痛みの特徴
距舟関節の不安定が絡むと、次のようなパターンが多いです。
- 土踏まずの内側が痛い/だるい(走った後に強い)
- 足の甲の内側(舟状骨のあたり)が押すと痛い
- 走り始めより、距離が伸びるほど痛い
- 片足立ちやジャンプで内側が不安
- 靴の内側だけが潰れる/アウトソールが内側ばかり減る
- ふくらはぎの内側がパンパン(後脛骨筋が頑張り過ぎ)
- 膝の内側や股関節にも違和感(連鎖が起きている)
「足裏が痛いのに、足底筋膜炎とは言われなかった」
「レントゲンでは異常なし」
こういうとき、距舟関節の“機能の問題(不安定・連動不良)”が隠れていることがあります。
整形外科的にみた「距舟関節不安定」が起こるメカニズム
距舟関節の不安定は、単純に“足が弱い”ではなく、骨・靭帯・筋肉・神経コントロールの総合問題として起こります。
1)アーチを支える靭帯が疲労する(受け止め過多)
内側縦アーチは、
- 足底腱膜
- スプリング靭帯(足底踵舟靭帯)
- 三角靭帯の一部
などの靭帯・腱膜が支えています。
走る量が増えたり、硬い路面が続いたり、体重が増えたりすると、アーチは毎回引き伸ばされ、“戻る力”が追いつかなくなります。
すると距舟関節周辺が「ゆるむ→落ちる→痛む」のループに。
2)後脛骨筋が頑張り過ぎて炎症・機能低下
距舟関節の安定化に深く関わるのが後脛骨筋(こうけいこつきん)。
この筋肉は、足首の内側を通って舟状骨付近に付着し、アーチを支える役割があります。
距舟関節が不安定になると、身体は安定させようとして後脛骨筋を酷使します。
結果、
- ふくらはぎ内側の張り
- 内くるぶし後ろの違和感
- 舟状骨周辺の痛み
が出やすくなります。さらに疲労が進むと、支えきれず不安定が加速します。
3)足関節(距腿関節・距踵関節)の動きが悪く、距舟関節にしわ寄せ
実は距舟関節だけの問題ではなく、
- 足首が硬い(背屈制限)
- 距踵関節が硬い(回内外の連動不全)
こうした状態があると、着地〜荷重の衝撃処理がうまくできず、内側アーチに負担が集中します。
「足首が硬い人ほど、土踏まずが痛くなりやすい」
これは臨床でもかなり多い印象です。
4)骨盤・股関節のコントロール低下で、足が内側に潰れる
足は地面の問題だけでなく、上からの荷重(体の使い方)の影響も強いです。
骨盤が不安定だと、片脚支持で骨盤が落ち、膝が内に入り、足部が回内しやすくなります。
これが続くと、距舟関節が毎回“潰れる方向”にストレスを受け、痛みにつながります。
痛みの原因をもう一段わかりやすく:走るたびに起こる「内側の引っ張り合い」
距舟関節が不安定だと、走るたびにこんな状態が起こります。
- 着地でアーチが落ちる
- 落ちたアーチを戻そうとして、後脛骨筋・足底腱膜が引っ張る
- でも関節が安定しないので、戻しきれず“引っ張り続ける”
- 結果、足裏内側が炎症っぽくなる/痛みが増える
つまり、「落ちる力」と「戻す力」がケンカしている状態です。
ここで大事なのは、痛いところだけを揉んだり伸ばしたりしても、根本が変わらないことが多い点。
“落ちる原因(不安定さ)”を整えつつ、“戻す筋肉の働き”を回復させる必要があります。
放っておくとどうなる?よくある悪化パターン
距舟関節の不安定を放置すると、次のような連鎖が起きやすいです。
- 足底筋膜炎っぽくなる(踵寄りまで痛みが広がる)
- **シンスプリント(脛骨内側の痛み)**が出る
- 膝の内側痛、腸脛靭帯の張りなど上流に波及
- ランニングフォームが崩れ、反対側まで痛くなる
- その結果、運動量低下→体重増加→さらに足に負担
「最初は足裏だけだったのに、気づいたら膝や股関節まで…」
これ、珍しくありません。早めに“連鎖の入口”で整えるのが近道です。
くろちゃん鍼灸整体院の考え方:足だけでなく“全身の連動”で距舟関節を安定させる
当院では、距舟関節不安定による足裏痛を、次の4本柱でみていきます。
- 骨盤(荷重の土台)
- 背骨・胸郭(姿勢と重心)
- 下肢(股関節・膝・足首の連動)
- 足部(距舟関節の安定とアーチ機能)
ここに、鍼灸で筋肉・腱・神経の過緊張を落とし、回復力を上げ、
さらに頭部施術で自律神経面から回復の土台を整えていく、という流れです。
骨盤矯正が「距舟関節不安定」に効く理由
「足なのに骨盤?」と思われるかもしれません。
でも、走るときの足は“地面からの衝撃を受ける場所”であり、同時に“上からの体重を受ける場所”です。
上(骨盤)が不安定なら、下(足)は安定できません。
骨盤が整うと、
- 片脚支持で骨盤が落ちにくい
- 膝が内に入るクセが減る
- 足部が潰れにくい
- 体重が足裏の内側だけに集中しにくい
こうした変化が出やすくなります。
距舟関節を安定させるには、足の筋トレだけでなく、荷重のかけ方を変えることが重要。骨盤矯正はその入口になります。
猫背矯正が「着地の衝撃」と「重心のブレ」を減らす
猫背が強いと、
- 重心が前に落ちる
- 呼吸が浅くなり体幹が固まる
- 腕振りが小さくなり骨盤が回らない
結果として、下半身が頑張り過ぎます。
走るとき、姿勢が崩れると着地が強くなったり、接地時間が長くなったりしやすい。
そうすると足部の衝撃処理が増え、距舟関節にも負担が増えます。
猫背矯正で、
- 胸郭の動き
- 体幹のしなやかさ
- 骨盤の回旋
が出やすくなると、走りが“下半身頼み”から抜けやすく、足裏の負担軽減につながります。
鍼灸施術が「過緊張の解除」と「回復力アップ」に役立つ理由
距舟関節不安定の痛みは、周辺筋が過緊張になっているケースがとても多いです。
特に狙いたいのは、
- 後脛骨筋
- 腓腹筋・ヒラメ筋
- 足底の短趾屈筋群
- 長趾屈筋・長母趾屈筋
など、アーチ・足首を支える筋群。
鍼灸で過緊張を落とすと、
- 血流が改善しやすい
- 筋の滑走が良くなる
- 炎症っぽい痛みが落ち着きやすい
- “踏ん張り過ぎ”が減って、正しい動きが出やすい
というメリットが出やすいです。
また、走り続けている方ほど「回復が追いついていない」ことが多いので、鍼灸で回復スイッチを入れてあげるのは相性が良いです。
頭部施術が「痛みの感じ方」「回復の質」を整える
足の痛みって、局所だけの問題に見えて、実は
- 睡眠の質
- ストレス
- 交感神経の過緊張
が強く影響します。
交感神経が高い状態が続くと、
- 筋肉が緩みにくい
- 血流が末端まで届きにくい
- 疲労が抜けにくい
- 痛みが強く感じやすい
という状態になりがちです。
頭部施術で、緊張を抜き、呼吸を深くし、回復しやすい状態を作ることで、
「施術で整えた足が戻りにくい」
「練習後のリカバリーが早い」
といった変化につながりやすくなります。
セルフケアの方向性(やり過ぎ注意のコツ)
距舟関節不安定タイプの足裏痛は、「ほぐせば良い」「伸ばせば良い」で悪化することもあります。
ポイントは“支える力”と“動きの連動”です。
やると良いこと(軽めでOK)
- 片脚立ちで足裏の3点支持(踵・母趾球・小趾球)を意識
- ふくらはぎの軽いストレッチ(痛みが増えない範囲)
- 足指でタオルをたぐる運動(痛みが出ない回数で)
- 練習後のアイシング or 温冷交代(症状により使い分け)
ちょっと注意したいこと
- 足裏をゴリゴリ強くほぐす(炎症があると悪化しやすい)
- 痛いのに無理して距離を伸ばす(戻す力が追いつかない)
- 薄底シューズに急に変更(負担が急増しやすい)
セルフケアは“正しくやれば武器”ですが、状態により最適が変わります。あなたの足のタイプに合わせて調整するのが一番早いです。
通院頻度の目安(当院の提案)
痛みを「今ある痛み」と「再発しやすさ」の両面から整えるため、当院では次の流れをおすすめしています。
- 急性期:週2回(痛みの沈静化、過緊張の解除、歩き方・荷重の修正)
- リハビリ期:週1回(安定性の再学習、連動改善、走っても戻りにくい体へ)
- メンテナンス:月2〜3回(練習量に合わせて微調整、再発予防、疲労の蓄積を抜く)
「大会が近い」「仕事で歩く量が多い」など状況によって変わるので、無理のない現実的なプランに落とし込みます。
ご予約について(LINE・ホームページで24時間受付)
くろちゃん鍼灸整体院は、LINE・ホームページで24時間ご予約受付中です。
施術者が1人の為、予約が取りづらくなっておりますが、当日のご予約も可能ですのでお早めにご連絡して下さい!
「走ると足裏が痛いけど、何が原因か分からない」そんな段階でも大丈夫です。状態をみて、最短ルートを一緒に決めていきましょう。
【*効果には個人差があります】
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