はじめに
10月になると、台風や秋雨前線の影響で気圧の変動が激しくなります。そんな時に「心臓がドキドキして落ち着かない」「脈が乱れるような感じがする」と不安を抱える方が増えます。病院で検査をしても「異常なし」と言われることも多いのですが、その背景には自律神経の乱れによる一時的な不整脈が隠れていることがあります。
この記事では、10月の低気圧と自律神経性不整脈の関係を、現代医学と東洋医学の両面からわかりやすく解説します。そして、当院「くろちゃん鍼灸整体院」で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように症状改善に役立つのかを丁寧にご紹介いたします。
低気圧と心臓ドキドキの関係
気圧変化が体に与える影響
低気圧が近づくと、大気中の酸素濃度がわずかに低下し、体内の酸素供給が不安定になります。この状態は、交感神経と副交感神経の切り替えを乱し、心臓や血管の働きに負担をかけます。特に心臓は自律神経の影響を受けやすく、ドキドキする・脈が飛ぶように感じる・胸がざわつくといった症状が出やすくなります。
自律神経性不整脈とは?
一般的な不整脈は器質的な心臓の病気(心筋梗塞や心筋症など)によって起こりますが、自律神経性不整脈は心臓自体に異常がなく、交感神経と副交感神経のアンバランスによって脈が乱れるのが特徴です。
「健康診断では異常がないのに脈が不安定…」という場合、このタイプが多いのです。
東洋医学から見る「心臓のドキドキ」
東洋医学では、心臓の働きは「心(しん)」という臓腑が司っていると考えます。心は血液の循環だけでなく、精神活動(心神)も統括しているため、心が乱れると動悸、不安、不眠といった症状が同時に出やすくなります。
秋と「心」の関係
秋は乾燥と気温差が激しい季節です。この環境変化は「肺」と「心」に負担をかけ、気血の巡りを乱します。その結果、**心の血が不足(心陰虚)**したり、**気が逆上して心神を乱す(心気不安)**状態になり、動悸や不整脈が出やすくなります。
東洋医学的な病証の一例
- 心気虚(しんききょ):疲労やストレスで心のエネルギーが不足し、動悸や息切れが出る
- 心陰虚(しんいんきょ):体液不足により心が潤わず、不眠や焦燥感を伴う動悸
- 気滞血瘀(きたいけつお):ストレスで気が滞り、血流も滞ることで胸の圧迫感や不整脈
このように、東洋医学では心臓の症状だけでなく、体全体のバランスの乱れとして捉えて施術していきます。
当院でのアプローチ
骨盤矯正
骨盤は全身の土台です。骨盤が歪むと自律神経の中枢である背骨周囲の神経伝達が乱れやすくなります。骨盤を整えることで神経の通りを良くし、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにする効果が期待できます。
猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸を浅くしてしまいます。酸素不足は心臓のドキドキ感を強める要因です。猫背矯正で胸を開き、呼吸を深めることで、心肺機能の安定と自律神経の調整に繋がります。
鍼灸施術
鍼や灸で自律神経を整えることは、東洋医学の得意分野です。例えば以下のツボを活用します。
- 内関(ないかん):動悸・不安・胃の不調に
- 神門(しんもん):心の落ち着き、不眠に
- 膻中(だんちゅう):胸の圧迫感や息苦しさに
これらを組み合わせて施術することで、心の乱れを鎮めて動悸をやわらげることが可能です。
頭部施術
頭部は自律神経が密集する場所です。優しく刺激を与えることで脳血流を安定させ、副交感神経を優位に導きます。これにより、リラックス感と心拍の安定が得られやすくなります。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着き始めた時):週1回
- メンテナンス期(安定維持):月2〜3回
継続的なケアで、再発防止と体質改善を目指します。
ご予約について
当院は施術者が1人のため、予約枠が限られております。
LINEやホームページから24時間いつでも予約可能ですが、取りにくくなることがありますので、どうぞお早めにご連絡ください。
まとめ
10月の低気圧は心臓のドキドキや自律神経性不整脈を引き起こしやすい季節です。西洋医学的に「異常なし」と言われても、日常生活に支障をきたす場合は、自律神経の乱れが原因かもしれません。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、体のバランスを整え、心臓のドキドキをやわらげるお手伝いができます。
どうぞお気軽にご相談ください。
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