はじめに
「まっすぐ立っているはずなのに、どこか傾いている感じがする」
「体の中心が定まらず、フラフラする」
「左右どちらかに体重が乗ってしまう感覚がある」
こうした “体の軸がズレる感じ” を訴えて来院される方は、実はとても多くいらっしゃいます。
病院で検査をしても「骨に異常はありません」「様子を見ましょう」と言われ、
それでも違和感が続いて不安になり、当院を探して来られるケースも少なくありません。
この感覚は、気のせいでも、年齢のせいでもありません。
多くの場合、骨盤の奥にある「仙腸関節の支持力低下」 が深く関係しています。
この記事では、
- なぜ体の軸がズレたように感じるのか
- 整形外科的に見た仙腸関節の役割
- 支持力が低下すると体に何が起こるのか
- なぜ放っておくと慢性化しやすいのか
- くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、どう関係しているのか
を、これから来院を考えている方にもわかりやすい言葉で、詳しくお伝えします。
体の軸がズレる感じとは、どんな状態なのか
まず大切なことからお伝えします。
体の軸がズレる感じがあるからといって、
骨が大きくズレたり、壊れているわけではありません。
多くの方に起きているのは、
- 体を支えるべき場所が支えきれなくなっている
- 本来安定しているはずの土台が不安定になっている
という状態です。
その「土台」にあたるのが、仙腸関節です。
整形外科的に見る「仙腸関節」とは
仙腸関節とは、
- 背骨の一番下にある「仙骨」
- 骨盤の左右にある「腸骨」
この2つをつなぐ関節です。
関節と聞くと、
- 肩のように大きく動く
- 膝のように曲げ伸ばしする
そんなイメージを持たれる方が多いですが、
仙腸関節の動きはほんの数ミリしかありません。
しかしこの「数ミリ」が、
- 立つ
- 歩く
- 体重を移動する
- 衝撃を吸収する
といった、日常動作のすべてに関わっています。
整形外科的に見ると、仙腸関節の特徴は次の3つです。
- 非常に強靭な靭帯で固定されている
- 可動域は小さいが、安定性が最重要
- 左右差が出ると症状が出やすい
つまり仙腸関節は、
**「動く関節」ではなく「支える関節」**なのです。
仙腸関節の「支持力」とは何か
支持力とは簡単に言うと、
「体重や動作による負荷を、安定して受け止め続ける力」
です。
仙腸関節には、
- 上半身の重さ
- 歩行時の衝撃
- 立ち上がり時の体重移動
といった負荷が、常にかかっています。
本来であれば、
- 靭帯
- 周囲の筋肉
- 神経による制御
これらがバランスよく働き、
「どっしり安定した土台」として機能します。
ところが、何らかの原因でこの支持力が低下すると、
体は安定を失い始めます。
なぜ仙腸関節の支持力が低下するのか
支持力が低下する原因は、決して特別なものではありません。
日常生活の中に、いくつも潜んでいます。
- 長時間のデスクワーク
- 足を組むクセ
- 片側重心で立つ習慣
- 横座り・お姉さん座り
- いつも同じ肩でカバンを持つ
- 片側抱っこや育児姿勢
- 運動不足
- 出産や産後の骨盤の変化
これらが積み重なると、
- 片側の靭帯が引き伸ばされ続ける
- 反対側は縮んだ状態で固まる
- 神経が過敏になる
という状態が作られます。
結果として、
**仙腸関節が「支え続けられない関節」**に変わってしまうのです。
体の軸がズレる感じが出るメカニズム
仙腸関節の支持力が低下すると、体には次のような変化が起こります。
- 体重移動がスムーズにできない
- 無意識に片側へ逃げる
- 立っているだけで微調整が増える
このとき体は、
「このままでは不安定だ」
「どこかで支えないと倒れそうだ」
と判断します。
すると、
- 腰の筋肉
- 背中の筋肉
- 股関節周囲
- 太もも
といった場所が、必要以上に頑張り始めます。
この結果、
- 体がまっすぐに感じられない
- 軸がズレている感覚が出る
- 常に力が入って疲れやすい
という状態になるのです。
「ズレている感覚」が取れにくい理由
多くの方が不思議に思われます。
「意識して立っているのに戻らない」
「一時的に良くなっても、すぐ戻る」
これは、仙腸関節の問題が、
構造+神経の問題
だからです。
仙腸関節周囲には、多くの神経が集中しています。
支持力が低下した状態が続くと、
- 神経が過敏になる
- 「ズレている」という感覚が脳に刷り込まれる
つまり体が、
「この不安定な状態が通常だ」
と学習してしまうのです。
そのため、
ただ姿勢を正すだけでは解決しません。
くろちゃん鍼灸整体院での施術方針
当院では、体の軸がズレる感じに対して、
1つの施術だけで対応することはありません。
なぜなら原因が、
- 骨盤
- 姿勢
- 神経
- 筋緊張
と複合的だからです。
ここからは、各施術がどのように作用するのかを詳しく説明します。
骨盤矯正の役割|仙腸関節の土台を整える
骨盤矯正では、
- 仙腸関節にかかる左右差
- 骨盤全体の傾き
- 荷重の偏り
を丁寧に整えていきます。
強くバキバキする施術ではなく、
- 靭帯に過剰な刺激を与えない
- 神経を落ち着かせる
ことを重視します。
これにより、
- 仙腸関節が「支えやすい位置」に戻る
- 土台としての安定感が出る
結果、
体の中心が戻ってくる感覚を感じる方が多くなります。
猫背矯正の役割|軸のブレを上から修正する
骨盤だけ整えても、
- 背中が丸い
- 頭が前に出ている
状態では、再び軸は崩れます。
猫背矯正では、
- 胸椎の動きを引き出す
- 頭と骨盤の位置関係を整える
ことで、
体の軸を上から安定させることを目的とします。
これにより、
- 無意識の前傾姿勢
- 片側への逃げ
が減り、仙腸関節への負担も軽減します。
鍼灸施術の役割|支持力低下で過敏になった神経を整える
仙腸関節の支持力が落ちている方は、
- 筋肉が常に緊張している
- 神経が興奮しやすい
状態になっています。
鍼灸施術では、
- 深部の緊張した筋肉
- 神経の過敏状態
に直接アプローチします。
これにより、
- 「ズレている感じ」が和らぐ
- 体が自然に力を抜ける
という変化が出やすくなります。
頭部施術の役割|体の軸を司る中枢を整える
意外に思われるかもしれませんが、
体の軸の感覚には 脳の働き が大きく関係しています。
不安定な状態が続くと、
- 常に緊張
- 無意識の警戒
が強くなります。
頭部施術では、
- 自律神経のバランス
- 緊張状態
を穏やかに整えます。
その結果、
- フラつき感
- 軸の不安定感
が、スッと抜けるように軽くなる方も多いです。
通院頻度の目安について
体の軸がズレる感じは、
一度で完全に戻るものではありません。
当院では以下を目安にしています。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
状態に応じて、無理のない計画をご提案します。
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