〜自律神経の乱れが、体のSOSを見えなくする〜
汗が出る仕組みと自律神経の関与
私たちの体は、**体温が上昇すると汗をかいて熱を逃がす機能=「発汗作用」**を持っています。
この働きを担うのが、自律神経のうちの「交感神経」。
交感神経は、暑さを感じると指令を出して汗腺を刺激し、皮膚表面から汗を出すことで体温を下げようとします。この調節機能がスムーズに働いていると、たとえ気温が高くても汗で熱を逃がすことができ、体温の上昇を防げます。
しかし、自律神経が乱れているとこの仕組みが狂い始めます。
汗が出ない状態とは?その危険性
汗が出ない、または極端に少ない状態は「発汗障害(無汗症・乏汗症)」とも言われます。
これは以下のような状態が原因で起こります。
- 交感神経の機能低下
→ 熱を感じてもうまく汗腺が働かない - 汗腺そのものの機能障害
→ 汗をかく力自体が落ちている - 慢性的な自律神経のアンバランス
→ 緊張・ストレス・過労・睡眠不足で交感神経と副交感神経の切り替えができず、汗が出ない状態になる
こうなると、体内に熱がこもりやすくなり、**「隠れ熱中症」や「内熱型の熱中症」**と呼ばれる状態に進行します。
症状の例:
- 体が熱いのに汗が出ない
- 頭痛・吐き気・めまいがあるのに、汗をかいていない
- 肌が乾いていて異常に熱い
- 軽い動きでも息切れやふらつきが出る
発汗障害のリスクが高い人とは?
以下のような人は、自律神経のバランスが乱れやすく、汗が出にくくなる傾向があります。
高リスクな傾向 | 内容 |
---|---|
慢性的なストレス | 交感神経が常に過剰に働き、汗腺がうまく反応しない |
冷房環境での生活 | 汗をかく必要がなくなり、汗腺が退化してしまう |
加齢(特に40代以降) | 自律神経と汗腺の反応が鈍くなる |
睡眠不足 | 交感神経と副交感神経の切り替えが乱れやすい |
運動不足 | 熱順化されず、汗をかく訓練ができていない |
鍼灸・骨盤矯正による自律神経の調整と発汗サポート
汗が出ない状態は「暑さに鈍感になった体」のサイン。
この鈍感さは、自律神経の乱れが根本にあります。
そこで当院では、以下のアプローチで汗が出やすい体づくりをサポートします。
✅ 骨盤矯正・猫背矯正
→ 背骨・骨盤の歪みが整うと、神経伝達がスムーズに。交感神経の働きが正常化しやすくなります。
✅ 鍼灸施術(特に背部兪穴や頭部の百会)
→ 自律神経中枢にアプローチし、体温調整や発汗機能をサポート。鍼刺激は熱放散の感受性を高めます。
✅ 頭部施術
→ 頭の緊張をほぐすことで、視床下部へのストレス負荷を軽減し、体温調整力を回復します。
まとめ|「汗が出ない=元気そう」は間違い!
実は「汗が出てないから大丈夫」と思っていたら、それは熱中症の予備軍かもしれません。
体が熱を逃がせない状態は、命の危険すら伴うのです。
「最近、暑くても汗が出にくい」「昔より汗の量が減った気がする」
そんな方は、ぜひ一度、体の自律神経バランスをチェックしてみましょう。
🔸ご予約・通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回が目安です。
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