はじめに
熱があるときに涙が出やすくなり、「風邪で熱があるだけなのに涙目になるのはなぜだろう」と気になった方もいらっしゃるかもしれません。この記事では、熱があるときに涙が出る理由として考えられるものと、受診を検討したほうがよいサイン、ご自身でできる対処法をまとめました。神奈川県小田原市成田394-1のくろちゃん鍼灸整体院・鍼灸師歴17年の院長が、体に起きている反応を整理してお伝えします。
熱があると涙が出る、考えられる主な原因
まず、次のようなサインがあるときは、医療機関の受診を優先したほうがよい可能性があります。
- 高熱が下がらず、水分をうまく摂れない
- 激しい頭痛や首の強いこわばりがある
- 意識がぼんやりする、呼びかけへの反応が鈍い
- 目の強い痛みや視力の変化、膿のような目やにがある
- 発疹や息苦しさを伴う
このような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
上記のサインがない場合、熱があるときに涙が出る背景には、次のようなことが関係していることがあります(断定するものではなく、一般的に考えられている範囲です)。
- 発熱に伴う体の炎症反応で、目の表面(結膜)が刺激を受けやすくなっている可能性
- 風邪やインフルエンザなどウイルス性の炎症が、目の結膜にも及んでいる可能性
- 発熱時の脱水や乾燥で目が乾き、反射的に涙の量が増えることがある
- 鼻の奥(副鼻腔)の炎症が涙の通り道に影響している可能性
- 発熱で光に敏感になり(羞明)、まぶしさへの反応で涙が出やすくなることがある
当院では、施術の前にいつから熱があるか・他の症状(咳・鼻水・目の痛みなど)・既往症・服用中の薬を伺います。感染症が疑われる場合は、施術よりも先に医療機関の受診をご案内しています。
考えられる要因と、記録しておくとよいこと
熱と涙の出方は人によって違います。受診や施術の際に役立つよう、次のようなことを記録しておくと状況を伝えやすくなります。
いつ・どんな場面で出やすいか
熱が上がり始めたタイミングか、熱が下がる前後か、咳込んだときに出やすいかなど、出るタイミングを控えておくと、体で何が起きているかを整理しやすくなります。
他の症状や服用中の薬
鼻水・鼻づまり・のどの痛み・目のかゆみや痛みなど、他に出ている症状も合わせて記録しておきましょう。市販薬や処方薬を服用している場合は、その影響が関係していることもあります。
体調面で気づいたこと
睡眠不足や強い疲労、乾燥した環境が続いていたかどうかも、涙の出やすさに関係していることがあります。自律神経や姿勢、呼吸の状態が間接的に関係していることもありますが、これらが直接の原因と決まっているわけではありません。東洋医学では、熱と目の症状を「肝」の働きと関連づけて考える見方もありますが、あくまで一つの視点としてご参考ください。
自宅でできる対処法
熱があるときは、まず安静と水分補給を優先してください。目の違和感がつらいときは、次のような対処法も参考にしてみてください。
清潔な濡れタオルで目元を軽く冷やす
熱っぽさで目の周りがつらいときは、冷たすぎない濡れタオルを目元に数分当てると、違和感が和らぐことがあります。熱で体が冷えすぎないよう、タオル以外の体は温かく保ちましょう。
睛明(せいめい)のツボを軽く押す
睛明は目頭のくぼみ、鼻の付け根に近い位置にあるツボです。爪を立てず、指の腹でそっと3秒押して離すを数回、やさしい力で行いましょう。
合谷(ごうこく)のツボを押す
合谷は手の甲、親指と人差し指の付け根が合流する少し手前にあるツボです。「イタ気持ちいい」程度の力で3秒押して3秒離すを5セットほど行うと、体の緊張がゆるみやすくなります。
部屋の乾燥が気になる場合は、加湿器や換気で湿度を保つことも、目の不快感をやわらげる一助になります。
当院での整え方
発熱や感染が疑われる間は、まず医療機関の受診を優先してください。施術は発熱そのものや感染症に働きかけるものではありません。熱が落ち着いたあとの体調の立て直しや、繰り返す目の疲れ・乾燥感へのケアとして、当院では次の4つの施術を組み合わせています。
骨盤矯正
骨盤の傾きや左右差を確認し、無理のない力で整えていきます。体の土台を整えることで、姿勢からくる首や肩の負担を軽くすることを目指します。
猫背矯正
背中が丸くなっていると、呼吸や首まわりの緊張に関係していることがあります。胸椎のカーブを確認しながら、無理のない範囲で姿勢を整えていきます。
鍼灸施術
首や肩、目のまわりの緊張が強い場合は、問診を踏まえて鍼灸でその部分の緊張をやわらげるアプローチを行います。鍼は髪の毛ほど細く、痛みの感じ方には個人差があるため、刺激をおさえた方法から始めることもできます。
頭部施術
頭部や側頭部の緊張をゆるめることで、目の疲れや頭の重さが気になる方の体調の立て直しをサポートします。
通院の目安
症状が強い時期は週1〜隔週、落ち着いてきたら月2回程度、ご自身で切り替えられる体になったら月1回のメンテナンスが目安です。来院頻度を増やすことが早い変化につながるとは限りません。セルフケアと組み合わせながら、お仕事やご家庭のリズム・ご予算に合わせて無理のないプランをご提案します。
ご予約方法
高熱が続く、強い頭痛や意識の変化があるなど受診を優先すべきサインがある場合は、まず医療機関をご受診ください。熱が落ち着いた後の体調の立て直しをご検討の際は、LINEでメッセージを送ってください(24時間送れます。予約日時は返信で確認します)。当院は完全予約制です。初回は60〜80分(状態や症状により変動します)。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もありますが、当日のご予約も承れます。ご都合のよいときに、LINEでメッセージをお送りください。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
📅 最終更新日:2026-10-07
🔍 監修:黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)/国家資格 鍼灸師(くろちゃん鍼灸整体院・小田原)
【効果には個人差があります】




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