くろちゃん鍼灸整体院（小田原市）
はじめに
冬になると、夕方がやけに早く感じたり、理由もなく胸の奥がキュッとするような「寂しさ」を覚えることはありませんか？
「いつも通り仕事も家事もこなしているのに、なんだか気持ちが追いつかない」
「急に心細くなる」「涙もろくなる」「人と話したいけど話せない」
そんな“冬特有の心の揺れ”は、あなたが弱いわけでも、気持ちが不安定だからでもありません。
日照不足による自律神経リズムの低下と、東洋医学でいう“陽気不足”が重なる季節特有の反応です。
今回の記事では、冬に寂しさを感じやすくなる理由を
●自律神経 ●東洋医学（気血水・陰陽・臓腑）
●骨盤矯正・猫背矯正 ●鍼灸施術 ●頭部施術
これらの視点からやさしく解説していきます。
この記事を読み終えるころには、
「なんだ、私だけじゃなかったんだ」
「これは身体と神経の問題だったんだ」
と安心していただけるはずです。
そして、あなたの身体がほんの少しラクになるきっかけになれば嬉しいです。
■ 冬になると寂しく感じるのはなぜ？
① 日照不足でセロトニンが低下しやすい
冬は日照時間が短くなり、体内時計を整える“朝の光”を浴びる時間が自然と減ります。
すると脳の「セロトニン神経」が働きにくくなり、
●気持ちの安定
●前向きさ
●やる気
●安心感
を生み出すホルモン量が低下してしまいます。
セロトニンが下がると、ちょっとした刺激で気持ちが揺れたり、
「なんとなく寂しい」「急に不安になる」という感覚が増えます。
② 自律神経の“昼夜リズム”が乱れる
本来、自律神経は
●昼：交感神経（活動モード）
●夜：副交感神経（休息モード）
に切り替わることで心と体を整えています。
しかし冬は、
・寒さによる筋肉の緊張
・空気の乾燥
・強い北風
・忙しさによるストレス
・年末進行
が重なりやすく、交感神経が優位になりすぎる傾向があります。
交感神経が働きっぱなしの状態になると、
●疲れやすい
●気持ちの落ち込み
●孤独感
●感情の揺れ
が生じやすくなり、寂しさが増す原因となります。
③ 東洋医学でいう「陽気不足」と「腎（じん）の弱り」
東洋医学では、冬は「陰が増え、陽が弱まる季節」と考えます。
陽気が不足すると
●気分が沈む
●閉じこもりたくなる
●やる気が出ない
●寂しさが強くなる
といった“感情面の冷え”が起きます。
さらに冬は五臓の中でも「腎」が消耗しやすい時期。
腎は
・生命力
・心の安定
・深い呼吸
・ホルモンバランス
を司るため、腎が弱ると“情緒が揺れやすい”状態になりやすいと言われます。
■ 寂しさを感じやすい冬の身体サイン
こんな状態、当てはまりませんか？
✓ 気づくとため息が増えている
✓ 朝がダルい・気持ちが重い
✓ 少人数の空間の方が落ち着く
✓ 予定があっても気分が乗らない
✓ 胸の奥がキュッとする
✓ やる気のエンジンがかかりにくい
✓ 集中力が続かない
✓ 夜に感傷的になりやすい
これらはすべて「自律神経のリズム低下」で起こる反応です。
決して“心が弱い”のではなく、“身体の問題”です。
■ くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
ここからは、冬の寂しさ・気持ちの沈み・自律神経の乱れに対して
当院がどのように施術するかを、わかりやすく説明します。
◆ 骨盤矯正 — 自律神経の「軸」を整える
骨盤は身体の中心にあり、背骨の土台となる部分です。
自律神経は背骨（脊柱）に沿って走っているため、骨盤が歪むと
・呼吸が浅くなる
・肩や首が緊張する
・背中が張って交感神経が興奮
といった状態を引き起こします。
冬の寂しさを強く感じる方は、
骨盤が後傾しやすく、背中が丸まり呼吸が浅くなっているケースが多いです。
骨盤矯正で土台を整えることで
●呼吸が深くなる
●背中の緊張が緩む
●副交感神経が働きやすくなる
●気持ちの落ち込みが軽減
といった効果が期待できます。
◆ 猫背矯正 — 気持ちの沈みを軽減する姿勢作り
猫背は「気持ちが内向きになる姿勢」です。
胸が閉じ、肺が広がらず、呼吸の量も質も低下します。
冬に寂しさを感じやすい方は
●肩がすくむ
●首が前に出る
●巻き肩になる
●胸郭が固い
という特徴があります。
猫背矯正では
背中・肩甲骨・肋骨を柔らかく動かし、
「胸を開ける姿勢」へ導くことで
●呼吸が入りやすくなる
●不安感の軽減
●気持ちのリフトアップ
が期待できます。
◆ 鍼灸施術 — セロトニン神経を整えるサポート
鍼灸は自律神経調整にとても相性が良い施術です。
特に冬の寂しさや気持ちの落ち込みには
●頭の緊張
●背中のこわばり
●内臓の冷え
●呼吸の浅さ
が共通して見られるため、ツボを使って丁寧に調整します。
代表的なポイント
・百会（ひゃくえ）…頭の緊張を緩め精神安定
・内関（ないかん）…不安・胸のざわつきに
・腎兪（じんゆ）…腎の弱り・冬の陽気不足
・肺兪（はいゆ）…呼吸の浅さ
・足三里（あしさんり）…気力・体力の底上げ
鍼灸は自律神経に直接アプローチでき、
●夜の不安
●理由のない寂しさ
●やる気の低下
●胸の締めつけ
などにも効果が期待できます。
◆ 頭部施術（ドライヘッド） — 冬の“心の疲れ”を癒す
冬は頭皮が緊張しやすく、知らず知らずのうちに脳疲労が溜まりがちです。
頭部施術では
●こわばった頭皮をゆっくり緩める
●脳の血流を改善
●副交感神経を優位に
●涙が出るほどの深いリラックス
が得られます。
「気持ちが軽くなる」「頭がスッとする」と言われる人気の施術です。
■ 冬の寂しさを軽減するセルフケア
◆ 朝、5分だけ窓辺で光を浴びる
◆ 背中を丸めず胸を軽く開く意識
◆ 深呼吸を1日3回
◆ 首を冷やさない
◆ 夜にスマホを控える
◆ 温かい白湯を飲む
身体が整えば、気持ちも自然と整っていきます。
■ 通院の目安
● 急性期（しんどい時） … 週２回
● リハビリ期（安定してきた時） … 週１回
● メンテナンス期（維持） … 月２〜３回
あなたの身体の状態に合わせて調整していきますのでご安心ください。
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