背中が重く息苦しい原因は交感神経疲労。骨盤矯正・鍼灸で改善｜くろちゃん鍼灸整体院（小田原市）

「背中が重くて息が浅い」「何をしてもリラックスできない」「胸の奥がつかえるように苦しい」――そんな感覚に心当たりはありませんか？

このような症状は、単なる姿勢の悪さや筋肉疲労だけでなく、「交感神経の圧迫性疲労」と呼ばれる状態が関係していることがあります。長時間の緊張状態やストレス、浅い呼吸の積み重ねによって、背中の筋肉が硬直し、自律神経の通り道が圧迫されてしまうのです。

本記事では、くろちゃん鍼灸整体院が考える「背中の重さ・息苦しさと自律神経の関係」、そして東洋医学的な視点から見た原因と改善法を、やさしく丁寧に解説していきます。

背中が重く感じる時、多くの方は「肩こりかな？」「姿勢が悪いから？」と考えます。しかし、その奥にあるのは“神経性の疲労”です。

交感神経は、背骨に沿って左右に走る神経の幹のような存在で、心拍や血圧、呼吸を調整しています。長時間のデスクワークやストレスが続くと、この神経が過剰に緊張し、背骨まわりの筋肉が硬直してしまいます。その結果、呼吸が浅くなり、酸素が十分に行き渡らず、息苦しさを感じやすくなるのです。

さらに、交感神経が優位な状態が続くと、心拍数が上がりやすく、体が常に「戦闘モード」に。夜になってもリラックスできず、睡眠が浅くなったり、朝から体が重いなどの不調を訴える方も多いです。

東洋医学では、背中の重さや息苦しさは「気の滞り」や「肺気虚」「肝気鬱結」といったエネルギーの乱れが関係していると考えます。

このように、背中の重さや呼吸の浅さは「自律神経」だけでなく、「気血水（きけつすい）」のバランスの乱れとしても表れます。

背中の重さに関係しているのが「骨盤の歪み」です。骨盤が後傾していると、背骨が丸くなり、胸郭（きょうかく＝肋骨で囲まれた部分）が圧迫されます。すると、肺が十分に広がらず、呼吸が浅くなるのです。

くろちゃん鍼灸整体院では、骨盤矯正によって下半身の重心を安定させ、背骨が自然なカーブを取り戻すように整えます。骨盤が正しい位置に戻ると、背中や胸郭の筋肉の緊張がゆるみ、交感神経の圧迫が軽減。呼吸が深くなり、体全体がリラックスしやすくなります。

猫背は、背中が重く息苦しい症状の代表的な原因です。肩が前に入り、頭が前方に出る姿勢になると、首や背中の神経が圧迫され、呼吸筋がうまく働かなくなります。

猫背矯正では、胸を開くようなストレッチと、肩甲骨の可動域を広げる調整を行います。特に、背中の「菱形筋」「僧帽筋」などの緊張をほぐすことで、呼吸のリズムが整い、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになります。

施術後は、「呼吸が軽くなった」「背中がスッと伸びる感じがする」といった声を多くいただきます。

背中の硬さや息苦しさを感じる方は、交感神経が優位になりすぎて、常に体が“緊張状態”にあります。

鍼灸施術では、背骨の両脇（自律神経が集まるポイント）に沿って細い鍼を打ち、神経の興奮を鎮めます。これにより、血流が回復し、筋肉がゆるみ、神経の圧迫が解消されます。

また、灸を併用することで、冷えによる神経収縮を防ぎ、全身の巡りを促進。背中の奥の「じわーっと温まる感じ」が、深いリラックスを引き出します。

意外に思われるかもしれませんが、頭の緊張も背中の重さに影響します。脳の過活動が続くと、首〜背中にかけての筋肉が硬くなり、呼吸のリズムが乱れてしまいます。

頭部施術では、頭皮やこめかみ、後頭部をやさしくほぐし、脳の血流と神経伝達を改善します。これにより、自律神経のリズムが整い、「息がしやすくなった」「体の力が抜ける感じがする」といった変化が起こります。

くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間予約受付中です。施術者が１人のため、予約が取りづらくなっております。お早めにご連絡ください。

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【＊効果には個人差があります】

背中が重く息苦しい｜交感神経の圧迫性疲労