- はじめに
- こんな胃腸の不調でお悩みではありませんか
- 自律神経と胃腸の深いつながり
- 東洋医学では「胃腸の不調」をどう捉える?
- 当院では4つの施術アプローチでどう整える?
- 胃腸タイプ別 当院のアプローチ
- 当院が大切にしている3つの理念
- 自宅でできる対処法は?
- 通院の目安|段階的に整えていきます
- 初めてご来院される方へ
- よくあるご質問
- ご予約方法
- 院長より
- 胃腸不調の医学的背景|消化器系と自律神経の連動
- 「検査では異常なし」と言われた方へ
- 胃腸の不調と密接に関わる併発症状
- 当院では施術を受けられた方の変化(一般的な経過)でどう整える?
- 胃腸を守る食生活のヒント
- ストレスとの上手な付き合い方
- 胃腸の不調と季節の関係
- 胃腸ケアと並行して大切な「心のケア」
はじめに
「食欲が出ない」「食後に胃がもたれる」「便秘と下痢を繰り返す」「お腹が張って苦しい」——こうした胃腸の不調が長く続いている方は少なくありません。市販薬を飲んでも一時的、検査では異常なし。それでも体は重く、食事が楽しめない。この状態は、胃腸そのものではなく自律神経のバランスの乱れが背景にある場合がとても多いのです。
当院(神奈川県小田原市成田の自律神経専門鍼灸整体院)には、原因不明の胃腸トラブルを抱えた30〜60代の方が数多く来院されます。お仕事や子育てのストレス、不規則な睡眠、姿勢の崩れ、季節の変わり目——日常の小さな積み重ねが、胃腸を動かす副交感神経の働きを弱らせていきます。お一人ずつ丁寧にお話を伺いながら、東洋医学と現代医学の両方の視点で根本から整えてまいります。
このページでは、なぜ胃腸の不調が自律神経と深く関係するのか、当院がどのように整えていくのか、ご自身で取り組めるセルフケア、通院の目安、ご予約までを順を追ってお伝えします。少し長い記事になりますが、ご自身のお体の状態に重ね合わせながらお読みいただければ嬉しいです。
こんな胃腸の不調でお悩みではありませんか
- 朝起きてもなかなか食欲が湧かない
- 食後に胃が重く、いつまでも消化されない感覚が残る
- 少し食べただけでお腹が張ってつらい
- 便秘と下痢を繰り返す(過敏性腸症候群と言われた)
- 緊張するとすぐお腹が痛くなる・トイレが近くなる
- 胃のあたりがキリキリ・シクシク痛む日がある
- げっぷ・ガスが多く、空気を呑み込んでいる感覚がある
- 胃カメラ・大腸カメラで異常なしと言われたが症状は続く
- 胃薬や整腸剤を飲んでも一時的にしか効かない
- 食欲不振・もたれが続き体重が落ちてきた
当てはまる項目が3つ以上ある方は、胃腸そのものより自律神経バランスの乱れが根本にある可能性が高いと考えられます。当院ではこのような方々に対し、お一人ずつのお体の状態を細かく確認した上で、整える方向性をご提案しています。
自律神経と胃腸の深いつながり
胃や腸は、自分の意志で動かせない臓器です。代わりに、自律神経(交感神経と副交感神経)が24時間絶えず指令を送り、消化液の分泌・蠕動運動(ぜんどううんどう)・血流量・粘膜の修復までを調整しています。この2つの神経のバランスが崩れると、胃腸は途端に本来の働きを失います。
交感神経が優位になると
仕事・育児・人間関係のストレスや、慢性的な睡眠不足、夜遅くまでのスマホ使用などで交感神経が優位な時間が長くなると、胃腸の動きは抑制され、消化液の分泌も減少します。具体的には次のような症状として現れます。食欲が湧かない、食後の胃もたれ・胸やけ、便秘傾向(腸が動かず排泄しにくい)、口の渇き・唾液減少、食べてもエネルギーにならず疲れやすい、などが代表例です。
副交感神経が優位になると
本来、食事中・食後・睡眠中は副交感神経が優位になり、胃腸がしっかり働き消化吸収を進めます。しかしストレス過多・睡眠の質低下が続くと、副交感神経への切り替えがうまくいかず、いつも胃腸が「戦闘モード」のまま——これが原因不明の胃腸不調の正体です。逆に副交感神経が過剰に働きすぎると、下痢・腹痛・腸の過敏性が前面に出ます。バランスが大切なのです。
脳と腸はつながっています
近年、脳と腸は迷走神経を介して双方向に情報をやり取りしていることが分かってきました。腸内環境が悪化すると不安・抑うつ感が強まり、逆に精神的ストレスが続くと腸の不調が悪化する。胃腸の不調をケアすることは、メンタル面の安定にもつながるのです。
東洋医学では「胃腸の不調」をどう捉える?
東洋医学では、胃腸は「脾胃(ひい)」と呼ばれ、気血を生み出す源とされます。脾胃の働きが弱ると、全身の元気・血流・免疫がすべて落ちると考えます。脾胃を弱らせる主な要因は次の3つです。
1. 思い悩み(思慮過度)
東洋医学では「思いは脾を傷る」と言われます。考えすぎ・心配しすぎ・気疲れが続くと、気が滞り脾胃の動きが止まります。仕事の責任が重い方、人間関係に気を遣う方、ご家族の介護で気を張っている方によく見られます。
2. 湿邪(しつじゃ)
梅雨や夏の高湿度、冷たい飲み物・甘いものの摂りすぎは、体内に「湿(しつ)」を生み出します。湿は脾胃を最も嫌わせる存在で、消化機能を停滞させ、むくみ・だるさ・便のべたつきとして現れます。
3. 過労・睡眠不足
脾胃は睡眠中に最も活発に修復されます。睡眠が浅い・短い日々が続くと、脾胃を回復させる時間が足りず、慢性的な機能低下に陥ります。当院では、お一人ずつのお体に現れる「気の流れ」「血の状態」「水分代謝」を丁寧に確認し、脾胃の弱りタイプを見極めた上で施術を組み立てます。
当院では4つの施術アプローチでどう整える?
当院では、胃腸の不調に対し4つの施術を組み合わせて自律神経全体を整えます。お一人ずつ症状とお体の状態を丁寧に確認した上で、必要な施術を組み合わせていきます。一律のメニューではなく、その日その方のお体に合わせて柔軟にアレンジするのが特徴です。
① 骨盤矯正
骨盤の歪みは内臓下垂の大きな原因です。胃下垂・腸下垂は、胃腸の血流低下と神経圧迫を招きます。骨盤矯正で骨盤を整えることで、胃・腸の位置と血流を正常化し、消化機能の土台を作ります。ポイント:仙骨と腸骨の調整で内臓を本来の位置へ。自律神経の中枢である仙骨へ穏やかにアプローチします。
② 猫背矯正
猫背は横隔膜と胃を物理的に圧迫し、副交感神経の通り道である胸郭の動きを制限します。猫背矯正で胸郭を広げ、深い呼吸ができる姿勢に整えると、胃腸への血流と神経指令が回復します。ポイント:胸椎の柔軟性と肩甲骨の可動域を取り戻し、首から伸びる迷走神経の働きを邪魔しない姿勢を作ります。
③ 鍼灸施術
脾胃を整えるツボ、自律神経を整える背部のツボに鍼灸施術でアプローチ。深部の緊張を緩め、副交感神経のスイッチを入れていきます。鍼は髪の毛ほどの細さで、お子様用と同等のものを使用していますのでご安心ください。ポイント:症状に応じて時間を確保し、お一人ずつ丁寧に。鍼灸師歴17年・累計4万人の経験から導かれたツボの組合せでアプローチします。
④ 頭部施術
自律神経の中枢は脳幹にあります。頭部施術で頭部の緊張をゆるめ、首から脳への血流を改善することで、胃腸への自律神経指令が正常化します。ポイント:側頭部・後頭部・首の付け根の解放で、交感神経の興奮を鎮め、副交感神経への切替を促します。施術後に「久しぶりに頭が軽い」と感じられる方が多いのもこの施術の特徴です。
胃腸タイプ別 当院のアプローチ
胃腸の不調と一言で言っても、その背景は人それぞれ異なります。当院ではお話を伺った上で、主に3つのタイプに分けてアプローチをご提案します。
ストレス過多タイプ
仕事や対人関係のストレスで交感神経が興奮しっぱなしの方。胃の痛み・食欲不振・げっぷが目立ちます。頭部施術と背部の鍼灸施術で交感神経の鎮静を最優先します。骨盤矯正でお腹の血流を整え、根本から落ち着いた状態へ導きます。
冷え・湿邪タイプ
冷たい飲み物・甘いものが多く、お腹が冷えている方。下痢傾向・むくみ・だるさが特徴。骨盤矯正+お腹を温める施術で水分代謝を整えます。猫背矯正で呼吸を深めることで内臓を内側から温める力を取り戻します。
慢性疲労タイプ
長年の睡眠不足・過労で脾胃が消耗している方。食欲不振・もたれ・元気が湧かないが目立ちます。睡眠の質改善を軸に、4施術を穏やかに組み合わせます。鍼灸施術で気血を補い、頭部施術で深い休息を促します。
当院が大切にしている3つの理念
並走するパートナーとして
胃腸の不調は、ご本人にしか分からない辛さがあります。当院は整える側・治される側という関係ではなく、並走するパートナーとして、ご一緒に整えていく姿勢を大切にしています。
ご縁を大切に
当院に出会ってくださった「ご縁」を大切に、お一人ずつのお体・お気持ち・ライフスタイルに寄り添ってご提案いたします。
完全予約制であなただけの時間を
当院は完全予約制です。あなただけの整える時間を確保し、他の方とご一緒になることはありません。じっくりお話をうかがい、お体の状態を確認したうえで施術を組み立てます。
自宅でできる対処法は?
おすすめのツボ2つ
- 足三里(あしさんり):膝のお皿の外側下、指4本分下の位置にある凹みです。胃の働きを整える代表的なツボで、古来「健脚と長寿のツボ」として知られます。1日3回、親指で気持ちよい強さで20秒ずつ押します。デスクワークの合間、休憩時間に手軽に取り入れられます。
- 中脘(ちゅうかん):おへそとみぞおちのちょうど中間です。胃そのものに直接働きかけるツボで、胃もたれ・食欲不振に特におすすめ。手のひら全体で温めるように軽く押します。食後すぐは避け、空腹時に行ってください。寝る前に布団の中で行うのも効果的です。
日常で取り入れたい5つの習慣
- 食事は腹八分目・よく噛む:胃腸の負担を減らす最も基本的なケアです。1口30回を目標に、唾液とよく混ぜながらゆっくり食べましょう。早食いの方は、まず一口ごとに箸を置く習慣から始めてみてください。
- 夜のスマホ・PCを早めに切る:就寝60分前にはブルーライトから離れ、交感神経の興奮を鎮めましょう。睡眠中の修復力が大きく変わります。
- ぬるめの湯船にゆっくり浸かる:39〜40度のぬるめのお湯に15分程度浸かると、副交感神経への切替が促されます。シャワーだけで済ませず、できるだけ湯船に浸かる習慣を。
- 冷たい飲み物・甘いものを控える:東洋医学の「湿邪」を増やし脾胃を弱らせます。常温〜温かい飲み物を意識し、甘いものは午前中に少量で。
- 朝に温かいスープか味噌汁を一杯:起き抜けの胃腸を温め、副交感神経から交感神経への切替をスムーズにします。和食の朝食習慣は胃腸ケアの王道です。
通院の目安|段階的に整えていきます
胃腸の不調が3か月以上続いている方は、自律神経のバランスが慢性的に崩れている状態です。一度の施術ですべてが解決するわけではなく、段階的に整えていく必要があります。当院では一般的に次のようなペースをご提案しています。
- 整える期(初期):週1回ペース。お体の反応を見ながら、自律神経を「整いやすい体」へ導きます。多くの方が4〜6回で変化を実感されます。
- 定着期(中期):2週間に1回ペース。整った状態を体に覚え込ませる時期。日常のセルフケアと組み合わせ、整いやすさを定着させます。
- メンテナンス期(長期):月1回ペース。季節の変わり目や繁忙期に合わせ、お体のメンテナンスとして通院いただきます。
このペースはあくまで目安です。お一人ずつのご様子・ライフスタイル・お体の反応に合わせて柔軟にご提案いたしますので、まずはご連絡、メッセージを送ってください。
初めてご来院される方へ
はじめてのご来院は緊張されるかと思います。当院では以下の流れでお迎えいたします。事前問診票のご記入をLINEまたはHPからお願いしております。当日の時間短縮になります。続いてカウンセリングで、お体の状態・お悩み・ご希望のゴールを丁寧に伺います。次にお体の確認で姿勢・骨盤・首・背中の状態を細かく確認し、施術プランをご提案します。その日の施術内容と、今後の整え方をご一緒に決めていきます。施術は4つのアプローチからお体に合わせて組み立て、最後にご自宅で取り組めるツボ・体操をお伝えします。
よくあるご質問
胃腸の不調にも本当に鍼灸が効きますか
WHO(世界保健機関)でも消化器系の不調に対する鍼灸の有効性が認められています。当院では鍼灸師歴17年の経験から、お一人ずつのお体に合わせたツボの組合せで自律神経を整えてまいります。
鍼は痛くないですか
当院で使用する鍼は髪の毛ほどの細さです。チクッとした感覚すらない方も多く、初めての方でも安心してお受けいただけます。
通院頻度はどれくらいですか
上記「通院の目安」をご参照ください。お一人ずつのご様子に合わせてご提案いたします。
服薬中ですが施術を受けられますか
多くの場合、服薬中でもお受けいただけます。ご来院時にお薬手帳をお持ちいただければ、安全に組み立てます。
小田原で頭痛のお悩みを根本から整えるなら
小田原市成田のくろちゃん鍼灸整体院。骨盤・猫背・鍼灸・頭部の4施術で頭痛を根本から整えます。小田原・西湘・足柄エリアの方はまずはご連絡、メッセージを送ってください。
▶ 小田原の頭痛専門院のご案内ご予約方法
当院は完全予約制です。あなただけの整える時間を確保し、お一人ずつ丁寧に向き合うため、ご予約をお願いしております。LINEで簡単予約(24時間受付中)、HPからのご予約も可能です。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
院長より
胃腸の不調は、ご自身では原因がつかみにくく、つい後回しになりがちです。けれど、胃腸が元気でないと、毎日の食事も眠りも本来の心地よさを失ってしまいます。私(鍼灸師歴17年・累計4万人の患者さんと向き合ってきました)が、東洋医学と現代医学の両方の視点から、あなたのお体に合わせた整え方をご提案します。並走するパートナーとして、ご縁を大切に丁寧に対応いたします。
当院の所在地:神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)/定休日:水曜日・日曜日/営業時間:9:00〜19:00(最終受付18:00)
胃腸不調の医学的背景|消化器系と自律神経の連動
胃腸の働きを少し医学的に掘り下げます。胃から大腸までの消化管は、口から入った食物を分解し栄養を吸収する精密な工場のような器官です。この工場の操業はすべて自律神経の指令で動いています。食事を始めると副交感神経が優位になり、唾液・胃酸・消化酵素・胆汁が次々と分泌され、蠕動運動が始まります。食事が終わって胃に内容物がある間も、副交感神経が中心となり消化吸収を進めます。
ところが現代人の多くは、食事中も「ながら食べ」や仕事の続きが頭に残り、交感神経のスイッチが切れません。すると胃酸の分泌量は減り、蠕動運動は弱まり、食物は胃に長く滞留します。これが胃もたれ・げっぷ・食欲不振の正体です。さらに腸内では、副交感神経の働きが弱まることで腸内細菌のバランスも崩れ、ガス過多・便秘・下痢といった症状が顕在化します。
もう一つ重要な点は、胃腸の不調が長引くと、栄養吸収そのものが低下するという悪循環です。亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群といった自律神経の働きに必要な栄養素が不足すると、ますます自律神経は乱れます。当院ではこの悪循環の中で、まず自律神経を整えて栄養吸収力を取り戻す段階を最優先します。
「検査では異常なし」と言われた方へ
胃カメラ・大腸カメラ・血液検査・腹部エコーで「異常なし」と言われたのに、症状は確かに存在する——この状況に苦しむ方は本当に多くいらっしゃいます。検査で異常が見つかるのは「器質的疾患」と呼ばれる、組織そのものに変化がある状態です。一方、自律神経の乱れによる胃腸不調は「機能性疾患」と呼ばれ、組織に変化はないけれど機能が落ちている状態です。検査では引っかからないけれど、確かに辛い症状がある——これが機能性消化器症候群の典型像です。
機能性ディスペプシア(機能性胃腸障害)、過敏性腸症候群(IBS)、慢性的な胃の重さ、原因不明の腹痛——これらの多くは自律神経の乱れが背景にあります。検査で異常なしと言われたことは、むしろ整えていける状態だというサインでもあります。当院では、薬では届かない機能の根本に、4施術で穏やかに働きかけていきます。
胃腸の不調と密接に関わる併発症状
胃腸の不調を抱える方は、しばしば他の症状も同時に抱えています。これらは別々の症状ではなく、根本である自律神経の乱れから派生した一連の現象です。当院ではお体全体を見渡しながら整えていきます。
睡眠の質の低下
夜中に何度も目が覚める、寝ても疲れが取れない、朝起きると体が重い。睡眠中は本来、副交感神経が優位になり胃腸も全身も修復されます。この時間が確保できないと、翌日の胃腸不調がさらに強まります。
頭痛・肩こり・首こり
胃腸の不調と頭痛・肩こりは併発しやすい組合せです。これは胃と頸部・後頭部が迷走神経で連動しているためです。胃腸を整えることで、首肩の張りもゆるんでいくケースが多く見られます。
気分の落ち込み・不安感
「脳腸相関」で説明される通り、腸の状態は気分に直結します。理由のない不安感、気分の落ち込み、やる気の出なさ——これらは胃腸の不調と並行して整えていくべき症状です。
冷え・むくみ
胃腸が動かないと水分代謝が滞り、冷え・むくみが現れます。特に下腹部・足先の冷えは、胃腸ケアと並行して取り組むべき症状です。
当院では施術を受けられた方の変化(一般的な経過)でどう整える?
胃腸の不調でご来院される方々の、一般的な経過をお伝えします。お一人ずつ違いはありますが、目安としてご参考ください。
1〜2回目の施術後
多くの方が施術中〜直後にお腹がグーッと鳴る「ガス排出」を経験されます。これは副交感神経が働き始めた合図です。当日や翌日に普段以上の便通があったり、深く眠れたりする方も多くいらっしゃいます。一方で「揉み返しのようなだるさ」が出る方も少数ながらいらっしゃいます。これは好転反応の一種で、数日で落ち着きます。
3〜6回目の施術後
「食欲が戻ってきた」「胃もたれが減った」「お腹が張らなくなった」といった日常レベルの変化を実感される方が増えてきます。同時に睡眠の質が上がり、気持ちが安定してくる方も多くいらっしゃいます。
7回目以降
自律神経が「整いやすい体」に変わってきた段階です。多少のストレスや生活の乱れがあっても、ご自身で戻せる力が育っています。この段階で2週間に1回、その後は月1回のメンテナンスへ移行していきます。
胃腸を守る食生活のヒント
朝食の役割
朝食は胃腸を「動きモード」に切り替える大切なスイッチです。温かい味噌汁・スープ・お粥などを少量でもいいので毎朝摂る習慣を作りましょう。冷たい飲み物だけで済ませると、胃腸が冷えて1日中だるさが続きます。
昼食のタイミング
昼食はできるだけ規則正しい時間に。仕事の合間でも、椅子に座って5分でも食事に集中する時間を作りましょう。スマホを見ながらの食事は消化機能を大幅に落とします。
夕食の量とタイミング
就寝3時間前までに夕食を終えるのが理想です。夜遅くの食事は胃腸を働かせ続け、睡眠中の修復力を奪います。どうしても遅くなる場合は、消化のよいもの(うどん・お粥・スープなど)を少量で。
胃腸に優しい食材
白米・うどん・お粥・大根・かぶ・キャベツ・りんご・はちみつ・しょうが・梅干し——これらは古来「胃腸を整える食材」とされてきました。脂っこいもの・揚げ物・生もの・冷たいものは胃腸が弱っているときは控えめに。
ストレスとの上手な付き合い方
胃腸の不調を抱える方の多くは、繊細で責任感の強い方々です。仕事の責任、家族のこと、人間関係——多くを抱え込んでこられた結果が体に出ています。ストレスをゼロにすることはできませんが、上手な付き合い方を身につけることで、胃腸への影響を最小限にできます。
呼吸を意識する時間を持つ
緊張すると呼吸は浅くなります。1日数回、意識的に深い呼吸(4秒吸って8秒吐く)をする時間を作りましょう。これだけで副交感神経が働き出し、胃腸の動きが回復します。
「やらないこと」を決める
頑張り屋さんほど「やること」を増やしてしまいます。意識的に「やらないこと」を決め、自分を緩める時間を確保しましょう。
誰かに話す機会を持つ
胃腸の不調はご家族にも理解されにくい症状です。当院では、お話を伺うこと自体も施術の一部と考えています。お一人で抱え込まず、いつでもまずはご連絡、メッセージを送ってください。
胃腸の不調と季節の関係
胃腸は季節の影響を非常に受けやすい臓器です。それぞれの季節に応じた整え方を意識することで、年間を通じて胃腸の健康を保ちやすくなります。
春の胃腸ケア
春は気温の変化が激しく、自律神経が乱れやすい季節です。東洋医学では「肝」が活発になる時期で、肝が高ぶると脾胃を弱らせる「肝鬱気滞」が起こりやすくなります。春は酸味を少し意識的に取り入れ、肝の気を流す食材(春菊・セロリ・三つ葉など)を活用すると胃腸も整いやすくなります。新年度の環境変化や人間関係のストレスもこの時期は重なりやすいので、意識的に休息を取ることが大切です。
梅雨〜夏の胃腸ケア
梅雨は湿邪が体にこもりやすい季節。冷たい飲み物・甘いものを控え、温かい食事と適度な発汗を意識します。夏は冷房による冷えにも注意。お腹を冷やさない服装、温かい飲み物の習慣を続けましょう。スイカ・きゅうり・トマトなど夏野菜は体の余分な熱と湿を取りますが、冷やしすぎないように常温で摂るのがおすすめです。
秋の胃腸ケア
秋は乾燥が進み、消化液の分泌が落ちやすい季節です。よく噛む、水分をこまめに摂る、油分を含む食材(ごま・くるみ・ナッツ)を少量取り入れることで乾燥に対抗できます。秋の味覚である梨・柿・きのこ類は胃腸に優しい食材として古来重宝されてきました。
冬の胃腸ケア
冬は寒さで胃腸の血流が落ちやすい季節。温かい鍋料理・スープ・しょうが・ねぎなど体を温める食材を中心に、湯船にしっかり浸かる習慣を大切にしましょう。冬の朝の冷えで胃腸が動かない方は、起床後すぐ白湯を一杯飲むだけでも変化を感じられます。
胃腸ケアと並行して大切な「心のケア」
胃腸の不調を抱える方の多くは、ご自身の感情にも気づきにくくなっていることがあります。「疲れていない」「平気」と言いながら、体が悲鳴を上げている状態です。施術中にお話を伺っていると、ご自身でも気づかなかった気持ちに触れる瞬間が訪れることがあります。当院では、これも整える過程の大切な一部だと考えています。
胃腸を整えていく過程で、「最近気持ちが軽くなった」「人間関係のストレスが減った気がする」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。これは脳腸相関による自然な変化です。胃腸が整うと心も整う——これは医学的にも東洋医学的にも裏付けられた現象です。当院は、お体を整えるだけでなく、お一人ずつの心の状態にも寄り添いながら丁寧に対応してまいります。
📅 最終更新日: 2026年06月05日
実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)
- 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
- 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
- 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)
3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。
専門用語ミニ解説
- 神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
- 自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
- 内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
- 動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
- 後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
- 頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
- 梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
- 坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。
【効果には個人差があります】




コメント