はじめに
冬になると、なぜか甘いものが手放せなくなる。夕方になると引き出しのチョコレートに手が伸びる。夜、お腹はそれほど空いていないはずなのに、何かをつまんでしまう。そんなご自身の様子に、少し戸惑っていらっしゃいませんか。
「意志が弱いせいだ」と、ご自分を責めてしまう方はとても多いです。けれども小田原で長く施術をしてきた立場から申し上げると、冬に間食が増えるのは性格の問題ではなく、体の反応であることがほとんどです。寒さ、日の短さ、食事の間隔、そして体の巡り。いくつもの要素が重なって、血のなかの糖の量(血糖)が上がったり下がったりしやすい状態がつくられます。その上下の揺れが、「甘いものが欲しい」という強い信号になって現れます。
当院は神奈川県小田原市成田にある、くろちゃん鍼灸整体院です。院長の黒柳俊英(くろやなぎ としひで)は、国家資格であるはり師・きゅう師を持ち、鍼灸師歴は17年、これまでに累計4万人以上の方のお体に向き合ってきました。「食べたい気持ちを我慢する」のではなく、「欲しくなりにくい体に整えていく」という発想で、一緒に取り組んでいきましょう。
この記事では、冬に間食が増える背景を血糖の上下動という角度から平易にご説明し、ご自宅でできる食べ方の工夫、東洋医学のツボ、そして当院の施術がどう関わるのかまでをまとめました。読み終わるころには、ご自身の体のなかで何が起きているのかが、きっと見えてくるはずです。
こんなお悩み、ありませんか。
- 夕方の決まった時間になると、甘いものが無性に欲しくなる
- しっかり食べたはずなのに、一、二時間で口さみしくなってしまう
- 食後に強い眠気とだるさが出て、午後の仕事に集中できない
- 夜遅い時間のお菓子がやめられず、翌朝は胃が重たい
- 温かい飲み物と甘い物を、いつもセットで取ってしまう
- 手足は冷えているのに、間食の量だけが増えている
- 春先になっても体重が戻らず、毎年同じことを繰り返している
- 空腹のタイミングで、イライラや落ち込みが強くなる
なぜ冬に間食が増えるのか
1.日照が減ると、体が手っ取り早い元気を求める
小田原の冬は、日の入りが十六時半ごろ。朝も暗いまま出勤される方が多いでしょう。光を浴びる量が減ると、気分を穏やかに保つ働きのある体内の物質がつくられにくくなります。すると体は、すぐに気分を持ち上げてくれる方法を探します。それが糖です。甘いものを口にした直後は、確かに気持ちが軽くなります。ただし急に上がった血糖は、その後で急に下がります。落ちたところでまた欲しくなる。この往復が、冬のあいだに習慣として定着してしまうのです。
2.寒さそのものが糖を消費している
体温を保つために、私たちの体は常に熱をつくっています。震え、筋肉のこまかな緊張、内臓の働き。そのエネルギー源として糖が使われますから、冬に体が糖を求めるのは自然なことでもあります。問題は「求めていること」ではなく、「何で補うか」と「どんな速さで補うか」です。ここを変えるだけで、揺れ幅はずいぶん穏やかになります。
3.早食いと空腹の反動が、振れ幅を大きくする
寒いと、温かいものを一気にかき込みたくなります。麺類、丼もの、菓子パン。噛む回数が減り、糖が短い時間で吸収されると、血糖は急な山をつくります。体はそれを下げようと強く働き、今度は必要以上に下がってしまう。低くなった谷では、強い空腹感、手のふるえ、集中力の低下、そしてイライラが出ます。そこでまたつまむ。山と谷が大きいほど、体は疲れます。「食べているのに疲れる」という感覚の正体は、この振れ幅です。
4.東洋医学でいう「脾(ひ)」の働きが、冷えで鈍る
東洋医学には脾(ひ)という考え方があります。これは西洋医学の臓器そのものを指すのではなく、食べたものを体に役立つ形へ変えて全身へ運ぶ、消化と吸収の働きのまとまりを表す言葉です。脾は冷えと湿り気に弱いとされます。冬に冷たい飲み物、甘いもの、水分の多い食事が重なると、この働きが鈍ります。すると食べても体が満ちた感じが出にくくなり、量ばかりが増えていきます。「食べているのに力が出ない」という状態は、まさにここに当てはまります。
5.姿勢の崩れが、お腹の巡りと呼吸を浅くする
寒いと肩をすくめ、背中を丸めます。この姿勢が続くと、胸郭(きょうかく=肋骨に囲まれた、かごのような部分)が広がりにくくなり、呼吸が浅くなります。同時に骨盤が後ろへ倒れた座り方になり、みぞおちからおへその周りが圧迫されて硬くなります。胃腸が動くためのスペースが狭くなるわけです。消化がゆっくりになると満足感が出るまでに時間がかかり、その待ち時間につまむ量が増えていきます。
くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ
当院では、次の四つを組み合わせてお体を整えていきます。
骨盤矯正は、座り姿勢で後ろへ倒れたままになった骨盤を起こしていきます。お腹が圧迫されにくくなると、胃腸が動くための空間が戻ります。深い呼吸も入りやすくなり、食後の重さや眠気が軽くなったとおっしゃる方が多い施術です。
猫背矯正は、背中を丸めた姿勢で硬くなった胸まわりと、背骨のしなりを取り戻していきます。胸郭が広がると呼吸が深くなり、体は落ち着いた側へ切り替わりやすくなります。呼吸が浅いままだと、体はいつも軽い緊張状態に置かれ、そのぶん糖を欲しがります。土台を変えるという意味で大切な施術です。
鍼灸施術は、お腹、背中、手足のツボへ働きかけます。使う鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんど感じません。冷えて動きの鈍ったお腹まわりへお灸の温かさを届けると、張りや重さがやわらぎ、食後の落ち着き方が変わってきます。血糖そのものを操作するものではなく、消化と巡りの土台を整えるための施術です。鍼が苦手な方は、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術のみでも対応できますので、遠慮なくお申し付けください。
頭部施術は、頭皮や側頭部、首の付け根の緊張をゆるめていきます。食欲の波は、気分の波と連動しやすいものです。頭がゆるむと、夕方に湧いてくる「甘いものが欲しい」という衝動を、まあいいか、と受け流せるようになる方が少なくありません。眠りの質が変わることで、翌日の食欲の出方まで落ち着いてくることもあります。
自宅でできる対処法は?
食べる順番と噛む回数を、あらかじめ決めておく
汁物や野菜、たんぱく質のおかずを先に、ごはんやパン、麺は後に。この順番だけで、糖の吸収がゆるやかになります。そして一口につき二十回を目安に噛むこと。回数を数えるのが面倒なら、「一口ごとに箸を置く」と決めるだけでも効果があります。急な山をつくらないことが、その後の谷を浅くし、間食の衝動を小さくします。
朝の光と、朝ごはんのたんぱく質
起きたらまずカーテンを開け、五分でよいので窓辺に立ちましょう。曇りの日でも室内の何倍も明るさがあります。そして朝食に、卵、納豆、豆腐、ヨーグルトなど、たんぱく質を一品加えてください。朝に材料が入ると、夕方に気分を持ち上げる働きが底上げされ、夕方の甘いもの衝動がやわらぎます。冬の間食対策は、じつは朝から始まっています。
欲しくなったら、まず十分だけ動く
甘いものが欲しくなったら、食べる前に十分だけ体を動かしてみてください。その場での足踏み、階段の上り下り、少しの散歩でもかまいません。筋肉を動かすと、血のなかの糖がそちらへ使われ、欲求の波が静まることがよくあります。十分たっても欲しければ、そのときは食べて大丈夫です。我慢比べではなく、波をやり過ごす練習だと思ってください。
おすすめのツボ(東洋医学)
中脘(ちゅうかん)。おへそとみぞおちのちょうど真ん中、おへそから指四本分ほど上にあります。胃の働きが集まる場所とされ、食べたものを受け入れて下ろす流れを助けると考えられています。手のひらを重ねて置き、まず温めます。次に人差し指・中指・薬指の腹をそろえ、息を吐きながら五秒かけてゆっくり沈め、五秒かけて戻す。これを十回。食後すぐは避け、食間か寝る前に行ってください。
公孫(こうそん)。足の内側、親指の付け根のふくらみから、かかとの方向へ指をすべらせていくと、骨の際でくぼむところがあります。先ほどの脾(ひ)の流れの要所とされ、お腹の張りや、甘いものへの欲求が強いときに古くから使われてきました。親指の腹で三秒から五秒ずつ押しては離すを、左右それぞれ十回。入浴後の温まっているときが効果的です。
ただし、セルフケアだけでは届かない領域があります。長年かけて固まった骨盤や背中のゆがみ、深いところで冷えたお腹の巡りは、ご自分の手で押しても表面までしか届きません。土台の部分は専門家の手に任せて、ご自宅では続けやすいことを積み重ねる。この役割分担が、いちばん近道です。
受診の目安
次のようなサインがある場合は、当院ではなく医療機関を先に受診してください。
- 強いのどの渇きが続き、水を飲む量と尿の量が急に増えた
- 食べているのに、短期間で体重が大きく減っている
- 冷や汗、強い手のふるえ、意識が遠のく感じを繰り返す
- 激しい腹痛が続く、嘔吐を繰り返す、便が黒い
- 飲み込みにくさが続く、みぞおちの痛みが増している
- 気分の落ち込みが2週間以上続いている場合は、必ず専門の医療機関へまずはご連絡、メッセージを送ってください。
また、すでに血糖に関するお薬を飲んでいらっしゃる方は、主治医の指示が最優先です。食事の内容や運動の量を変えるときは、必ず先に主治医へまずはご連絡、メッセージを送ってください。当院の施術は、そうした医療と並行してお体の土台を整えるためのものです。線引きをはっきりさせておくことが、安心して通っていただく前提だと考えています。
通院の目安
お体の変化には順序があります。まずは集中改善期として、週に一度から隔週のペースで二、三ヶ月。この期間に、骨盤や背中の土台と、冷えて鈍ったお腹の巡りを整えていきます。次に安定期として月に二回。整った状態を体に覚えさせる時期です。そしてメンテナンス期は月に一回。季節の変わり目に崩れないよう、先回りしてお体を守ります。
当院の実績では、3ヶ月以上継続してくださる方が41.7%、6ヶ月以上が31.7%、平均の継続期間は4.0ヶ月です。初回は問診とお体の確認にしっかり時間をかけますので、60〜90分ほどをみておいてください。今の状態と、これからの見通しを一緒に確認しながら進めていきます。
ご予約方法
ご予約はLINEから24時間受け付けております。お悩みの内容や、鍼が苦手といったご希望も、あらかじめメッセージでお伝えいただけます。冬の間食と血糖の揺れは、体の仕組みから見直せば必ず落ち着きどころが見つかります。一緒に整えていきましょう。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)
- 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
- 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
- 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)
3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。
専門用語ミニ解説
- 神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
- 自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
- 内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
- 動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
- 後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
- 頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
- 梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
- 坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。
院情報・ご来院について
- 📍 神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)
- 🕐 9時〜19時(最終受付18時)/水・日休/祝日通常診察
- 👤 国家資格鍼灸師による完全予約制
- 📋 メニュー・料金はメニュー一覧をご覧ください
くろちゃん鍼灸整体院(神奈川県小田原市成田394-1)
院長 黒柳俊英 / 鍼灸師歴17年(2009年4月取得)/ 累計4万人以上の施術実績 / 記事3500本以上
4施術同時アプローチ:骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、姿勢と自律神経を同時に整えます。
📊 3ヶ月以上継続して通われている方が41.7%、6ヶ月以上のメンテナンス層が31.7%、平均継続期間は4.0ヶ月です。
営業時間:9:00-19:00(最終受付18:00/施術19:00まで)/定休:水曜・日曜(祝日は水・日以外なら通常診察)
通い方の目安:症状が強い時期は週1〜隔週、安定期は月2回、メンテナンス期は月1回です(押し売りなし)。
📅 最終更新日: 2026年07月31日
【効果には個人差があります】




コメント