はじめに
冬になると、なぜか風邪が長引く。のどの違和感が二週間たっても抜けない。去年よりも疲れが残りやすい気がする。小田原でも十二月から二月にかけて、こうしたお声を本当によく伺います。夏なら数日で戻っていたはずの不調が、冬はずるずると尾を引く。ご本人は「年齢のせいかな」と片づけてしまいがちですが、この季節、私たちの体は日を浴びる時間そのものが大きく減っています。そこに目を向けないまま気合いだけで乗り切ろうとすると、かえって長引くことがあります。
申し遅れました。神奈川県小田原市成田で「くろちゃん鍼灸整体院」を営んでおります、院長の黒柳俊英(くろやなぎ としひで)と申します。国家資格であるはり師・きゅう師を持ち、鍼灸師としてこれまで十七年、累計四万人以上のお体に向き合ってまいりました。その中で、冬の体調のもたつきと日照時間の短さが思いのほか深く結びついていることを、何度も実感しています。
この記事では、日光を浴びる時間が減ることで、体を守る力がどんな影響を受けるのかを、できるだけ平易な言葉で整理します。日光を浴びた肌で作られるビタミンD、鼻やのどの粘膜(ねんまく=内側のうるおった膜)の守り、そして体を無意識に調整している神経の連動。この三つの角度から、冬に風邪が長引く理由をひも解いていきます。あわせて、当院の施術の考え方と、ご自宅で今日から始められるセルフケアもお伝えします。ひとりで抱え込まず、一緒に整えていきましょう。
こんなお悩み、ありませんか。
- 秋までは平気だったのに、冬に入ってから風邪をひく回数が増えた
- のどのイガイガや鼻のぐずつきが、いつまでも残っている
- 咳だけが長引き、周りに気を遣わせてしまうのがつらい
- 口内炎やヘルペスなど、疲れのサインが顔まわりに出やすくなった
- 朝起きても体が重く、日中もどこか本調子になりきらない
- 手足の冷えが強く、体の芯までなかなか温まらない
- 気づくと一日じゅう室内にいて、外の光をほとんど浴びていない
- 職場や家族から風邪をもらいやすく、回復も人より遅い気がする
なぜ日光不足で免疫が下がりやすくなるのか
日光と免疫、つまり体を守る力。この二つがつながっていると聞いても、はじめはピンとこないかもしれません。けれども体の中では、光と守る力がいくつもの道筋で結ばれています。五つに分けてご説明します。
一、肌で作られるビタミンDが冬に目減りする
ビタミンDは、食べ物から取るだけでなく、日光が肌に当たることで体の中でも作られる、少し変わった栄養です。骨を丈夫にする働きで知られていますが、それだけではありません。鼻やのど、腸の内側を守る細胞が、入ってきたウイルスに素早く反応するための下準備にも関わっているとされています。冬の小田原は日差しこそありますが、日の出は遅く、日の入りは早い。さらに厚着で肌の露出も減ります。夏と同じ暮らし方をしているつもりでも、体の中で作られる量は自然と目減りしてしまうのです。
二、体内時計がずれて、守る力のリズムが乱れる
体を守る細胞にも一日のリズムがあります。日中は活動的に、夜は修復にまわるという具合に、時間帯によって役割が入れ替わっているのです。このリズムのスイッチを押しているのが、朝に目から入る光です。冬は起きる時刻がまだ暗く、通勤も日が昇りきる前。光の合図が弱いまま一日が始まると、守る力の切り替えもぼんやりしたままになります。夕方に急にだるくなる、夜中に何度も目が覚める。そうした変化は、このずれのあらわれであることが少なくありません。
三、鼻とのどの粘膜のバリアが弱る
粘膜(ねんまく)とは、鼻やのどの内側にある、いつもうるおっている膜のことです。ここには細かい毛のような突起が生えていて、入ってきたほこりやウイルスを、ベルトコンベアのように外へ押し出しています。ところが空気が冷たく乾いていると、うるおいが失われ、この運び出しの動きが鈍ります。加えて口が開いたまま呼吸をしていると、冷たい空気がのどを直撃します。最初の関所がゆるめば、その先で体力を使う場面が増えるのは自然なことです。
四、自律神経の連動が冬型に偏る
自律神経とは、意識しなくても内臓や血管を調整してくれている神経のことです。寒さを感じると体は縮こまり、肩がすくみ、首の後ろから背中にかけての筋肉が固まります。首の付け根や胸郭(きょうかく=肋骨に囲まれたかご状の部分)が硬くなると、呼吸は浅く速くなります。呼吸が浅いままだと体は緊張の側に傾き続け、休む方向への切り替えが起こりにくくなります。血の巡りが落ちれば、守る役目の細胞が体のすみずみを見回る流れも滞ります。冷えと緊張と浅い呼吸は、冬にひとつながりで起こるのです。
五、東洋医学から見た「衛気」の不足
東洋医学では、体の表面をおおって外からの寒さをはね返す働きを衛気(えき)と呼びます。目に見えない防寒着のようなものだと考えてください。この衛気を生み出しているのが肺(はい)と脾(ひ)です。東洋医学でいう肺は呼吸だけでなく皮膚や粘膜のうるおいを守る役目、脾は食べたものから力を作り出す消化の働き全体を指します。さらに冬は腎(じん)、つまり生まれ持った体力の貯金箱にあたる働きが消耗しやすい季節です。日を浴びず、動かず、冷たいものを取り続ければ、貯金は目減りする一方になります。
くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ
当院では、冬の体調のもたつきを気合いの問題とは考えません。光の不足、呼吸の浅さ、冷え、緊張がからみ合った結果として受け止め、体の土台から順に整えていきます。四つの施術がこの症状にどう関わるのかを、ひとつずつご説明します。
骨盤矯正
骨盤は体の土台です。ここが後ろに倒れた状態で座り続けると、背中が丸まり、お腹まわりが圧迫されます。骨盤の中央にある仙骨(せんこつ=背骨の一番下にある逆三角形の骨)の傾きを整えると、下半身の血の巡りが変わり、体の芯の温まり方が変わってきます。冷えは守る力にとって大敵です。土台を立て直すことは、遠回りに見えて一番の近道になります。
猫背矯正
背中が丸まると胸郭が閉じ、肺がふくらむ余地が狭くなります。呼吸が浅いままでは、鼻やのどの粘膜に十分な血と熱が届きません。猫背矯正では、固まった背中と肩の前側をゆるめ、胸を開ける状態に戻していきます。深く息が入るようになると、それだけでのどが乾きにくくなったとおっしゃる方もいらっしゃいます。
鍼灸施術
当院で使う鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんど感じません。首の後ろや背中の上部にある、体の表面を守る力に関わるツボへ働きかけ、こわばりをゆるめていきます。お灸は、じんわりとした温かさで冷えた背中を内側から温める方法です。鍼がどうしても苦手という方には、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術のみでの対応もできますので、遠慮なくお申し出ください。
頭部施術
頭皮と首の付け根がこわばっていると、目から入った光の情報を受け取って一日のリズムを刻む働きも鈍りがちです。頭部施術では、頭のてっぺんから後頭部、首の付け根までを丁寧にゆるめていきます。夜の眠りが深くなれば、体を修復する時間がきちんと確保できます。眠りは、最も身近な守る力の土台です。
自宅でできる対処法は?
光を浴びる時間を先に予定へ入れる
冬は「時間ができたら外に出よう」では、たいてい日が暮れています。おすすめは、午前中に十五分だけ外に出る予定を先に決めてしまうことです。通勤の一駅ぶんを歩く、洗濯物を干すときにベランダで空を見上げる、昼食を買いに少し遠い店まで行く。曇りの日でも、屋外の明るさは室内の照明よりはるかに強いものです。日焼け止めを使う場合も、手のひらや前腕はそのままにしておくと、肌で作られる分を確保しやすくなります。
首の後ろと背中の上部を温める
寒さの入口は首の後ろです。ここが冷えると、全身が緊張の側に傾きます。入浴時に少し熱めのシャワーを首の後ろへ三十秒ほど当てる、日中は襟のある服やネックウォーマーで隙間を作らない、デスクワーク中は肩甲骨の間に温めたタオルを当てる。どれも簡単ですが、体感はすぐに変わります。温めたあとに肩を大きく後ろへ回しておくと、こわばりが戻りにくくなります。
鼻呼吸とのどのうるおいを守る
日中、気づいたときに口が開いていないか確かめてみてください。開いていたら、舌先を上の前歯の少し後ろにそっと当てます。これだけで自然と鼻呼吸に戻ります。就寝時は寝室の湿度を五割から六割に保ち、枕元に水を置いて、起きたときにひと口含む。うがいは、のどの奥だけでなく口の中をゆすいでから行うと無駄がありません。小さな習慣ですが、冬のあいだ続けると差が出ます。
おすすめのツボ(東洋医学)
ひとつめは大椎(だいつい)です。首を前に倒したとき、首の付け根で一番大きく飛び出す骨のすぐ下にあるくぼみを探してください。東洋医学では、体の表面を守る力が出入りする門のような場所とされ、寒さの入口を閉じる要と考えられてきました。指の腹を当てて、息を吐きながら五秒かけてゆっくり押し、五秒かけてゆるめる。これを五回繰り返します。使い捨てカイロを衣服の上から当てて温めるだけでも構いません。背中の冷えが抜けにくい方ほど、変化を感じやすいツボです。
ふたつめは足三里(あしさんり)です。膝のお皿の外側の下にあるくぼみから、指四本ぶん下がったところ、すねの骨の外側にあります。押すと少し響く感じがあるはずです。ここは胃腸の働きを支えるツボとして知られ、食べたものから力を作り出す流れを助けると考えられています。体を守る力のもとは、結局のところ日々の食事から作られます。親指の腹で、心地よい程度の強さで三秒押して離すのを、左右それぞれ十回ずつ。お風呂上がりの温まっているときが最適です。
ただ、正直に申し上げると、セルフケアだけでは届かない領域があります。何年もかけて固まった背中の深い層、骨盤の傾きそのもの、そしてご自分では気づけない呼吸の癖。ここは専門の手が入って初めて動き出す部分です。ご自宅のケアと施術は、どちらか一方ではなく両輪です。一緒に整えていきましょう。
受診の目安
冬の不調のすべてが、体のバランスの問題とは限りません。次のようなサインがある場合は、当院ではなく医療機関を先に受診してください。
- 三十八度以上の熱が三日以上続く、またはいったん下がった熱がぶり返した
- 息苦しさや胸の痛みがある、横になると呼吸が苦しい
- のどの痛みが強く、水やつばを飲み込むのもつらい
- 咳が三週間以上続く、血の混じった痰が出る
- 思い当たる理由がないのに体重が減っている、寝汗がひどい
- 首やわきのリンパの腫れが二週間以上引かない
- 持病のお薬を飲んでいる、または免疫に関わる病気で通院している
また、気分の落ち込みが二週間以上続く場合は、必ず専門の医療機関へまずはご連絡、メッセージを送ってください。冬は日照時間が短くなることで気持ちが沈みやすい季節です。体のケアで様子を見てよい状態と、専門的な対応が必要な状態は、はっきり分けて考える必要があります。当院は自費での施術のみを行っており、検査や診断はできません。まず医療機関で調べていただくという順番を守ることが、結果としてご自身を守ります。
通院の目安
冬の体調のもたつきは、一度の施術で全部がひっくり返るものではありません。当院では三つの段階に分けてお付き合いしています。
はじめは集中改善期です。週に一回から隔週のペースで、二〜三ヶ月ほど続けていただきます。この時期は、固まった背中や骨盤の傾きを動く状態に戻し、体が本来のリズムを思い出す土台を作ります。次が安定期。月に二回ほどのペースに落とし、良い状態が続く時間を伸ばしていきます。そしてメンテナンス期は月に一回。季節の変わり目に崩れないよう、先回りして整えていく段階です。
実際のところ、当院で三ヶ月以上続けてくださっている方は41.7パーセント、六ヶ月以上は31.7パーセント、平均の継続期間は4.0ヶ月です。数字をお伝えしたのは、続けた方ほど冬の入り方が変わっていくからです。初回は問診とお体の確認に時間をかけますので、六十分から九十分ほどをみておいてください。今の状態と、これからの見通しを一緒に確認していきましょう。
ご予約方法
ご予約はLINEから二十四時間受け付けております。日中はお仕事で連絡しづらいという方も、夜でも早朝でも、ご都合の良い時間にメッセージをお送りください。順番にお返事いたします。気になっていることや不安に思っていることも、あわせてお書き添えいただいて構いません。冬をどう過ごすかで、春の体は変わります。一緒に整えていきましょう。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
交通アクセス・最寄り情報
📍 所在地
〒250-0862 神奈川県小田原市成田394-1
🚉 最寄り駅・アクセス
- 小田原駅から車で約10分(JR東海道線・小田急線・新幹線)
- 鴨宮駅から車で約5分(JR東海道線)
- 箱根板橋駅から車で約12分(小田急線)
- 富水駅から車で約8分(小田急線)
- 螢田駅から車で約7分(小田急線)
🚗 各エリアからの所要時間
- 南足柄市から: 約15分
- 開成町から: 約10分
- 松田町から: 約20分
- 大井町から: 約12分
- 湯河原町から: 約25分
- 箱根町から: 約20分
- 真鶴町から: 約30分
- 秦野市から: 約25分
- 中井町から: 約15分
🅿 駐車場
専用駐車場あり。完全予約制のため、お車でのご来院も安心です。
🔐 完全予約制
お一人ずつ丁寧にお向き合いするため、事前予約のみ承っています。
他のお客様と顔を合わせない、あなただけのリセット空間として過ごしていただけます。
くろちゃん鍼灸整体院について(よくあるご質問)
Q: くろちゃん鍼灸整体院とは?
A: 神奈川県小田原市成田394-1にある鍼灸整体院です。国家資格 鍼灸師の黒柳俊英が、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術のお身体に併せて4施術アプローチで、自律神経・腰痛・肩こり・頭痛・不眠など根本改善を目指す方とご縁を大切にお向き合いしています。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の場所は?
A: 神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)に立地。完全予約制でお一人ずつ丁寧に対応。あなただけのリセット空間として、他のお客様と顔を合わせない静かな環境です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の営業時間は?
A: 9時〜19時(最終受付18時)/水曜・日曜定休/祝日は通常診察。完全予約制ですので、LINEから事前にまずはご連絡、メッセージを送ってください。
Q: くろちゃん鍼灸整体院は予約が必要?
A: はい、完全予約制です。お一人ずつのお時間を確保するため、事前予約のみ承っています。他のお客様と顔を合わせない、あなただけの時間として過ごしていただけます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の院長は誰?
A: 院長は黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)。国家資格 鍼灸師として、長年の臨床経験を基にお身体に併せて4施術アプローチを開発。「並走するパートナー」としてあなたの体を整えます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の特徴は?
A: ①完全予約制 ②国家資格鍼灸師による1人対応 ③お身体に併せて4施術アプローチ ④継続率3ヶ月41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績 ⑤自律神経専門の根本ケア の5つが主な特徴です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院はどんな症状に対応?
A: 自律神経の乱れ・不眠・めまい・慢性腰痛/肩こり/頭痛・産後骨盤・美容鍼・坐骨神経痛・更年期症状など、根本的に体を整えたい方の幅広い症状に対応しています。
実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)
- 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
- 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
- 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)
3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。
専門用語ミニ解説
- 神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
- 自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
- 内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
- 動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
- 後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
- 頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
- 梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
- 坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。
くろちゃん鍼灸整体院(神奈川県小田原市成田394-1)
院長 黒柳俊英 / 鍼灸師歴17年(2009年4月取得)/ 累計4万人以上の施術実績 / 記事3500本以上
4施術同時アプローチ:骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、姿勢と自律神経を同時に整えます。
📊 3ヶ月以上継続して通われている方が41.7%、6ヶ月以上のメンテナンス層が31.7%、平均継続期間は4.0ヶ月です。
営業時間:9:00-19:00(最終受付18:00/施術19:00まで)/定休:水曜・日曜(祝日は水・日以外なら通常診察)
通い方の目安:症状が強い時期は週1〜隔週、安定期は月2回、メンテナンス期は月1回です(押し売りなし)。
📅 最終更新日: 2026年08月01日
【効果には個人差があります】




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