はじめに
空が何日も灰色のままだと、朝からまぶたが重く、体がなかなか起き上がってくれません。出勤しても頭にうすい膜がかかったようで、同じ書類の同じ行を三度読み返してしまう。そんな時期はありませんか。小田原は海と山にはさまれた土地柄、梅雨どきや秋のぐずついた季節になると、曇り空と湿った空気が何日も居座ります。「天気のせいで眠いなんて、ただの甘えかもしれない」とご自分を責めてしまう方がとても多いのですが、これは気のせいでも、やる気の問題でもありません。光の量、気圧、湿度は、私たちの体が目を覚ますしくみに、はっきりと関わっています。
当院の院長・黒柳俊英(くろやなぎ としひで)は、国家資格であるはり師・きゅう師を持つ鍼灸師です。この道に入って17年、これまでに累計4万人以上の方のお体に触れてきました。天気がぐずつく季節になると「眠気が抜けない」「日中ずっと頭がぼんやりする」というご相談が目に見えて増えることを、毎年肌で感じています。
この記事では、曇天が続くとなぜ眠気や覚醒不足が起こるのかを、東洋医学の見方と体のつくりの両面から、むずかしい言葉をできるだけ使わずにご説明します。そのうえで当院の4つの施術がどう働きかけるのか、ご自宅で今日からできるセルフケア、そして医療機関にかかったほうがよい見分け方まで、順を追ってお伝えします。天気に振り回されない体へ、一緒に整えていきましょう。
こんなお悩み、ありませんか。
- 曇りや雨の日が続くと、朝から一日じゅう眠くてたまらない
- 睡眠時間は足りているはずなのに、目覚めた瞬間から頭がはっきりしない
- 午前中いっぱい、頭にもやがかかったような感覚が抜けない
- 昼食のあとの眠気が我慢できないほど強く、机で意識が飛びそうになる
- 晴れた日は少し楽になるので、かえって「気のせいでは」と混乱する
- コーヒーを何杯飲んでも、以前のようにシャキッとしてくれない
- 運転中にふっと意識が遠のく瞬間があり、正直こわいと感じている
- 判断力が落ちて、簡単な返信ひとつに普段の倍の時間がかかる
なぜ曇天続きで眠気・覚醒不足が起こるのか
1. 朝の光が足りず、体内時計のスイッチが入りきらない
私たちの体は、朝に強い光を目から受け取ることで「今日が始まった」と判断し、活動する側へ切り替わります。ところが厚い雲におおわれた日の屋外の明るさは、よく晴れた日の五分の一から十分の一ほどまで落ちます。すると眠気に関わる体内の切り替えが遅れ、午前中いっぱい寝起きのような状態が続きます。曇天が一日で終われば取り返せますが、三日、四日と続くとズレが積み重なり、休日に寝だめをしてもすっきりしない状態になっていきます。
2. 気圧が下がると、体が省エネの側へ切り替わる
耳の奥には気圧の変化を感じ取るセンサーがあり、その情報は体の調子を自動で調整する神経(自律神経=じりつしんけい。呼吸や体温を自分の意思とは関係なく調整している神経です)に伝わります。低気圧が近づくと、この神経のうち体を休ませる側が優位になりやすく、心拍はゆるみ、血管は広がり、体全体が省エネの状態に入ります。休むべき夜であればありがたい変化ですが、それが平日の日中に起きてしまうので、強い眠気とだるさとして感じられるのです。
3. 東洋医学でいう「湿(しつ)」がたまり、「脾(ひ)」が重くなる
東洋医学では、じめじめした環境が体に及ぼす影響を「湿(しつ)」と呼びます。湿は重く、粘りがあり、下へ降りていく性質を持つと考えられていて、体に入りこむと頭が重い、体がだるい、むくむ、といった形で現れます。この湿の影響をいちばん受けやすいのが「脾(ひ)」です。脾とは、食べたものを体が使える形に変えて全身へ配る、消化と吸収の働きのまとまりを指す東洋医学の言葉です。曇天と湿気が続いて脾の働きが鈍ると、食後に強い眠気が出る、体が重い、頭がすっきりしない、といった状態がそろって出てきます。
4. 首と肩のこわばりで、頭へのめぐりが落ちる
天気が悪い日は外出も減り、同じ姿勢で画面を見ている時間が長くなりがちです。頭の重さは大人で5〜6キロあり、前に傾くほど首の後ろに負担がかかります。後頭部と首のつなぎ目にある小さな筋肉が硬くなると、そこを通って頭へ向かう血のめぐりが落ち、頭の重さ、目の奥の疲れ、ぼんやり感につながります。眠気をこらえようとして前のめりになるほどこの負担は増えるので、姿勢と眠気はおたがいに悪い循環をつくってしまいます。
5. 呼吸が浅くなり、取り込む酸素の量が減る
背中が丸まると胸のかごが閉じ、肺がふくらむ余地が減ります。低気圧の日は空気にふくまれる酸素の密度もわずかに下がるため、浅い呼吸が重なると受け取る酸素はさらに減ります。脳は体の中でもとりわけ酸素を多く使う場所なので、真っ先に働きを落とす形で反応します。あくびが増えるのは、体が呼吸を大きくして、この不足を自分で補おうとしているサインです。
くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ
当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の4つを組み合わせ、曇天のときにだけ落ちてしまう目覚めの力を、土台から順に立て直していきます。どれか一つを強く行うのではなく、その日のお体を確かめながら配分を決めていきます。
骨盤矯正
骨盤は体の土台です。ここが後ろに倒れていると背中が丸まり、内臓の位置も下がって、横隔膜(おうかくまく=肺の下にある呼吸のための筋肉)が動きにくくなります。土台が傾いたまま上半身だけ直そうとしても、椅子に座った瞬間にまた元へ戻ってしまいます。骨盤の傾きと左右差を整えると、座っているだけでも胸が開きやすくなり、呼吸の深さとめぐりが変わってきます。
猫背矯正
猫背のままでは、胸のかごが閉じて呼吸が浅くなり、同時に頭が前へ出て首の後ろが張り続けます。曇り空の日の眠気には、この二つが直接効いてきます。背中の丸まりと肩の巻き込みを整え、胸のかごが上下に動ける状態へ戻していくと、ひと呼吸で入る空気の量が変わります。
鍼灸施術
鍼はごく細く、髪の毛ほどの太さしかありません。痛みはほとんど感じない方が大半で、「いつ刺したのか分からなかった」と言われることも珍しくありません。曇天続きの眠気には、頭のてっぺんや首すじの反応点を使って目覚めの力を引き上げながら、お灸で体を内側から温め、たまった「湿」を動かしていきます。鍼がどうしても苦手という方は、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術の三つだけでも十分に組み立てられますので、遠慮なくお伝えください。
頭部施術
頭の皮膚の下にも薄い筋肉があり、目を使いすぎたり食いしばりが続いたりすると、そこがこわばります。頭が締めつけられる感じ、こめかみの重さ、目の奥の疲れは、この硬さと関係しています。頭部施術では、こめかみから後頭部、耳のまわりまでをていねいにゆるめ、頭にこもった熱と重さを抜いていきます。施術のあとに「視界が明るくなった」「頭のふたが取れたようだ」とおっしゃる方が多いのは、この部分の変化によるものです。
自宅でできる対処法は?
1. 起きて1時間以内に、曇っていても外の光を浴びる
曇り空でも、屋外の明るさは室内の照明よりはるかに強いままです。起床から1時間以内に、玄関先や窓を開けたベランダで5〜10分ほど、外の空気と光に当たってみてください。空の方向をぼんやり眺めるだけで構いません。曇天が続く期間だけでも毎朝そろえると、体内時計のズレが積み重なるのを防げます。
2. 首の後ろを温めて、あごを引く動きを添える
蒸しタオルや温かいペットボトルを、後頭部と首のつなぎ目に3〜5分あてます。温まったら、あごを軽く引いて後頭部を後ろへ押し出すように5秒、力をゆるめて5秒。これを5回くり返します。強く伸ばす必要はありません。じんわり温めてから、小さく動かす。この順番だと硬くなった部分がゆるみやすくなります。
3. 「湿」をためない食べ方と、30〜40分ごとの立ち上がり
湿気の多い時期は、冷たい飲みもの、甘いもの、脂っこいものが体に湿をためやすいと東洋医学では考えます。飲みものを常温か温かいものに変えるだけでも、食後の重さが軽くなる方は多いです。もう一つ、座りっぱなしを切ることも大切です。30〜40分に一度は立ち上がり、その場で10回かかとの上げ下ろしをしてください。ふくらはぎが働くと下半身にたまった血が押し戻され、頭のめぐりも保ちやすくなります。
おすすめのツボ(東洋医学)
百会(ひゃくえ)/頭のてっぺんにあります。左右の耳の一番高いところを結んだ線と、鼻の中心から頭頂へ向かう線が交わるあたりで、指で探すと少しへこんで感じられる場所です。人差し指・中指・薬指の三本をそろえ、真下へ向けてゆっくり5秒押し、5秒かけて力を抜きます。これを10回ほど。東洋医学では、体じゅうの上へ向かう流れが集まる場所とされ、頭の重さやぼんやり感、気持ちの落ち込みに古くから使われてきました。
豊隆(ほうりゅう)/すねの外側です。ひざの皿の下のくぼみと、外くるぶしの一番高いところを結んだ線のちょうど真ん中あたり。そこから指2本分ほど外側へずらすと、少し盛り上がった筋肉に触れます。親指をあてて5秒かけて押し、ゆっくり離す。左右それぞれ10回ずつが目安です。ここは体にたまった「湿」をさばく代表的なツボとして受け継がれてきました。頭が重い、体がだるい、天気が崩れる前に不調が出る、といった方に向いています。
ただし、セルフケアだけでは届かない領域があります。骨盤の傾きや背中の丸まりといった、ご自分の力では戻しきれない体のクセ、そして何年もかけて硬くなった首の奥の部分は、外から手を入れて整える必要があります。ご自宅のケアで土台をつくり、届かないところは私たちにお任せいただく。この組み合わせがいちばんの近道です。
受診の目安
眠気の裏に、体の病気が隠れている場合があります。次のような様子がある方は、当院での施術よりも先に、医療機関でお体を診てもらってください。ここは私たちが守るべき線引きだと考えています。
- いびきが非常に大きく、眠っている間に呼吸が止まっていると家族から指摘された
- 会話中や食事中など、通常ありえない場面で突然眠りに落ちてしまう
- 笑ったり驚いたりした瞬間に、体の力がふっと抜ける
- 強い頭痛、手足のしびれ、ろれつが回らない、片側だけ動かしにくいなどを伴う
- 極端な寒がり、むくみ、体重の急な増減、脈が遅いといった変化が同時にある
- 気分の落ち込みや、何にも興味が持てない状態が2週間以上続いている
- 立ちくらみ、動悸、息切れが強く、顔色が悪いと言われる
- 新しく飲み始めた薬があり、そのころから眠気が強まった
これらに当てはまらず、天気の崩れに合わせて眠気やだるさが強まる、姿勢や首肩のこりも一緒にある、という方は、私たちがお手伝いできる範囲です。医療機関にかかりながら、体のコンディションづくりとして当院を併用される方もたくさんいらっしゃいます。
通院の目安
天気に左右されにくい体をつくるには、少し先までの見通しを持っていただくと安心です。当院では三つの段階でご案内しています。
まず集中改善期です。週1回から隔週のペースで、2〜3ヶ月を目安にお通いいただきます。この時期は、施術で整った状態が戻ってしまう前に次を重ねることで、体に新しい形を覚えてもらう期間です。曇天のときの眠気の強さが「10のうち7くらいになった」といった変化を、ご自身で感じ取れるようになってきます。
次に安定期。月2回のペースへ落として、整った状態を保っていきます。ここまで来ると、天気が崩れても以前ほど引きずらなくなり、回復も早くなってきます。
最後がメンテナンス期で、月1回。季節の変わり目や梅雨入り前など、崩れやすい時期に先回りしてお体を整えるための通い方です。
当院の実際のデータでは、3ヶ月以上続けてくださっている方が41.7%、6ヶ月以上の方が31.7%、平均の継続期間は4.0ヶ月です。初回は問診とお体の確認にしっかり時間をとりますので、60〜90分ほど見ておいてください。料金は内容によって変わりますので、詳しくはLINEでご案内しています。
ご予約方法
ご予約はLINEから24時間受け付けています。夜遅くでも、通勤の電車の中からでも、ご都合のよいタイミングでお送りいただければ大丈夫です。「曇りの日だけ眠気がひどい」「原因がはっきりしないけれど日中つらい」といったご相談だけでも構いません。まずは今のお体の状態を、一緒に確かめるところから始めていきましょう。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
くろちゃん鍼灸整体院について(よくあるご質問)
Q: くろちゃん鍼灸整体院とは?
A: 神奈川県小田原市成田394-1にある鍼灸整体院です。国家資格 鍼灸師の黒柳俊英が、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術のお身体に併せて4施術アプローチで、自律神経・腰痛・肩こり・頭痛・不眠など根本改善を目指す方とご縁を大切にお向き合いしています。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の場所は?
A: 神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)に立地。完全予約制でお一人ずつ丁寧に対応。あなただけのリセット空間として、他のお客様と顔を合わせない静かな環境です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の営業時間は?
A: 9時〜19時(最終受付18時)/水曜・日曜定休/祝日は通常診察。完全予約制ですので、LINEから事前にまずはご連絡、メッセージを送ってください。
Q: くろちゃん鍼灸整体院は予約が必要?
A: はい、完全予約制です。お一人ずつのお時間を確保するため、事前予約のみ承っています。他のお客様と顔を合わせない、あなただけの時間として過ごしていただけます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の院長は誰?
A: 院長は黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)。国家資格 鍼灸師として、長年の臨床経験を基にお身体に併せて4施術アプローチを開発。「並走するパートナー」としてあなたの体を整えます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の特徴は?
A: ①完全予約制 ②国家資格鍼灸師による1人対応 ③お身体に併せて4施術アプローチ ④継続率3ヶ月41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績 ⑤自律神経専門の根本ケア の5つが主な特徴です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院はどんな症状に対応?
A: 自律神経の乱れ・不眠・めまい・慢性腰痛/肩こり/頭痛・産後骨盤・美容鍼・坐骨神経痛・更年期症状など、根本的に体を整えたい方の幅広い症状に対応しています。
交通アクセス・最寄り情報
📍 所在地
〒250-0862 神奈川県小田原市成田394-1
🚉 最寄り駅・アクセス
- 小田原駅から車で約10分(JR東海道線・小田急線・新幹線)
- 鴨宮駅から車で約5分(JR東海道線)
- 箱根板橋駅から車で約12分(小田急線)
- 富水駅から車で約8分(小田急線)
- 螢田駅から車で約7分(小田急線)
🚗 各エリアからの所要時間
- 南足柄市から: 約15分
- 開成町から: 約10分
- 松田町から: 約20分
- 大井町から: 約12分
- 湯河原町から: 約25分
- 箱根町から: 約20分
- 真鶴町から: 約30分
- 秦野市から: 約25分
- 中井町から: 約15分
🅿 駐車場
専用駐車場あり。完全予約制のため、お車でのご来院も安心です。
🔐 完全予約制
お一人ずつ丁寧にお向き合いするため、事前予約のみ承っています。
他のお客様と顔を合わせない、あなただけのリセット空間として過ごしていただけます。
実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)
- 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
- 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
- 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)
3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。
専門用語ミニ解説
- 神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
- 自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
- 内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
- 動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
- 後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
- 頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
- 梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
- 坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。
📅 最終更新日: 2026年07月30日
くろちゃん鍼灸整体院(神奈川県小田原市成田394-1)
院長 黒柳俊英 / 鍼灸師歴17年(2009年4月取得)/ 累計4万人以上の施術実績 / 記事3500本以上
4施術同時アプローチ:骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、姿勢と自律神経を同時に整えます。
📊 3ヶ月以上継続して通われている方が41.7%、6ヶ月以上のメンテナンス層が31.7%、平均継続期間は4.0ヶ月です。
営業時間:9:00-19:00(最終受付18:00/施術19:00まで)/定休:水曜・日曜(祝日は水・日以外なら通常診察)
通い方の目安:症状が強い時期は週1〜隔週、安定期は月2回、メンテナンス期は月1回です(押し売りなし)。
【効果には個人差があります】




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