春の膝痛|関節炎症を整える小田原の3つの取り組み

皮膚・発汗・体温調節

はじめに

朝、布団から出て一歩目を踏み出した瞬間に膝がズキッとする。座っていた席から立ち上がるとき、膝がこわばって伸びきらない。あるいは、歩き回った日の夜になってから、膝の内側がじんわり熱を持って痛みだす。同じ「膝が痛い」でも、この二つはまったく違う痛みです。そして、必要な手当ても違います。

当院の院長・黒柳俊英は、国家資格であるはり師・きゅう師を持ち、鍼灸師歴は17年。これまでに累計4万人以上のお体に触れてきました。膝の相談は一年を通して多いのですが、春はとくに増えます。冬に縮こまっていた体で、急に歩く量を増やす季節だからです。

膝の痛みで多くの方がつまずくのは、この二種類の痛みを区別せずに同じ対処をしてしまうことです。動き始めの痛みに冷やす対処をしても届きませんし、使いすぎの痛みに動かす対処をすれば火に油になります。

この記事では、動き始めの痛みと使いすぎの痛み、その違いを軸に膝で何が起きているのかをほどいていきます。そのうえで当院の4つの施術アプローチ、ご自宅でできるセルフケア、医療機関を優先していただきたいサイン、通院の目安をお伝えします。ご自分の膝がどちらのタイプなのかを見分けるところから、一緒に整えていきましょう。

こんなお悩み、ありませんか。

  • 朝の一歩目と、座ってから立ち上がる瞬間だけ膝がズキッとする
  • 歩き出してしばらくすると、痛みが薄れて動けてしまう
  • よく歩いた日の夜、膝の内側が熱っぽく重だるくなる
  • 階段を下りるときのほうが、上るときより怖い
  • 正座やしゃがむ動作が、いつの間にかできなくなっていた
  • 膝の周りがむくんだように張って、皮膚がつっぱる感じがある
  • 春になって歩く距離が増えてから、痛みが出るようになった
  • 痛みをかばって歩くうち、反対の脚や腰まで痛くなってきた

なぜ春に膝の痛みが起こるのか

まずは二種類の痛みの正体から。動き始めの痛みは「関節が動く準備をできていない痛み」、使いすぎの痛みは「関節の中で小さな炎症が起きている痛み」です。この違いを軸に、五つの角度から見ていきます。

1. 動き始めの痛みは、関節の潤滑が追いついていない

膝の関節の中は、とろみのある液体で満たされています。この液体が骨と骨のあいだをすべらせ、衝撃を吸収しています。ところが、この液体は動かない時間が続くとその場にとどまり、粘り気が強くなります。朝起きた直後や、長く座ったあとの一歩目が痛いのはこのためです。動いているうちに液体が全体に行き渡り、粘りがほどけて痛みが薄れていく。歩き出すと楽になるという経験は、この仕組みで説明がつきます。つまり動き始めの痛みは、関節が壊れているというより、動く準備が遅れている状態です。

2. 使いすぎの痛みは、関節の中で小さな炎症が起きている

一方、動いたあとにジワジワ痛み、夜に強くなる痛みは性質が違います。膝の中で骨と骨がこすれ合う量が許容量を超えると、関節を包む膜が刺激され、内側に熱と腫れが生まれます。膝がむくんだように張る、皮膚がつっぱる、熱を持つといった感じがあれば、この状態が疑われます。春に急に増える理由は単純で、冬に減っていた歩数を一気に取り戻すからです。花見に出かけ、通勤経路が変わり、外仕事が始まる。膝の準備が整う前に負荷だけが増えて、こすれ合う量が上限を超えます。

3. 太ももの筋肉が落ちて、膝が衝撃を直接受けている

膝を守っているのは、実は膝そのものではなく太ももの筋肉です。とくに前側の筋肉は、着地のたびに縮んで衝撃を受け止め、関節に伝わる力を減らしています。冬のあいだ活動量が落ちるとこの筋肉は驚くほど早く細くなり、暖かくなって歩き始めても、回復には数週間かかります。行動だけ春になって、クッションはまだ冬のまま。着地の衝撃が関節に直接届くようになり、動き始めの痛みも使いすぎの痛みも、どちらも出やすくなります。

4. 東洋医学でみる、筋と関節をうるおす力の低下

東洋医学では、膝の痛みを肝(かん)と腎(じん)の働きから考えます。ここでいう肝は、西洋医学の肝臓とは別の概念です。血をたくわえ、筋肉や腱に配って、しなやかさを保つ調整役を指します。肝の血が足りないと、筋がこわばって関節が動きにくくなります。腎も腎臓そのものではなく、骨や関節を支える体の底力のことです。腎が弱ると、関節のうるおいが減って摩擦が増えます。さらに、体の外から入り込んだ冷えと湿気が関節にとどまると、重だるさと腫れが出ると考えます。雨の前に膝が重くなるのは、この見方でよく説明がつきます。春は肝が働きすぎて緊張が抜けにくく、雨も増える季節。膝にとっては二重の負担がかかる時期なのです。

5. 骨盤と足首のズレが、膝だけに仕事をさせている

膝は、股関節と足首のあいだにはさまれた関節です。それ自体はほとんどひねることができず、上下の関節が動いてくれる前提で設計されています。骨盤が傾いて股関節が硬くなったり、足首が硬くて足裏が地面をうまくとらえられなかったりすると、そのしわ寄せは全部膝に来ます。歩くたびに膝が本来しない動きを強いられ、内側の一点にだけ圧力が集中する。膝を休ませても痛みが繰り返すとしたら、原因が膝の外にある可能性が高いのです。

くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ

当院では、痛みの出方をうかがったうえで、動き始めタイプか使いすぎタイプかを見極め、組み立てを変えます。共通して大切にしているのは、膝だけを追いかけないことです。

骨盤矯正では、膝に来ているしわ寄せを上流で減らします。骨盤の傾きと左右差を整え、股関節が本来の向きで動けるようにすると、歩くたびに膝がねじられる回数が減ります。負担の入り口を細くする施術で、痛みを繰り返させないための土台づくりです。

猫背矯正は、遠回りに見えて膝と直結しています。背中が丸まると重心が前に落ち、その分だけ膝を曲げて支え続けることになります。太ももの前側が緊張しっぱなしになり、膝のお皿の周りが引っ張られます。背中と胸まわりが伸びて重心が真ん中に戻ると、膝が一日中がんばり続ける必要がなくなります。

鍼灸施術では、膝の周りの深い層のこわばりと、太ももの張りに直接アプローチします。動き始めの痛みが強い方には温めて動きを出すことを、使いすぎの熱感がある方には周辺の緊張をゆるめて巡りを促すことを優先します。当院の鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんど感じません。鍼が苦手な方は、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術のみの組み立てでも対応できますので、遠慮なくお伝えください。

頭部施術は、痛みに敏感になった体をなだめる施術です。痛みが長引くと、体は警戒モードのまま固まり、同じ刺激でも強く痛みを感じるようになります。頭と首まわりの緊張がゆるむと休息の側に切り替わり、夜の眠りが深くなります。回復が進むのは眠っているあいだなので、ここは膝の変化に直結します。

自宅でできる対処法は?

1. タオルつぶしで、太ももの前側を安全に鍛える

床か床に近い高さに脚を伸ばして座り、膝の下に丸めたタオルを置きます。膝でタオルを下に押しつぶすように力を入れ、5秒キープしてゆるめる。これを10回、朝晩に一度ずつ。膝を曲げ伸ばしせずに力だけを入れる方法なので、痛みが出ている時期でも取り組めます。太ももの前側に力が入っているかを手で触って確かめてください。膝のクッションを取り戻す、いちばん確実な一歩です。

2. 股関節と足首をゆるめて、膝の仕事を減らす

いすに浅く腰かけ、片足のくるぶしを反対の膝に乗せます。背筋を伸ばしたまま体をゆっくり前に倒し、お尻の外側が伸びるところで20秒キープ。左右2回ずつ。続けて、足を床につけたままかかとを支点にしてつま先を大きく持ち上げ、10回。足首の動きが戻ると、着地の衝撃が足全体に分散します。上と下がゆるむほど、膝はねじられずに済みます。

3. 温めるか冷やすかを、痛みの種類で使い分ける

動き始めの痛みが中心なら、温めるのが正解です。入浴時に湯船の中で膝をゆっくり10回曲げ伸ばしし、関節の中の液体を行き渡らせてください。一方、歩いたあとに熱っぽく腫れる使いすぎの痛みが出ている日は、その日は温めず、薄いタオルで包んだ保冷剤を10分ほど当てて休ませます。翌日、熱感が引いていれば温める側に戻す。この使い分けができるだけで、膝の回復の速さが変わります。

おすすめのツボ(東洋医学)

血海(けっかい)は、膝のお皿の内側の上のはしから、指三本分ほど上がったところにあります。膝を軽く曲げて座り、太ももの内側を押していくと、少し響くくぼみが見つかります。親指の腹を当て、息を吐きながら5秒かけて押し、5秒でゆるめる。左右5回ずつ。名前のとおり血の巡りが集まる場所とされ、膝まわりのうるおい不足やこわばりに用いられてきました。太ももの内側の筋肉の上にもあたるので、押してゆるむと膝の内側にかかる圧力が減ります。

陽陵泉(ようりょうせん)は、膝の外側、すねの外側にある骨の出っぱりのすぐ下の前寄りのくぼみです。膝を曲げて座り、外側をなぞると小さな骨の突起に触れます。その手前のやわらかい部分に人差し指を当て、10秒かけてゆっくり押し、離す。左右3回。ここは東洋医学で筋肉や腱が集まる要所とされ、胆(たん)の流れの上にあります。この胆も西洋医学の胆のうとは別の概念で、体の巡りをスムーズに切り替える働きを指します。関節のこわばりや、膝の外側の張りが気になる方に向いています。

これらのセルフケアは、膝の回復を確かに後押しします。ただし、セルフケアだけでは届かない領域があります。骨盤の傾き、股関節の詰まり、ご自身では触れられない深い層のこわばりは、外から手を入れて初めて動きます。ご自宅で守り、施術で進める。この二本立てが、痛みを繰り返させない道すじです。

受診の目安

膝の痛みには、先に医療機関で確かめていただきたいものがあります。次のような場合は、当院ではなく医療機関を優先してください。

  • 転んだ、ひねったなどのきっかけのあと、痛くて体重をかけられない
  • 膝が真っ赤に腫れて強い熱を持ち、発熱をともなう
  • 膝が途中で引っかかって伸びない、急に力が抜けて崩れ落ちる
  • 膝がみるみる腫れて、パンパンに張ってきた
  • 脚にしびれがある、足首や足の指に力が入らない
  • 安静にしていても痛みが強く、夜も眠れない
  • 体重が減ってきた、原因のわからない発熱が続いている

とくに、膝の赤い腫れと熱、発熱がそろう場合は急を要することがあります。すぐに整形外科や内科へまずはご連絡、メッセージを送ってください。しびれや脱力をともなう場合も、整形外科での確認を先にお願いします。また、気分の落ち込みが2週間以上続く場合は、必ず専門の医療機関へまずはご連絡、メッセージを送ってください。痛みが長引くと気持ちも一緒に沈みやすく、その見極めは専門医の役割です。当院は自費施術のみで、診断を行う場所ではありません。医療機関での確認を終えてから、体を整える段階でご一緒します。

通院の目安

初回は、痛みが出る場面やこれまでの経過、歩き方やお体全体の確認を含めて60〜90分ほどお時間をいただきます。動き始めタイプか使いすぎタイプかを見極めるところが出発点です。

はじめは集中改善期として、週1回から隔週のペースで2〜3ヶ月ほど。膝にかかる負担そのものを減らし、太ももの力が戻るのを待つ期間です。この時期は間隔をあけすぎないほうが、変化が積み上がります。階段や立ち上がりが怖くなくなってきたら安定期に移り、月2回のペースで、整った状態が崩れないよう支えます。歩く量が増えても痛みが戻らなくなったらメンテナンス期です。月1回、季節や生活の変化に合わせて調整していきます。

当院では、3ヶ月以上続けて通われる方が41.7%、6ヶ月以上が31.7%、平均の継続期間は4.0ヶ月です。膝は毎日使う関節ですから、変化はゆっくり、けれど確実に積み上がります。ペースはお体と生活に合わせて一緒に決めていきましょう。

ご予約方法

膝の痛みをかばう歩き方が続くと、やがて反対の脚や腰にも負担が回っていきます。痛みが軽いうちのほうが、整えるのに必要な時間は短くて済みます。行きたい場所に自分の脚で行ける春を取り戻したい方は、どうぞまずはご連絡、メッセージを送ってください。LINEから24時間受け付けています。今の膝がどちらのタイプか、一緒に確かめるところから始めましょう。小田原でお待ちしています。

当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。

くろちゃん鍼灸整体院について(よくあるご質問)

Q: くろちゃん鍼灸整体院とは?

A: 神奈川県小田原市成田394-1にある鍼灸整体院です。国家資格 鍼灸師の黒柳俊英が、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術のお身体に併せて4施術アプローチで、自律神経・腰痛・肩こり・頭痛・不眠など根本改善を目指す方とご縁を大切にお向き合いしています。

Q: くろちゃん鍼灸整体院の場所は?

A: 神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)に立地。完全予約制でお一人ずつ丁寧に対応。あなただけのリセット空間として、他のお客様と顔を合わせない静かな環境です。

Q: くろちゃん鍼灸整体院の営業時間は?

A: 9時〜19時(最終受付18時)/水曜・日曜定休/祝日は通常診察。完全予約制ですので、LINEから事前にまずはご連絡、メッセージを送ってください。

Q: くろちゃん鍼灸整体院は予約が必要?

A: はい、完全予約制です。お一人ずつのお時間を確保するため、事前予約のみ承っています。他のお客様と顔を合わせない、あなただけの時間として過ごしていただけます。

Q: くろちゃん鍼灸整体院の院長は誰?

A: 院長は黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)。国家資格 鍼灸師として、長年の臨床経験を基にお身体に併せて4施術アプローチを開発。「並走するパートナー」としてあなたの体を整えます。

Q: くろちゃん鍼灸整体院の特徴は?

A: ①完全予約制 ②国家資格鍼灸師による1人対応 ③お身体に併せて4施術アプローチ ④継続率3ヶ月41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績 ⑤自律神経専門の根本ケア の5つが主な特徴です。

Q: くろちゃん鍼灸整体院はどんな症状に対応?

A: 自律神経の乱れ・不眠・めまい・慢性腰痛/肩こり/頭痛・産後骨盤・美容鍼・坐骨神経痛・更年期症状など、根本的に体を整えたい方の幅広い症状に対応しています。


実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)

  • 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
  • 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
  • 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)

3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。

専門用語ミニ解説

神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。







くろちゃん鍼灸整体院(神奈川県小田原市成田394-1)

院長 黒柳俊英 / 鍼灸師歴17年(2009年4月取得)/ 累計4万人以上の施術実績 / 記事3500本以上

4施術同時アプローチ:骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、姿勢と自律神経を同時に整えます。

📊 3ヶ月以上継続して通われている方が41.7%、6ヶ月以上のメンテナンス層が31.7%、平均継続期間は4.0ヶ月です。

営業時間:9:00-19:00(最終受付18:00/施術19:00まで)/定休:水曜・日曜(祝日は水・日以外なら通常診察)

通い方の目安:症状が強い時期は週1〜隔週、安定期は月2回、メンテナンス期は月1回です(押し売りなし)。

LINEで予約 / 24時間受付中

📅 最終更新日: 2026年07月31日

【効果には個人差があります】

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