脾虚と慢性疲労|回復低下|小田原の鍼灸整体

小田原市の鍼灸整体院 疲労・ストレス

📌 結論

しっかり眠ったはずなのに、朝から体が重い。

はじめに

しっかり眠ったはずなのに、朝から体が重い。休日にたっぷり寝ても、月曜にはもう疲れが戻っている。以前なら一晩で抜けていた疲労が、いまは三日たっても残っている。この「回復する力そのものが落ちてきた」感覚は、単なる寝不足とは別物です。小田原の当院にも、休んでも戻らない疲れを抱えてご相談にいらっしゃる方が数多くおられます。

東洋医学では、この状態を脾虚(ひきょ)という言葉で捉えます。脾(ひ)とは、食べたものと飲んだものを体が使えるエネルギーに変え、全身へ配る働きのことです。西洋医学でいう脾臓そのものを指すのではなく、消化から吸収、そして力に変わるまでの一連の流れをまとめて呼んでいます。虚(きょ)は、その働きが目減りしている状態を意味します。つまり脾虚とは、体に入れた燃料をうまく力に変えられなくなっている状態のことです。

ここが大切なのですが、脾虚の疲れは「使いすぎ」ではなく「つくれていない」ことから起こります。だから休んでも回復しません。休養は消費を止めるだけで、生産する力そのものは戻さないからです。眠っても抜けない疲れの正体は、多くの場合ここにあります。

くろちゃん鍼灸整体院の院長・黒柳俊英は、国家資格である はり師・きゅう師を持つ鍼灸師です。この道17年、累計4万人以上の方のお体に触れてきました。この記事では、なぜ脾が弱ると回復力が落ちるのかを平易な言葉で解き、当院の四つの施術がどこへ働きかけるのか、ご自宅で何ができるのか、そして医療機関を先に受診していただきたいサインまでお伝えします。一緒に、つくれる体へ整えていきましょう。

こんなお悩み、ありませんか。

  • 寝ても寝ても疲れが抜けず、朝がいちばんつらい
  • 食後に強い眠気やだるさが来て、午後の集中が続かない
  • 食欲はあるのに胃が重く、少し食べるとお腹が張る
  • 手足に力が入りにくく、体全体が下へ引っぱられる感じがする
  • 軟便や下痢を繰り返し、お腹を冷やすとすぐ調子を崩す
  • 夕方になると足がむくみ、まぶたも重くなる
  • 考えごとや心配ごとが続くと、決まって胃腸から不調が出る
  • 血液検査では異常なしと言われるが、明らかに体力が落ちている

なぜ脾虚で回復力が落ちるのか

脾の弱りは、五つの道すじで回復力を削っていきます。東洋医学の見方と、体の構造から見た説明を合わせてご覧ください。

燃料を力に変える工程が滞る

食べたものは、そのままでは体の力になりません。細かく分けて、吸収して、はじめて活動の元になります。東洋医学ではこの変換作業を脾の仕事と考えます。ここが弱ると、同じ量を食べていても取り出せる力が少なくなります。食後に強い眠気が来る、食べたのに力が湧かないという感覚は、変換の工程で目詰まりが起きているサインです。冷たい飲み物、早食い、欠食が続いた方に多く見られます。

持ち上げる力が弱り、体が下へ落ちる

東洋医学では、脾には体の中身を上へ持ち上げておく働きがあるとされます。この力が落ちると、内臓もまぶたも頬も、全体が下へ落ちる感覚が出ます。実際に「体が重い」「下へ引っぱられる」と表現される方が多い症状です。体の構造で言えば、お腹まわりの深い筋肉の張力が抜け、姿勢を支えられなくなった状態に近いものです。姿勢が崩れると呼吸も浅くなり、疲れがさらに抜けにくくなります。

水分の処理が追いつかず、だるさに変わる

脾は体の中の水分をさばく役目も担っています。ここが弱ると、必要な場所へ届かない水分が体の低い場所にたまります。これが東洋医学でいう湿(しつ)、つまり余分な水気の停滞です。雨の日や梅雨どきに体が重くなる、夕方に足やまぶたがむくむ、頭が締めつけられるように重い。こうした症状は、水分処理の遅れが背景にあることが多くあります。だるさは筋肉の疲れではなく、たまった水気の重さでもあるのです。

思い悩みが直接ここへ響く

東洋医学には、考えすぎや心配ごとが脾を弱らせるという古い見方があります。これは経験的にもよく当てはまります。仕事の重圧が続いた時期、家族のことで悩んだ時期に、真っ先に食欲や便通が乱れる方は少なくありません。緊張が続くと体は消化を後回しにします。休むべきときに休めない状態が長引くほど、つくる力は削られていきます。管理職や経営に携わる方、家庭を回している方に脾虚が多いのは、この道すじによるものです。

背中の丸まりが内臓を圧迫する

現代の体の構造から見ると、脾虚の方の多くに共通するのが猫背です。背中が丸まると、肋骨と骨盤の距離が縮み、胃腸のある空間が物理的に狭くなります。狭い場所に押し込まれた内臓は動きにくく、血の行き来も減ります。さらに、胸とお腹を仕切る大きな筋肉が動かないため呼吸が浅くなり、内臓を揺らして助ける働きも失われます。姿勢の問題は、そのまま消化と回復の問題につながっているのです。

くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ

当院では四つの施術を組み合わせ、脾の負担がどこから来ているかを見ながら順番を決めていきます。

骨盤矯正

骨盤が後ろへ倒れて座る癖が続くと、お腹が前へ押し出され、腸のある空間がねじれた状態で固定されます。骨盤矯正では、この傾きとねじれを整え、お腹まわりの深い筋肉が本来の張力を取り戻せる位置へ導きます。持ち上げる力が弱った状態に、土台から働きかける施術です。お腹の張りや軟便を繰り返す方、体が下へ落ちる感覚のある方に、まず受けていただきたい部分になります。

猫背矯正

猫背矯正は、脾虚の方にとって回復力の器そのものを広げる施術です。丸まった背中を整え、肋骨と骨盤の間に距離を取り戻すと、胃腸のある空間に余裕が生まれます。背骨と肋骨の動きが出ることで呼吸も深くなり、内臓が上下に揺すられる本来のリズムが戻ります。食後の重さや、食べた気がしないという感覚が変わってくる方が多いのは、この空間の変化によるものです。

鍼灸施術

鍼灸施術では、脾の働きを支えるとされる場所へ直接アプローチできます。とくにお灸は、冷えて動きの鈍った消化の働きに向いています。お腹や足のツボをじんわり温めることで、体が休む側へ切り替わり、消化と回復に力を回せる状態へ導きます。当院の鍼は髪の毛ほどの細さで、痛みはほとんど感じません。鍼が苦手な方は、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術のみでも対応できますのでご安心ください。

頭部施術

考えすぎや心配ごとが脾を弱らせる以上、頭の緊張をゆるめることは回復力に直結します。頭部施術では、頭の皮膚とこめかみ、後頭部のこわばりをほどいていきます。頭が休むと、体は消化や修復にエネルギーを配分できるようになります。寝つきが浅い方、寝ても回復しない方にとって、眠りの質そのものを整える大切なパートです。施術中に眠ってしまう方も少なくありません。

ご自宅でできるセルフケア

1. 朝の一杯を温かいものに変える

脾虚の改善は、負担を減らすところから始まります。まず朝いちばんの飲み物を、冷たいものから白湯や温かいお茶に替えてみてください。冷たいものが胃に入ると、体はそれを温めるところから作業を始めなければならず、余計な力を使います。日中の飲み物も常温以上を心がけるだけで、午後のだるさの出方が変わってくる方が多くいらっしゃいます。

2. 一口三十回、腹八分でやめる

よく噛むことは、変換の工程を口の中で肩代わりする行為です。一口三十回を目安に、飲み込む前にもう一度噛んでみてください。そして満腹まで食べないこと。脾が弱っている時期に量を入れると、処理しきれず、かえって疲れが増します。腹八分で止め、その分だけ回数を増やすほうが、体は確実に力を取り出せます。

3. おへその上を手のひらで温める

就寝前、みぞおちとおへその中間あたりに手のひらを重ねて置き、三分ほどそのまま呼吸をしてください。息を吸うときに手が持ち上がり、吐くときに沈むのを感じられれば十分です。手のひらの温度で体の中心が温まり、呼吸によって内臓がやさしく揺すられます。強く押す必要はありません。置いて、呼吸するだけで構いません。

おすすめのツボ(東洋医学)

足三里(あしさんり)は、膝のお皿の下の外側にあるくぼみに人差し指をあて、指四本分だけ下へ進んだ、すねの外側にあります。押すと軽く響く場所です。親指の腹で五秒押して五秒ゆるめる、を左右それぞれ十回ずつ行ってください。古くから体力を養う代表的な場所とされ、消化の働きと全身の元気の両方に関わります。疲れやすい方、食後の重さがある方に向いています。

太白(たいはく)は、足の親指の内側をかかとへ向かってなぞっていくと、骨の出っ張りの手前で指が止まる、そのくぼみにあります。脾の流れを直接支える場所とされ、お腹の張りや軟便、体の重だるさに使われます。座って足を組み、親指の腹でゆっくり押してください。強く押すより、心地よい程度の圧で長めに当てるほうが向いています。入浴後の温まっているときが最適です。

セルフケアだけでは届かない領域があります。骨盤の傾きや、丸まった背中によって狭まった内臓の空間は、ご自身の力で広げることができません。脾の弱りが冷えから来ているのか、姿勢から来ているのか、心の負担から来ているのかという見極めも、お体に触れてはじめて分かることがほとんどです。土台はセルフケアで保ちながら、構造の部分は私たちにお任せください。

受診の目安

疲れが取れない背景に、体の病気が隠れていることがあります。次のような場合は、当院ではなく医療機関を先に受診してください。

  • 特に食事を変えていないのに、半年で体重が5%以上減った
  • 微熱が二週間以上続いている、寝汗で寝具が濡れるほど汗をかく
  • 黒いタール状の便や、血が混じった便が出た
  • 強い動悸や息切れがあり、階段の途中で止まってしまう
  • 黄疸のように白目や肌が黄色みを帯びてきた
  • 飲み込みにくさや、みぞおちの持続する強い痛みがある
  • 気分の落ち込みが二週間以上続き、何をしても楽しめない

これらは貧血や甲状腺の働き、消化器の疾患、心のご不調などが関わる可能性のあるサインです。血液検査ひとつで分かることも多いので、まずは調べていただき、異常がないと確認できてからご相談いただくのが安心です。当院は自費での施術のみを行っており、必要と判断した場合は受診をおすすめしています。

通院の目安

回復する力は、一度の施術で元に戻るものではありません。当院では三つの段階でお付き合いを考えています。

まずは集中改善期です。週1回から隔週のペースで、2〜3ヶ月ほど。姿勢と呼吸、お腹まわりの状態を、体が忘れないうちに繰り返し整えていく時期になります。次に安定期として月2回。整った状態を保ちつつ、季節や生活の変化に合わせて微調整します。その後はメンテナンス期として月1回、良い状態を長く続けるための定期的な確認へ移ります。

当院で継続していただいている方の実績では、3ヶ月以上続けられた方が41.7%、6ヶ月以上が31.7%、平均の継続期間は4.0ヶ月です。初回は問診とお体の確認にしっかり時間をとるため、60〜90分ほどをみておいてください。お食事や睡眠、お仕事の状況までうかがったうえで、どこから手をつけるかを一緒に決めていきます。

動画で実践|院長と一緒にセルフケア

読むだけではなく、実際の動きを見ながら一緒に体を動かしてみましょう。当院の公式チャンネルから、この記事のテーマに合ったセルフケア動画をご紹介します。

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ご予約方法

ご予約はLINEから24時間受け付けています。ご希望の時間帯と、いまいちばんお困りのことをメッセージでお送りください。施術内容や費用についてのご質問も、LINEでお気軽にお尋ねいただけます。鍼が苦手な方は、その旨を書き添えていただければ他の施術で組み立てます。小田原市成田の当院で、休んだぶんだけ戻る体へ、一緒に整えていきましょう。

当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。

📅 最終更新日:2026-07-26

🔍 監修:黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)/国家資格 鍼灸師(くろちゃん鍼灸整体院・小田原)


交通アクセス・最寄り情報

📍 所在地

〒250-0862 神奈川県小田原市成田394-1

🚉 最寄り駅・アクセス

  • 小田原駅から車で約10分(JR東海道線・小田急線・新幹線)
  • 鴨宮駅から車で約5分(JR東海道線)
  • 箱根板橋駅から車で約12分(小田急線)
  • 富水駅から車で約8分(小田急線)
  • 螢田駅から車で約7分(小田急線)

🚗 各エリアからの所要時間

  • 南足柄市から: 約15分
  • 開成町から: 約10分
  • 松田町から: 約20分
  • 大井町から: 約12分
  • 湯河原町から: 約25分
  • 箱根町から: 約20分
  • 真鶴町から: 約30分
  • 秦野市から: 約25分
  • 中井町から: 約15分

🅿 駐車場

専用駐車場あり。完全予約制のため、お車でのご来院も安心です。

🔐 完全予約制

お一人ずつ丁寧にお向き合いするため、事前予約のみ承っています。
他のお客様と顔を合わせない、あなただけのリセット空間として過ごしていただけます。









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