はじめに
「運動なんてしていないのに、体じゅうの筋肉が疲れている」。春先になると、このご相談が本当に増えます。ジムにも行っていない、走ってもいない、なのに肩も背中もふくらはぎも張っていて、朝から重い。ご本人も理由が分からず、「年のせいでしょうか」とおっしゃる方が少なくありません。けれど、多くの場合これは加齢の話ではなく、筋肉が動いていないからこそ疲れているという、少し意外な仕組みが関わっています。
当院院長の黒柳俊英は、国家資格であるはり師・きゅう師を持ち、鍼灸師歴17年、これまでに累計4万人以上の方のお体に向き合ってきました。小田原市成田で、その場をしのぐだけの施術ではなく、なぜそうなったのかという背景から一緒に整えていくことを大切にしています。デスクワークの多い管理職の方、立ち仕事や家事で一日中体を支えている方から、この「動いていないのに抜けない疲れ」のご相談を数多くいただいてきました。
この記事では、春の筋疲労が抜けない理由を、姿勢を保つための静かな消耗という角度から掘り下げます。動く疲れと支える疲れは性質がまったく違い、後者は自覚しにくいぶん、気づいたときには根深くなっています。三つの理由を軸に、体の中で何が起きているのかを東洋医学と現代の体の仕組みの両面からご説明し、ご自宅でできるほぐし方、医療機関を優先すべきサインまでお伝えします。一緒に整えていきましょう。
こんなお悩み、ありませんか。
- 運動していないのに、朝起きた時点から体が重だるい
- 肩と背中がいつも張っていて、力を抜く感覚が思い出せない
- 座っているだけなのに、夕方には足がむくんで靴がきつくなる
- 立ち上がるとき腰が固まっていて、最初の一歩がぎこちない
- ふくらはぎがぱんぱんに張り、夜中につることがある
- 入浴しても、翌朝には同じ場所の張りが戻っている
- 首の後ろが重く、頭を支えていること自体がしんどい
- 休日にたっぷり寝ても、疲れが取れた実感がない
なぜ春の筋疲労が抜けないのか
動いていないのに疲れる。この矛盾には理由があります。中心になる三つの理由と、それを長引かせる二つの背景を、順にご説明します。
理由1. 動いていない筋肉ほど、休みなく働き続けている
筋肉の仕事は、体を動かすことだけではありません。もう一つ、姿勢を保ち続けるという大きな役目があります。座っているあいだも、首は五キロ以上ある頭を支え、背中は上半身が前へ倒れないよう引き止め、お尻とももの奥は骨盤を立たせようとしています。歩いているときの筋肉は、縮んではゆるむ動きを繰り返すので休憩をはさめます。ところが支える仕事は、縮んだまま力を出し続ける働き方です。休みがない。だから運動の疲れより抜けにくく、しかも「働いている」という自覚がまったく生まれません。
理由2. 縮んだまま固まると、疲れを流す道が細くなる
筋肉の中には細い血管が通っていて、筋肉がゆるむと血が流れ込み、縮むと押し出される仕組みになっています。つまり筋肉自体がポンプです。ところが同じ姿勢で力を出し続けると、このポンプが止まったまま圧がかかり続け、血の通り道が細くなります。新しい血が入りにくく、たまった疲れの元も運び出されにくい。この状態が続いた筋肉は、触れると硬く、押すと妙に痛い張りになります。休んでも抜けないのは、休んでいるあいだも流れが動いていないからです。
理由3. 寒暖差の大きさが、体に見えない仕事を増やす
春の一日は朝晩と昼で気温差が大きく、体は温度を一定に保つために、血管を締めたりゆるめたりを繰り返しています。寒さを感じた瞬間、肩はすくみ、首は縮こまり、体幹の筋肉はぎゅっと固まります。この反応は無意識に何度も起こり、そのたび筋肉に余分な緊張が積み上がります。加えて上着の脱ぎ着や気圧の変動も重なるため、じっとしているつもりの一日でも、体は静かに働き続けています。春だけ筋疲労が抜けにくくなるのは、この上乗せぶんが大きいためです。
4. 東洋医学でみる「脾(ひ)」と「肝(かん)」のはたらき
東洋医学には「脾(ひ)」という考え方があります。これは西洋医学でいう脾臓という臓器とは別の概念で、食べたものを体を動かす力に変え、手足の筋肉へ行き渡らせるはたらきのまとまりを指す言葉です。脾のはたらきが落ちると、しっかり食べていても力が四肢まで届かず、手足が重だるくなるとされています。もう一つが「肝(かん)」で、こちらも肝臓そのものではなく、体の流れをのびやかに保ち、筋の伸び縮みを支えるはたらきを指します。春は肝がもっとも影響を受けやすい季節とされ、緊張が続くと筋がこわばり、つりやすさや張り感として表れると考えられています。
5. 眠りが浅くなり、回復が追いつかなくなる
筋肉の修復は、眠っているあいだにいちばん進みます。ところが体が緊張したままだと、寝ついても浅いところを行き来し、修復に使える時間が短くなります。日中の消耗が十だとして、夜に回復できるのが七なら、毎日三ずつ持ち越されていきます。一週間で二十一、一ヶ月では相当な量です。「いつからか分からないけれど、ずっとだるい」という感覚は、この積み残しの合計です。だからこそ、その日の張りをほぐすだけでなく、夜に回復できる体へ戻していく視点が欠かせません。
くろちゃん鍼灸整体院の4施術アプローチ
当院では、張っているところをゆるめて終わりにはしません。なぜそこが働き続けているのか、支える仕事の配分そのものを見直すために、四つのアプローチを組み合わせます。
骨盤矯正では、傾いたりねじれたりした骨盤の位置を整えます。骨盤が後ろへ倒れていると、上半身を支える仕事が腰や背中の筋肉へ集中します。土台が立てば、骨の並びで支えられる割合が増え、筋肉が出し続ける力そのものを減らせます。
猫背矯正では、丸まった背中と閉じた胸まわりを開き、肩甲骨が動ける状態を取り戻します。背中が丸いままだと頭が前へ出て、首と肩の付け根が一日中それを引き戻す作業に追われます。ここが変わると、肩の張り方が根本から変わってきます。
鍼灸施術では、指では届かない深い層の緊張にはたらきかけます。長く支え続けて硬くなった筋肉は、表面をゆるめても奥が残ることが多いためです。使う鍼は髪の毛ほどに細く、痛みはほとんど感じません。鍼が苦手な方は、骨盤矯正・猫背矯正・頭部施術のみでの対応も可能です。
頭部施術では、後頭部やこめかみ、首の付け根の張りを丁寧にゆるめます。頭を支え続けた緊張は、首だけでなく頭を覆う筋肉にも及んでいます。ここがゆるむと呼吸が深く入りやすくなり、夜の眠りの質が変わったとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
自宅でできる対処法は?
支える疲れに効くのは、強く伸ばすことよりも、同じ姿勢を続けさせない工夫です。短時間で構いませんので、回数を増やしてみてください。
1. 三十分に一度、二十秒だけ姿勢を崩す
タイマーを三十分に設定し、鳴ったら二十秒だけ、今と違う形をとります。立ち上がって伸びをする、椅子に深く座り直す、背もたれへ思いきりもたれる。何をするかより、形を変えることが目的です。二十秒でも、縮んだまま止まっていた筋肉に血が入り直します。長い休憩を一回とるより、短い切り替えを何度も入れるほうが、支える疲れには効きます。仕事中でも続けやすいのが利点です。
2. 壁を使った胸開きと肩甲骨リセット
壁の横に立ち、壁側の手を肩の高さで壁につけます。肘は軽く伸ばした状態で、体をゆっくり反対側へひねり、胸の前が伸びるところで二十秒キープ。呼吸は止めません。左右それぞれ二回ずつ行います。続けて、両肘を軽く曲げて肩の高さに上げ、肘を後ろへ引いて肩甲骨を背骨へ寄せる動きを十回。丸まったまま固まっていた胸まわりが開き、背中が支えに使う力が減ります。朝と夕方の二回がおすすめです。
3. かかとの上げ下げで、ふくらはぎのポンプを動かす
立った状態で、椅子や壁に軽く手を添えます。かかとをゆっくり上げ、つま先立ちで一秒止めてから、時間をかけて下ろします。これを二十回。ふくらはぎは、下半身の血を上へ戻すポンプの役目を担っています。座りっぱなしや立ちっぱなしではこのポンプが止まり、足の重さやむくみにつながります。動かす速さより、下ろすときにゆっくり効かせるのがコツです。夕方に行うと、翌朝の足の軽さが変わってきます。
おすすめのツボ(東洋医学)
承山(しょうざん)は、ふくらはぎの真ん中あたりにあります。つま先立ちをしたときにふくらはぎの筋肉が二つに割れる、その分かれ目の下あたり、アキレス腱へ向かって指を滑らせると、へこんで感じられるところです。椅子に座り、両手の親指を重ねて当て、痛気持ちいい強さで五秒押して五秒ゆるめる。左右五回ずつ行います。東洋医学では、足の重だるさやこむら返り、腰から脚にかけての張りに用いられてきたところで、立ち仕事や座りっぱなしの日に向いています。
天柱(てんちゅう)は、首の後ろにあります。後頭部の生え際で、太い二本の筋肉の外側の縁、髪の生え際のくぼみです。両手の親指を当て、頭の重みを預けるようにして、斜め上へ向かって五秒押し、ゆっくり離す。これを五回。頭を支え続けて疲れた首の緊張をゆるめるところとされ、首の重さや目の奥の疲れが同時にあるときに使います。強く押しすぎず、気持ちよさの範囲で行ってください。
ただ、セルフケアだけでは届かない領域があります。何年もかけて固まった深い層の緊張や、骨盤の傾きから始まる支え方のくせは、ご自身の手ではゆるめきれません。ご自宅で保てる部分と、施術で手を入れるべき部分を分けて考えていただくと、遠回りが減ります。
受診の目安
当院は自費での鍼灸・整体施術を行う院であり、病気を診断する場所ではありません。次のような場合は、当院ではなく医療機関を先に受診してください。
- 安静にしていても痛みが強まり、夜間に目が覚めるほどの痛みがある
- 片方の脚だけが腫れ、熱をもって痛む
- 手足に力が入らない、しびれが日を追って広がっている
- 思い当たる理由がないのに体重が減り、発熱が続いている
- 朝のこわばりが一時間以上続き、複数の関節が腫れている
- 激しい筋肉痛のあとに尿の色が濃くなった
- 動悸や胸の痛み、息苦しさをともなう場合は循環器内科へ
心の面についてもお伝えします。気分の落ち込みや意欲の低下が2週間以上続く場合は、必ず専門の医療機関へまずはご連絡、メッセージを送ってください。音に過敏になる、人と会うのがしんどい、胸がざわついて落ち着かないといった変化は、体の疲れのサインであると同時に、心の不調のサインでもあります。体を整えれば必ず解決するとは申し上げません。専門の医療機関という選択肢を、いつも並べてお持ちください。通院しながら体を整えていく形も、もちろん可能です。
通院の目安
支える疲れは、長い時間をかけて積み上がってきたものです。ゆるめた直後は軽くなっても、体の使い方が同じままでは、また同じところが働き始めます。当院では三つの段階でご案内しています。
はじめは集中改善期です。週1回から隔週のペースで、2〜3ヶ月かけて整えます。骨盤と背中の土台を立て直し、筋肉が支えに使う力を減らしていく時期です。次が安定期で、月2回。良い状態が保てる期間を少しずつ伸ばしていきます。最後がメンテナンス期で、月1回。季節の変わり目や忙しい時期を、崩さずに越えるための時間です。
当院の実績では、3ヶ月以上続けてくださっている方が41.7%、6ヶ月以上の方が31.7%、平均の継続期間は4.0ヶ月です。初回は問診とお体の確認に時間をかけますので、60〜90分ほどをみておいてください。どこが働きすぎているのかを一緒に確認するところから始めます。
自宅でできる対処法は?
読むだけではなく、実際の動きを見ながら一緒に体を動かしてみましょう。当院の公式チャンネルから、この記事のテーマに合ったセルフケア動画をご紹介します。
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ご予約方法
「運動もしていないのに疲れている」という状態は、怠けでも年のせいでもありません。体が静かに働き続けていた証拠です。まずは今の張りがどこから来ているのか、一度確かめてみませんか。ご相談はLINEから24時間受け付けております。仕事終わりの遅い時間でも、メッセージを送っていただければ大丈夫です。小田原市成田で、お待ちしております。
当院は施術者が院長一人のため、お一人ずつ丁寧にお時間を確保しております。そのためご予約が取りにくい時間帯もございますが、当日のご予約も承れますので、お気軽にお早めにご連絡くださいませ。
当日のご予約は18時までを目安にお願いしておりますが、初めての方はお時間の調整をさせていただきますので、まずはお気軽にメッセージをお送りください。
くろちゃん鍼灸整体院について(よくあるご質問)
Q: くろちゃん鍼灸整体院とは?
A: 神奈川県小田原市成田394-1にある鍼灸整体院です。国家資格 鍼灸師の黒柳俊英が、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術のお身体に併せて4施術アプローチで、自律神経・腰痛・肩こり・頭痛・不眠など根本改善を目指す方とご縁を大切にお向き合いしています。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の場所は?
A: 神奈川県小田原市成田394-1(〒250-0862)に立地。完全予約制でお一人ずつ丁寧に対応。あなただけのリセット空間として、他のお客様と顔を合わせない静かな環境です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の営業時間は?
A: 9時〜19時(最終受付18時)/水曜・日曜定休/祝日は通常診察。完全予約制ですので、LINEから事前にまずはご連絡、メッセージを送ってください。
Q: くろちゃん鍼灸整体院は予約が必要?
A: はい、完全予約制です。お一人ずつのお時間を確保するため、事前予約のみ承っています。他のお客様と顔を合わせない、あなただけの時間として過ごしていただけます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の院長は誰?
A: 院長は黒柳 俊英(くろやなぎ としひで)。国家資格 鍼灸師として、長年の臨床経験を基にお身体に併せて4施術アプローチを開発。「並走するパートナー」としてあなたの体を整えます。
Q: くろちゃん鍼灸整体院の特徴は?
A: ①完全予約制 ②国家資格鍼灸師による1人対応 ③お身体に併せて4施術アプローチ ④継続率3ヶ月41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績 ⑤自律神経専門の根本ケア の5つが主な特徴です。
Q: くろちゃん鍼灸整体院はどんな症状に対応?
A: 自律神経の乱れ・不眠・めまい・慢性腰痛/肩こり/頭痛・産後骨盤・美容鍼・坐骨神経痛・更年期症状など、根本的に体を整えたい方の幅広い症状に対応しています。
実体験を持つ通われている方の声(30代-50代)
- 「3ヶ月通って、夕方の倦怠感が消えました」(40代女性・通院4ヶ月)
- 「初回で姿勢の歪みを実感、6回で朝の硬さがなくなった」(30代男性・通院2ヶ月)
- 「自律神経の波を自分で読めるようになった」(50代女性・通院5ヶ月)
3ヶ月以上継続率41.7%・平均通院4.0ヶ月の実績の一部。
専門用語ミニ解説
- 神門(しんもん)(手首横ジワ・小指側)
- 自律神経の調整に使う重要なツボ。3秒×5回押し。
- 内関(ないかん)(手首横ジワから指3本分肘側)
- 動悸・吐き気・不眠に。深呼吸と組合せ。
- 後頭下筋群(首の付け根の小筋群)
- 頭痛・首こり・自律神経の鍵となる筋肉。
- 梨状筋(りじょうきん)(お尻深部の筋肉)
- 坐骨神経痛の主犯。骨盤矯正と鍼で同時アプローチ。
交通アクセス・最寄り情報
📍 所在地
〒250-0862 神奈川県小田原市成田394-1
🚉 最寄り駅・アクセス
- 小田原駅から車で約10分(JR東海道線・小田急線・新幹線)
- 鴨宮駅から車で約5分(JR東海道線)
- 箱根板橋駅から車で約12分(小田急線)
- 富水駅から車で約8分(小田急線)
- 螢田駅から車で約7分(小田急線)
🚗 各エリアからの所要時間
- 南足柄市から: 約15分
- 開成町から: 約10分
- 松田町から: 約20分
- 大井町から: 約12分
- 湯河原町から: 約25分
- 箱根町から: 約20分
- 真鶴町から: 約30分
- 秦野市から: 約25分
- 中井町から: 約15分
🅿 駐車場
専用駐車場あり。完全予約制のため、お車でのご来院も安心です。
🔐 完全予約制
お一人ずつ丁寧にお向き合いするため、事前予約のみ承っています。
他のお客様と顔を合わせない、あなただけのリセット空間として過ごしていただけます。
📅 最終更新日: 2026年07月29日
くろちゃん鍼灸整体院(神奈川県小田原市成田394-1)
院長 黒柳俊英 / 鍼灸師歴17年(2009年4月取得)/ 累計4万人以上の施術実績 / 記事3500本以上
4施術同時アプローチ:骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、姿勢と自律神経を同時に整えます。
📊 3ヶ月以上継続して通われている方が41.7%、6ヶ月以上のメンテナンス層が31.7%、平均継続期間は4.0ヶ月です。
営業時間:9:00-19:00(最終受付18:00/施術19:00まで)/定休:水曜・日曜(祝日は水・日以外なら通常診察)
通い方の目安:症状が強い時期は週1〜隔週、安定期は月2回、メンテナンス期は月1回です(押し売りなし)。
【効果には個人差があります】




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